自動延長1

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プチレポ1:自動延長のオークションにどう勝利するか

自動延長のオークションってみなさんどうやって戦っていますか?正直いやですよね。絶対ほしいな、って思うモノに限ってついていたりして。狙ってる人も多くてどんどん高値になっていってしまう・・そういうメに遭った経験は一度や二度ではないはず。何かグッドな対応策はないものか・・。いつも考えていました。

自動延長がついていないオークションなら限りなく勝利に近くなる方法があります。「秒殺」とネーミングされたこの方法をご存知ない方は愛拓さんの 「オークショニアへの道(秘策・楽天編)」 をご覧下さい。

すごいですね~。子供のためにがんばる母は強い。愛拓さんはこのページの最後に「次回は某ヤ*オクの秘策」を書くと予告されています。これは自動延長対策と思われます。ヤフオクは自動延長ですものね。ヤフオクでの評価が1000になろうとしているベテラン愛拓さんの、しかも「秘策」といわれてはすごーく読みたくているのですが・・今、オークションに忙しいみたいです。これをお読みになったみなさんも時々愛拓さんのサイトをチェックしてみてください。そこに何が書かれるのか・・絶対にチェックです!!

仕方がないので初心者おきーは自動延長で白熱しているオークションをウォッチングしていました。パソコンパーツなど、入札者の大半が男性(とおぼしきネームが多い)の場合はコメント「なし」の行列状態でそこから入札時の心理を読み取るのは難しいのですが、入札者に女性が多い・・例えば香水とか食器とか・・のオークションではみなさんでコメントを通してチャット状態になっていることも多く、そこから入札している時の心理状態がうかがえます。

みなさん、どんなことをおしゃべりしていると思いますか?もっともポピュラーなのが最初は「みんなで愚痴っている」パターンです。

「いつまで続くのかしらねー。」「自動延長っていやねー。」そうやって愚痴っているわけです。(「みなさんのご予算はおいくらなんですかあ?」という質問を結構よく見かけるのですがこれに対する答が書きこまれていたのは見たことがありませんねー。)

少し延長が長引いてくると自分が延長させる入札をするときに他の入札者の人たちに謝るようです。「また延長させちゃってごめんねー。」「あ~あ、また延びちゃった(泣)」のようなパターンです。みなさんかなり疲れてきていて自分もオークションやめたいんだけどどうしても欲しいからやめられない。他の人にもそういう思いをさせて悪いなあ・・そういう心境でしょうか。

そうやっているうちに誰かがしびれをきらしてそれまでの入札金額をいきなりあげて他の人を追い落しにかかってそのまま決るか、誰かと一騎打ち・・ということになるようです。一騎打ちになると二人で黙々と入札するパターンが多いのですが中には派手にケンカしているのもありました。

「絶対に絶対にゆずれないのよ!!娘と約束してるんだから!!」。相手も困って「でも、私も欲しいんですよぉ。」とちょっと引き気味に応戦すると「いつまでやらせんのよ!もういいかげんにしてよ!!」と競争相手に叫びつつ出品者に「お願い!これでなんとかして!!」と早期終了を懇願したりという作戦の同時進行をしていたりします。(結局すごい剣幕でわめいたおかげでこの方は落札されました。もし落札できなかったらどうされたんでしょうねぇ。ちょっとコワイです。)

本当は競合いの相手が悪いんじゃないんですよ。出品者が意図して自動延長にしてやらせてるわけなんです。だから出品者に対して「バッカヤロー!こんな出品のしかたしやがって。入札するこっちの身にもなってみろってんだ。」とコメントしなくちゃいけないはずなのですが・・そういうコメントってないですね。それを書いちゃうと例え落札しても取引するとき気まずくなっちゃうからでしょうか?すでにオークションが始っている以上、言ってもどうしようもないからでしょうね。

さて、ここからが問題です。ここから「いかに値段を上げず」に「競争相手にダメージを与える」か、を考えなければいけません。これはご存知のように難問です。まず、資力の差がありすぎる場合はかなり厳しいですね。自分が2000円までしかこの商品に出せないのに相手は5000円ならお得だと思っているような場合。これは相手がしびれを切らしたら負けてしまうわけです。

ただ、幸なことに実際は「モノには相場」というものがあるようで、「だいたい送料をいれてこのくらいの値段よねー。」と思う金額はみんな同じくらいです。中古には中古の相場があるようです。(中古品の相場価格についてはフリマウォッチングレポート(その1)でもちょっとふれてますのでご興味のある方は読んでみてください。)だから、例え相手が絶対金額で高額な可処分所得を持っていようとも「この商品にこれだけかけるのはいやだわ」と思えばあるいは「これだけ熱意をもってがんばってる人がいるんじゃつきあうだけ時間の無駄だわ」と思えば勝算は充分にあるってわけです。

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