2019年09月26日
カテゴリ： 日本語本
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ
内容（「BOOK」データベースより）
あの事件が起こるまでは。
チエミが母親を殺し、失踪してから半年。
みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。
彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、
全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。
第142回直木賞候補作品。
作者の出身地である山梨が舞台。
都会と地方の比較の小説は
沢山ありますが、
その地方の中でも格差がある、
というシビアな内容。
数人の女性が生々しく語る
読んでいてヒリヒリすることおびただしい。
爆発した女性が発する言葉が
キツイキツイ。
地方の二十代の女性の
息苦しさがこれでもか、
と描かれます。
神宮司みずほが、幼馴染みのチエミを
探す物語なのですが、
母と娘の話でもあります。
タイトルの意味が最後に明かされるのですが、
明かされるシーンでは、息をのんでしまいました。
凄いタイトルです。
最後が辻村深月さんらしいもので、
深い印象を残します。
第二章は一気読みでした。
ミステリーとしても、
一級品でした。
内容（「BOOK」データベースより）
あの事件が起こるまでは。
チエミが母親を殺し、失踪してから半年。
みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。
彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、
全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。
第142回直木賞候補作品。
作者の出身地である山梨が舞台。
都会と地方の比較の小説は
沢山ありますが、
その地方の中でも格差がある、
というシビアな内容。
数人の女性が生々しく語る
読んでいてヒリヒリすることおびただしい。
爆発した女性が発する言葉が
キツイキツイ。
地方の二十代の女性の
息苦しさがこれでもか、
と描かれます。
神宮司みずほが、幼馴染みのチエミを
探す物語なのですが、
母と娘の話でもあります。
タイトルの意味が最後に明かされるのですが、
明かされるシーンでは、息をのんでしまいました。
凄いタイトルです。
最後が辻村深月さんらしいもので、
深い印象を残します。
第二章は一気読みでした。
ミステリーとしても、
一級品でした。
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最終更新日
2019年09月26日 23時03分13秒
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