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後藤田正晴 ― 昔からこの人にはなんとなく好感を持っていました。田中派が中曽根内閣に送り込んだ官房長官だったわけですが、醜い政治闘争から超然とした硬骨漢という印象が残っています。後藤田さんのことをもっとよく知りたいと思って購入しました。あとこの本、分厚いのも気に入りました。文庫本ですが、400ページが2冊の上下セットです。読み応えがありそう。
2006年07月19日
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書店で見かけて面白そうだったので購入しました。この本を手にとって初めて、そういえば日本語のルーツを全く知らないことに思い至りました。これまでなぜ気にならなかったのだろう? 自分が不思議です。あまり専門的な内容だと困りますが、この本はとっつきやすそうです。
2006年07月19日
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イスラム教は宗教であると同時に、社会を規定する法律や道徳の側面が強いといいます。この本は、政治・歴史・文化といった様々の側面からイスラムを語ろうとしているようです。盛り沢山の内容で面白そうかな、と思って購入しました。
2006年07月19日
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楽器をやる人間の間ではたまに話題になるテーマを、一冊の本にまとめたものです。私の経験からも、演奏している楽器によってその人の個性にある種の傾向が生まれることって、よくあるような気がします。
2006年07月11日
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まだまだ元気だけど、一人暮らしの母のため、自分や嫁さんのため、痴呆について知っておきたいなあ、と思って購入しました。「高齢者虐待」という本を読んでから特に、この分野には関心が高くなったように思います。
2006年07月11日
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この人の本は初めてです。どうかな?-----書評 20060706けっこう面白かった。婦人公論に連載した作品の文庫化だそうで、やはり30代以上の女性にオススメ。全体的にほのぼのしていて、奇をてらったようなプロットもありません。「あー、こういうのありそう」という感覚をうまく作品に仕立てているように思います。奥田英朗がカミソリとすれば、この重松清はナタの切れ味かな。何回読んでも飽きないような深い味わいがある、、、かどうか?その判断はまだ下せていませんが。それがこのタイプの作家の勝負どころでしょう。この人の作品は、もう何冊か読んでみようと思います。
2006年06月30日
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この人のマンガはかなり面白いので何冊か持っています。トニーというアメリカ人の旦那さんをネタにしたものばかりですが、難しいことを肩がこらない軽さで語るのが上手です。この本も楽しませてくれるでしょう。-----書評 20060706英会話で苦労したことがある人にオススメ。英語のなかでも会話だけに絞って学習する体験記になっています。巷にあふれる学校や教材を生徒の視点で語るのが楽しめます。ふむふむ、世の中こんな世界があるのかあ。
2006年06月30日
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昨日は梅雨空の下、バーベキューを楽しみました。大人が15人、子供が2人、犬が4匹。犬とのコミュニケーションについて少し考えていたので、この本が目に留まったようです。著者の語り口に好感が持てました。-----書評 20060706私は特に犬好きでもないのですのが、そんな私でも、この著者のクールなプロ意識に驚きました。盲導犬の訓練や普及に長くたずさわった人ですが、いやだからこそ、ペットとして愛玩する感覚とは遠く離れています。それは読んでいて不愉快な冷たさではなく、むしろ犬を人間と対等に扱う見識として受け取れます。印象に残ったことがひとつ。「叱ってはいけない」ばかりか、「言い聞かせてもいけない」らしいです。理解できない(できるわけがない)言葉を投げかけて、それを理解したものと人間が勘違いすることの弊害が大きいとのこと。私が直面している2歳児のしつけに相通ずるものを感じました。それではどうすればよいかというと、「物理的に強制した上で褒める」のが効果的らしいです。なるほどなあ、と感じました。抽象的で分かりにくいですね。具体的には、、、本書をお読みくださいませ。犬好きでなくとも、教育や発達に興味があれば、一読の価値があると思います。
2006年06月26日
