2013.08.18
カテゴリ： 手あみ
5月に仕事の環境が変わってから、腰を据えて編物に取り組むことがとても少なくなりました。
そのせいでしょうか、編物の腕がかなりなまったように思うことがしばしばあります。
技法的なことを度忘れするのはもちろん、そもそもきれいに編む技術が覚束なくなっている気がします。
このままではまずい！ というわけで、ここでじっくり基礎に立ち返り、シンプルな棒針編みのプルオーバーを編んでみることにします。
実は、とある知人（年配の女性）に「シンプルなセーターが欲しい」と頼まれていて、9月中には渡したいので、
いずれにせよやらなければならないことではあるのですが。
まず、ゲージを編みます。
使用糸：内藤商事 ザリーナ（50g-165m）
使用針：棒針5号
通常は、ラベルの号数を参考にするのですが、手のきつさ・ゆるさは人それぞれですので、
必ず試し編みをして（この場合は5cm四方ぐらいの小さなスワッチでよい）、編み地の風合いを確認します。
それに、なかにはラベルの表記がいい加減なものがありますので…（輸入糸は特に注意）
このザリーナという糸、適正棒針はラベルには3-3.5とありますが、これはミリ表示。
ということは、日本の号数で言うと、3号（3mm）～5号（3.6mm）。
私の手加減は、これまでの経験からすると、標準～ほんの少しきつめなので、まずは4号（3.3mm）で試し編み。
その結果、ちょっと編目がキツイかな… カッチリのメンズにはいいんだろうけれど。
というわけで、5号（3.6mm）に替えて試し編みして、柔らかい感じの編み地になったので、これで決定。
ほんの少しゆるいかなとも感じましたが、女性がふんわり着るにはこれぐらいがいいのかな…
ゲージは、なるべく１辺15cm以上の正方形に編み（例外あり）、できれば一晩放置してからスチームアイロンで編み地を整え、計ります。
ここで、念のためにラベルに書いてある標準メリヤスゲージと比較してみます。
けれども、この数字はまずありえないと、私は経験上断言できます。
なぜなら、よほど変わった糸・特殊な糸でなければ、メリヤスゲージの段数は目数の1.4倍前後におさまるのが普通だからです。
そして、実際に編んだゲージを計ってみると…、21.5目30段。
目数と段数の比は、1.395でやはり1.4前後。
そもそも、この糸でラベルどおりの26目ゲージだったら、あまりに目が詰まりすぎて作品が硬く重くなりはしないか？
さらに、ここで編んだゲージの寸法、重さを計っておきます。
重さは、できればデジタル天秤で0.1g単位で。
これは、製図をしたあと、糸の必要量をなるべく正確に見積もるために必要になってきます。
つづく
ザリーナ 内藤商事毛糸
そのせいでしょうか、編物の腕がかなりなまったように思うことがしばしばあります。
技法的なことを度忘れするのはもちろん、そもそもきれいに編む技術が覚束なくなっている気がします。
このままではまずい！ というわけで、ここでじっくり基礎に立ち返り、シンプルな棒針編みのプルオーバーを編んでみることにします。
実は、とある知人（年配の女性）に「シンプルなセーターが欲しい」と頼まれていて、9月中には渡したいので、
いずれにせよやらなければならないことではあるのですが。
まず、ゲージを編みます。
使用糸：内藤商事 ザリーナ（50g-165m）
使用針：棒針5号
通常は、ラベルの号数を参考にするのですが、手のきつさ・ゆるさは人それぞれですので、
必ず試し編みをして（この場合は5cm四方ぐらいの小さなスワッチでよい）、編み地の風合いを確認します。
それに、なかにはラベルの表記がいい加減なものがありますので…（輸入糸は特に注意）
このザリーナという糸、適正棒針はラベルには3-3.5とありますが、これはミリ表示。
ということは、日本の号数で言うと、3号（3mm）～5号（3.6mm）。
私の手加減は、これまでの経験からすると、標準～ほんの少しきつめなので、まずは4号（3.3mm）で試し編み。
その結果、ちょっと編目がキツイかな… カッチリのメンズにはいいんだろうけれど。
というわけで、5号（3.6mm）に替えて試し編みして、柔らかい感じの編み地になったので、これで決定。
ほんの少しゆるいかなとも感じましたが、女性がふんわり着るにはこれぐらいがいいのかな…
ゲージは、なるべく１辺15cm以上の正方形に編み（例外あり）、できれば一晩放置してからスチームアイロンで編み地を整え、計ります。
ここで、念のためにラベルに書いてある標準メリヤスゲージと比較してみます。
けれども、この数字はまずありえないと、私は経験上断言できます。
なぜなら、よほど変わった糸・特殊な糸でなければ、メリヤスゲージの段数は目数の1.4倍前後におさまるのが普通だからです。
そして、実際に編んだゲージを計ってみると…、21.5目30段。
目数と段数の比は、1.395でやはり1.4前後。
そもそも、この糸でラベルどおりの26目ゲージだったら、あまりに目が詰まりすぎて作品が硬く重くなりはしないか？
さらに、ここで編んだゲージの寸法、重さを計っておきます。
重さは、できればデジタル天秤で0.1g単位で。
これは、製図をしたあと、糸の必要量をなるべく正確に見積もるために必要になってきます。
つづく
ザリーナ 内藤商事毛糸
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手あみ（編物）と手まりを勉強しています。
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