鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
416987
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
あびの万華鏡
PR
Calendar
Favorite Blog
大谷さん26号! ア…
New!
ブルーミント555さん
紀野国旅行⑨☆樫野埼…
New!
まー(シモパ)さん
梅雨の日のホテルス…
New!
細魚*hoso-uo*さん
やる気が出ない人―脳…
キャシ 天野さん
スピリチュアルと政…
カークーさん
Comments
まー(シモパ)
@
Re:『見捨てられる<いのち>を考える』レビュー(11/09)
言葉を介さぬ一瞬の目くばせ~ 良いです…
abhi
@
Re:夫婦同姓は明治31年から(02/14)
それは給料が低く、不動産と教育費が高す…
まー(シモパ)
@
Re:夫婦同姓は明治31年から(02/14)
同姓にしろ。嫌なら乾坤するなとは 全く余…
abhi
@
Re[1]:私が死んでいくとき(02/01)
まー(シモパ)さんへ 今アップしている…
まー(シモパ)
@
Re:私が死んでいくとき(02/01)
生きて死んでいった証なんて、だれにも残…
まー(シモパ)
@
Re:歎異抄訳の問題点(01/29)
なるほど。 蝦夷差別の観点は、前にも聞い…
まー(シモパ)
@
Re:「今ここ」と「末期」(07/22)
いいや。わかります! って、わかってるつ…
ゆきこ@
日本にとって大切な参院選
初めまして、こちらのブログとは場違いな…
まー(シモパ)
@
Re:明仁が護憲派、平和論者という発言は、客観的に間違い!(04/30)
なるほど。なるほど。
まー(シモパ)
@
Re:民(01/06)
まつろうってのは服従するって意味で 祭り…
Freepage List
< 新しい記事
新着記事一覧(全965件)
過去の記事 >
2021.11.09
『見捨てられる<いのち>を考える』レビュー
(1)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
この本はZOOMを使って三回にわたって行われた緊急ミーティングの話し合いをもとに作られている。
その最も直接的なきっかけになったのは京都ALS嘱託殺人事件の発覚。また三回の緊急ミーティングの開催は、コロナの流行の先行きが最も心配されいた時期だといえる。
コロナの医療崩壊が一部で起こり、またさらなる崩壊が強く懸念されていた時期であった。
そのため人口呼吸器トリアージ(足りないとき、どのような判断、線引きで優先順位を決定するか)が緊喫の問題として、提言や議論の背景に影を落としている。
日本においてコロナの流行がやや落ち着いている現在の時点で見ると、あの頃の異様なまでの緊張感はやや緩和している。
また、コロナという現象そのもに対する認識や、ワクチンの有効性に対する認識、イベルメクチンなどの特効薬とされるものの効果に対する認識も様々な議論を経て、それぞれの認識を持つに至っている今の時点から見ると、たとえば私の持つに至った観点から見ると、まだコロナのことがよくわからないままに行われていた議論という側面はある。
しかし、それはだから意味を減じるというわけではなく、それだけの緊迫感の中だったからこそ、いずれにしろ考えなければならない問題が、まさしく緊急課題として突きつけられている中で深められた機会だったということができる。
もしも、コロナという目前の緊迫した状況がなくても、ナチスのT4政策と呼ばれた安楽死政策で殺されていった障碍者たちという歴史的事実。
ヨーロッパを中心に安楽死・尊厳死・終末期などという言葉が十分に検討されないままに進行していた<いのち>の線引きという問題。
この場合、一筋縄でいかないというのは、それ自体が大切な要素である。
一筋縄で合理的な判断が下され、さらにはそれがすべり坂を下って、いつのまにか拡大されいくこと。
そのことへの懸念が本書の全体を通底している。
それぞれの論者、提言者は自分の立場を踏まえて意見を述べている。
が、そこでたとえば安楽死・尊厳死について、賛成反対くっきりとした意見を言ってすませるのではなく、
その線引きでいいのか、それはさらにすべり坂をすべって拡大していかないか、そういった懸念や躊躇、迷いや苦しみがそのままに語られているといっていいだろう。
具体的には年齢で区切って「延命治療」を無駄と見る施策をとる国への疑問。
「終末期」であるという判断を専門家が行い、そうでないと判断されたものと<いのち>の扱いに事実上の線引きが行われてしまうことへの疑問。
重病や重度障碍などの状態にある人について、最大限のケアなしに、QOLが低すぎるから死んだほうが幸せではないかと考えたり、「自己決定」の名のもとに「本人が望んでいるから」と死について「医療援助」することへの疑問。
などなどである。
たくさんの言葉に「 」を付けざるを得なかったのであるが、これらの言葉の使用方法そのものの中にすでに罠があり、十分に検討されたうえで用いられているのではないという問題意識も強い。
しかし、とりあえず、上からの「合理主義」でほかならぬ<いのち>そのものが選別されてしまうよりは、ここでもあそこでも「ちょっと待ってください」と再考を促すこの本の立場に私は基本的に賛同する。
まただからといって、すべてにおいて、何が何でも命を守れと叫んでいるわけではなく、最大限の自覚を失うなと静かに促しているのが、この本の立場だといえる気がする。
私自身に関していえば、13分間の心肺停止を経て、意識回復せずに死ぬと言われていた10日間の経験に想いを馳せずにはいられない。
人工呼吸器は口から入れている場合、感染症にかかりやすい。ゆえに長期的な延命を企図するなら気道切開をしてつなぐのが望ましい。長い植物人間状態の末に結局意識を回復せずに死ぬことが予想されるが、気道切開しますか?と家族は問われていた。
もっと医療現場が逼迫している状態なら、「諦めたほうがいい」という有形・無形のプレッシャーが強くかかってもおかしくないような病態であったと言えるだろう。
実のところ、蘇生してからの十年弱の間に三冊の書籍を書き、一冊の旧著(絶版)の改訂増補版をnoteに発表したりもしている。
いや、本を書いたり、仕事をしたり、なんらかの活動ができるように至ったから生きていてよかったのだとするのも、おかしい。
誰かと少しでも意志疎通をし、泣いたり、笑ったり、愛し合ったりする瞬間があるだけでも、それがたとえ言葉を介さぬ一瞬の目くばせであっても、<いのち>には見捨てられない「価値」「意味」があるのではないか。
そのような個人的な思いを記し、<いのち>についての合理的な線引きには最大限の自覚で思想的営みが続けられなければならないという言明を改めて行って、この本のレビューを閉じたいと思う。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
いいね!
0
シェアする
Last updated 2021.11.09 02:47:59
コメント(1)
|
コメントを書く
■コメント
お名前
タイトル
顔選択
普通
うれしい
悲涙
アイタタ
え~っ
ムムッ
ないしょ
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。
利用規約
に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、
こちら
をご確認ください。
Re:『見捨てられる<いのち>を考える』レビュー(11/09)
まー(シモパ)
言葉を介さぬ一瞬の目くばせ~ 良いですね。
返事を書く
< 新しい記事
新着記事一覧(全965件)
過去の記事 >
ホーム
フォローする
過去の記事
新しい記事
新着記事
上に戻る
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね!
--
/
--
次の日記を探す
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
広告を見てポイントを獲得する
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
ログインする
x
© Rakuten Group, Inc.
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: