Αlicе in Wonderland

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2008/06/23
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カテゴリ: †Αlicе’s diary†
何とか彼との仲が落ち着いて
休みの日は
一緒に過ごしたり、出掛けたり
しばらくの間は平和だったんだけれども

それも長く続かないのが私達。

「自分の気持ちをちゃんと伝えないとダメだ」

そう思った私は毎日、彼にメールを送り続けた。

付き合ってから1度も
そんな事した経験がない。


ただ「読んでくれればいい」
って思っていた。

それがあらぬ方向に逸れていった。

彼は私に対して
気に入らない部分の指摘を始め
次第に別れを切り出してきた。

どうひいき目に見ても
彼の一方的で身勝手な内容の
メールが許しがたい。

特に1つ、許せない内容のメールに
とうとう私もキレてしまった。


最終的に話し合いをする
という形で落ち着いた。

後日、私は彼の家を訪れた。

その頃にはすっかり
熱は冷めていたのだが

後悔しそうな気がして
言いたい事を伝えた。

彼はどうしても別れたいようだ。
私が「絶対許さない。
納得いくように説明して」
と言っても
「もう決めた事だから」
と引かなかった。

挙句の果て
「もう好きじゃなくなったんだよ」
と言われてしまった。

久しぶりにいっぱい泣いた。
人前でそんな泣く事なんてない。

「1人でたくましく生きていくんだよ」
なんて一言が
余計に悲しくて、悲しくて
涙が止まらなかった。

今度は怒りがこみ上げてきて
何度彼を殴ろうか (暴力的
と思い、その度止まった。

次に説得を試みた。
が、やはり彼の意思は変わらない。
それでも私は諦めなかった。

「本当に嫌なの」

彼は首を横に振るだけだった。

来週、誕生日なのに…
なんて考えてたら切なくて
せめて誕生日は一緒にいたいと思った。
その思いを遠慮がちに伝えると

「いいよ、ドコ行こうか」

と意外な反応を示した。
最後に良い思い出を残してあげよう
という彼なりの優しさなのだろうか…

だったら
それは偽善でしかない。

私はまだ諦めていない。

納得してないのに別れるとか
一方的に気持ちを押し付けられるとか
言い負かされるとか
絶対ないんだから。

「本当にダメだ、無理だな」
って思えない限り
別れる気なんてない。


この後、意外と私達は普通で
私は彼の服を畳み、部屋の掃除をし
彼はいつものようにギターを弾いていた。

いつもと違う所は会話が増えた事。
何で別れ話を切り出された後に
お互いの身の上話をしているのかが
大いに謎だったけど。

私もダメなんだな、きっと。

彼への不信感と
軽蔑に値する振る舞いは
私の中で大きな割合を占めるものとなった。

なのに、どうして別れられないのか?

同時に私が彼に抱く
思いの大きさも知る事に
なったからかもしれない。





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Last updated  2008/06/23 08:59:47 PM
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