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SDIから後、どうなっているんだろう?アポロ11号は私が1歳のときでした。人生も折り返し地点の今、将来の見通しに興味があります。もちろん単なる好奇心ですが。-----書評 060706あったりまえ!、の話ではありますが、宇宙開発は軍事力整備に直結しています。軍事力整備は政治情勢に直結しています。その当たり前を再認識させてくれました。今後の宇宙開発の見通しは、国際政治情勢においてアメリカの仮想敵の脅威が大きければ、風が吹けば桶屋が儲かって、宇宙ステーション開発や人類の火星着陸が早くなる、というわけです。まあねえ、、、そんなのが当たり前ではありますけどもねえ、、、なんかもうちょっと夢とか希望とか、青少年の健全育成とか、、、そういう話も聞きたいよなあ。。。とは呟きつつも、そんな綺麗事やらSFの夢物語を一顧だにしない著者の姿勢に拍手を送ります。
2006年06月26日
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音楽の本質に迫ってくれるらしいので買ってみました。音楽とは何だろ?、ということに元々興味がありまして。平素、私は言葉を大切にしています。と同時に、自分が言葉に頼りすぎ、偏しているとも思っています。つまり言葉を使わない世界は苦手です。例えば絵画や写真や彫刻、ファッションやデザインへの感性はかなり鈍いと自覚しています。ところがそういう私が、音楽だけは大好きで、それなりに発達したアンテナを備えているように思うのです。これは幼い頃から様々な楽器演奏の教育を受けた体験が影響しているのでしょうが、その中身がなんなのかなあ、と以前から漠然と考えていました。視覚ではなく聴覚のほうが発達している?そういえば、言葉も本来的には聴覚によるものです。そんな訳で、聴覚から音楽の本質に迫る、との売り文句のこの本に期待しています。---書評 060711人間の感覚は不確かなのが当然なのに、「絶対」とは変ですね。それはどういうことなの?というテーマに対して、大きく分けて3つのアプローチをしています。・音楽理論・認識論とか認知心理学・社会学(特に日本)楽器を演奏する人、していた人には、かなりオススメです。私自身はとても興味深く、楽しく読みました。そして、友人の音楽仲間にも勧めようと思います。内容はかなりハードな、真面目なものです。音楽理論や心理学の用語を駆使せざるをえないレベルです。ですので、音感について実感をもって考えた経験がない人には難解で退屈に感じられることと思います。とはいえ、有名な演奏家の発言が多数引用されたり、エピソードが紹介されたりしますので、音楽に興味があるひとには読みやすいよう工夫されています。いい本でした!
2006年06月19日
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題名に惹かれて買ってみました。どうでもいいけど、ソフトバンク新書、というのは初めて見ました。---書評 060711日本で一般的に見られる野性の鳥について、素人が楽しめるように解説しています。あまり専門的な内容に偏らないのは好感がもてますが、通り一遍の内容とも受け取れます。うーん、私としては、もう少し読み応えが欲しかったかな。。
2006年06月19日
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書店で見かけて、内容に圧倒されて購入しました。なんとも刺激的なタイトルと感じますが、それは自分の中で目をそむけたいというタブー意識が刺激されるからでしょう。児童虐待対策よりも多くの社会的コストをかけて取り組むべき課題かもしれません。---書評 060711疲れました。とにかく重く、暗く、憂鬱な本です。一気に読むことができず、何回も中断しながら、別な本と並行して読み進めました。しかし、この本に出会ってよかったと思います。家族を持っているなら、家族の将来を真面目に考えるなら、「読むべき」本と言えましょう。
2006年06月15日
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著者「両国の隠居」さんの家にお邪魔して、本棚を眺めていたら面白そうだったので、その場で売ってもらいました。---書評 060619女性からなぜか信頼され頼られる著者「両国の隠居」さんのエッセイとして読むと面白い。モテル男は得なことがいっぱいあるんだなあ。。このキャラクターはとても真似できないけどね。女性向けのハウツー物ではありません。#って当たり前か。。
2006年06月15日
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好きなんですよ。このシリーズ。たまに見つけると買ってしまいます。10年以上前に知り合いに教えてもらって。ほのぼのしたい人、鎌倉が好きな人、昔話や言い伝えに興味がある人、などにおすすめです。
2006年06月15日
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前作が面白かったので購入。 ---書評 20060612旧き良き時代と最先端と、双方を知る著者の視点が興味深い。文章力もなかなかGOOD。かなり楽しめました。
2006年06月12日
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本の帯のコメントに惹かれて買ってみました。なんか最近ぼんやりと考えていることに近かったので。
2006年06月12日
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この人の本は初めてだ。どうかな?
