須田幸太
(土浦湖北高-早稲田大)が大車輪の活躍を見せている。
3月11日に行われた1回戦は3番手で登板した。スコアは3点のビハインド、
なおも続くピンチに登場し、住友金属鹿島の打線を完璧に抑えた。その後に
チームは大逆転。延長の末に勝利し、思わぬ形で須田に白星が転がり込んだ。
「拾いものですけどね。でもチームが勝って本当に良かった
」
(スポニチ)
そして昨日の2回戦(13日)。須田は三菱重工名古屋戦に先発で登板、7回を
1失点に抑え、またも勝利投手(大会2勝目)となった。
須田幸太
の早稲田大時代。
本当なら早稲田のエースとして、大活躍を期待された存在だった。
少なくとも2年生の頃までは。なのに 斉藤佑樹
(2年、早稲田実)が入学したことで
最もワリを喰ってしまったのが須田。一昨年(2007年)の春季リーグに開幕投手
の座を斎藤に奪われて以降、須田が背負っている(右のエースナンバーを示す)
背番号「11」は、「実」を伴わない「名」だけのものになってしまった。
昨年の東京六大学・秋季リーグ。 明治大vs早稲田大2回戦
(2008年10月19日)
では先発登板したものの、ピンチを迎えた途端に交代を告げられ、マウンドを降りる
時には悔し涙を流していたものだった。
※この試合が須田にとって、リーグ戦最後の先発登板となった。
周囲の期待が溢れていた大学時代の前半(1~2年生)。そして斎藤佑樹
(早稲田実)が入学し、周囲の注目がそちらに行くことで不遇の身となった(と思える)
後半(3年~4年生)。そんな時を経てのJFE東日本入りだったが、須田はさっそく
活躍を見せている。大学時代に味わった「マイナス」の経験をバネにして、思い切り
「プラス」のパワーに変えて、大きな花を咲かせてほしいものだ。
4月4日は社会人・東京六大学対抗で早大と対戦する。
「大学のときは自信をなくしたこともあった」と振り返るが、今は違う。社会人の質の
高い練習で鍛えていけば、4月には学生時代とは違う姿を後輩たちに見せられると
いう確信がある。
(スポニチ)
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