あま野球日記＠大学野球

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2007.08.29

ローズ、敬遠の苦い思い出

(6)

テーマ：プロ野球全般。(13938)

カテゴリ：近鉄バファローズ

「バカ、バカっ、バカって、いったい誰がバカ？」

きっかけは、２６日のオリックス-楽天戦だった。

タフィ・ローズ と本塁打争いを演じる 山崎武司 （愛工大名電高）を
チームに抱える楽天・ 野村克也 監督。ローズを打席に迎えたときに
敬遠を指示したことにある。

「 ノムラカントク、バカ 」と、ローズが吠えた。

ローズを弁護するつもりは毛頭ないけれど、彼には「敬遠」
苦い思い出がある。これは、あまりに有名な話だが。

２００１年９月、まだ 近鉄バファローズ に在籍していた頃のこと。
ホークス・ 王貞治 監督のもつシーズン最多本塁打記録（５５本）
の更新に挑んだローズ。その王さんが監督を務めるホークス戦で
徹底して敬遠策をとられ、記録更新はならなかった。
（わざとボール球を打ち凡退することもあったため、記録は２四球）

ローズ、この時の忸怩たる思いを忘れてはいないはず。

念のため断わっておくと、敬遠を指示したのはホークス・コーチの
若菜嘉晴 （当時、柳川商高）。王さんのいない場所で選手を集め、

「王監督の本塁打記録を守れ。どうせあいつ（ローズ）はアメリカ
に帰るんだから」

檄、王さんはまったく知らなかったとされている。

さて、話を戻す。

ローズに「バカ！」といわれた野村監督、
「 はい、そうですよ。バカですよ 」
と軽く受け流して、オトナの対応を見せた。

だが、黙っていられなかったのは、正義感の強い山崎武司。
「 お前がバカっていうんだよ。自分のことしか考えていない 」と発言。

「 バカ論争 」が始まった！

山崎の話を伝え聞いたローズ、再び怒りを爆発させる。
「彼は２１年目で２００何本（２９５本）だろう。オレは１１年で
４００本（３９７本）まであと３本や。どっちがアホや！」

「 彼が６年連続４０本打ったら話を聞いてやるよ。オレの携帯は… 」

「 オレは六甲に住んでいる。話したかったらこっちへ来い！ 」

どんどんローズの怒りはヒートアップしていく・・・。

終いにゃ、「 お前のカアチャン、出べそ！ 」なんて言い争う
ことになりそうだ。

ま、こんな話題はどうでもいいのだけど。
ブログに書いたことを、今更ながら後悔している。

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