高校野球
(センバツ)が始まった。
開会式直後の第1試合は、岡山・倉敷工高-大阪・金光大阪高戦。
延長12回、倉敷工5番・ 日下太希
が二死一・三塁のチャンスにライト右を
ライナーで抜ける強烈な打球を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。
(延長12回)
金光 210 120 003 001 =10
倉敷 100 301 013 002X=11
あって、序盤から試合は荒れた。金光が常に先手を取り、倉敷工がすかさず
追いつく、試合の「流れ」がクルクル変わる、いかにも「高校野球」らしい内容
だった。
※高校野球(甲子園)では、選手個人の力量やベンチワークではコントロール
できない試合の「流れ」が勝敗に大きく影響することが度々あるようにボクは思う。
「流れ」の風向き(→、↑、←)や頻度、そして(流れの)力の大きさなどの違いが
最終的に勝者を決めることが多いのでは?
この試合、その「流れ」がクルクル変わることで互格の試合になったものの、
延長に入ってからは、試合の「流れ」は常に倉敷工に吹いた。そのことが、
倉敷工にサヨナラ勝ちを呼び込んだのではなかろうか。
(例1)
倉敷工、実は延長11回裏にもサヨナラのチャンスがあった。
一死三塁の好機に、途中出場の7番・ 早藤達哉
が、いきなり初球からスクイズを
敢行した。だが、バッテリーはそれを嘲笑うかのように、投球を大きく外にウエスト
して阻止。スタートを切った走者は三本間で狭殺され、倉敷工はチャンスを潰した。
このスクイズ失敗は、試合の「流れ」を金光に奪われそうなプレーだったが、結果は
そうならなかった。
(例2)
そして延長12回裏、1点差を追う倉敷工の攻撃。(スコア9-10)
一死満塁のチャンスに、4番・ 三木大知
のライト前安打で三塁走者が生還(同点)、
二塁走者も本塁に生還を狙ったものの、ライトからの好返球でタッチアウト。
このシーンも、「流れ」は金光に移りそうなものだが、結果は逆。
次打者の5番・ 日下太希
がライト右に安打を放ち、勝利を決めた。
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