2006年06月12日
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伊良部先生シリーズの最新刊。これまでの勢いがあることだし、面白いにきまってます。しかし濫作気味の奥田英朗さん。筆が荒れるか荒れないか、注意深く見守っていきたい。 ---書評 20060612シリーズ3作目のこの本も面白い。おかげで仕事を半日サボってしまった。。今回は有名人のそっくりさんを登場させた。(ナベツネ、ほりえもん、黒木瞳)シリーズ物を新鮮に読ませる良いアイデアだったと思う。苦労も垣間見えるけれど、全体のパワーが維持されていますね。おすすめです。
2006年06月12日
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毒舌コントで名を馳せた人の発想にちょっと興味を覚えました。まあ、著者本人が書いていないかもしれないし、下手すれば読んでもいないかもしれませんが。あ、楽天ブックスで扱ってない。amazonにもyahooにもあるのになあ。。。---書評 20060612やっぱりゴーストライターの作なんだろな。いかにもビートたけしが言いそうなことが書いてあってつまらなかった。2度と読まない、本棚の肥やしになります。本を捨てるのは嫌いなので捨てませんが。
2006年05月18日
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奥田英朗さんは、数ヶ月前に初めて読み、大のお気に入り作家となりました。本書を読めば、文庫化された作品は大体読了となります。しかし、最近の濫作ぶりは目に余る、、、いや今はこれが普通??貴重な才能が磨り減りはしないだろうか。密かに勝手に心配しています。ああ、心配だ。。。野球の国---書評 20060612うん、まあ、面白かった。2度は読まないだろうけど。暇つぶしの軽い読み物として最適。このひと奥田英朗さんは、恐ろしく筆が立つ。小説家としてすんばらしい。しかしエッセイを書くと、筆が立つことが鼻につくように思う。「暇つぶしの軽い読み物として最適」と言われることを狙って書いたのが透けて見える。あまりにも有能すぎて、小賢しい、という印象になっちゃうのかな。やはり本業の小説に邁進されることを望みます。
2006年05月18日
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中学生のころに読んだはずですが、内容をすっかり忘れています。しかし書物として雰囲気をかすかに記憶していて、懐かしさを覚えて購入しました。あすなろ物語改版---書評 20060612う~ん、、、あまり面白くはなかったなあ。。現代の小説のほうが、内容的にも技術的にも優れているように思う。歴史的価値はあるのでしょうけども、それだけっていうのは寂しい。。自分自身の年齢とか、ライフステージによるのかもしれない。結論、、、「う~ん」。
2006年05月18日
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藤原正彦さん、「国家の品格」ですっかりメジャーになりました。もう「新田二郎の息子」という紹介もみかけません。初期の作品は、数学者の余技と自覚しての遠慮が垣間見え、軽妙でありながらも、上品な持ち味がありました。最近では、「国家の品格」そうですが、「言いたいことを言うんだ、誰に遠慮がいるものか」という開きなおり、あるいは焦りが垣間見えます。とはいえ、この力強さこそが藤原さんの本性であり、「国家の品格」の大ヒットの源泉でもありましょう。さて、本書は1999年頃のエッセー集だそうです。このころの藤原さんの姿勢に興味があって購入してみました。
2006年05月18日
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この人の本は初めてだ。どうかな?書店でたまたま目に留まったので購入しました。噂---書評 20060612こりゃあ、おもしろい! 傑作かも。全体としてちゃんとしたミステリです。しかも、かっこいい仕掛けが潜んでいます。露骨であざとい、でも気づかない人は気づかないであろう、面白い仕掛け。なあんて、こう書いちゃうといけないかもね。僕は初見でなーんにも期待せずに読んだお陰か、けっこう満足できました。期待しないで読んでみて。(^^
2006年05月18日
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