あま野球日記@大学野球

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2009.07.22
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カテゴリ: プロ野球

川上哲治 監督のこと。


「打撃の神様」「ボールが止まって見える」「哲(鉄)のカーテン」「石橋を叩いても
渡らない」などなど、川上さんを表す言葉は様々ある。ただボクが今まで知らな
かったエピソードが『伝説のプロ野球選手に会いに行く』(高橋安幸著、白夜書房
刊)に書いてあって、それがとても面白かった。


「野球」に対しての洞察が面白く、またミュージシャンでもある 大瀧詠一 さんが
川上さんに関する逸話をいくつか紹介していた。例えば、こんなこと。


「川上さんの野球はつまらない」と当時はよく言われていた。その代表的な例に
「初回から送りバントをする」戦法がある。でも実はこれ、川上さんなりの究極の
ファンサービスだったと大瀧さんは指摘している。


「面白くない野球でも、堅い野球でもないのよ。ドジャース戦法を取り入れたという
のが通説になっていたけど、実はファンサービスだったんじゃないかと。つまり1番
の柴田が塁に出て、2番がバントなら、『あ、4番の長嶋まで廻る』ってファンは思う
んだよ」


「初回の送りバント」の本質は、「長嶋に廻すための、いわばお膳立てだった」。


「みんな、その、川上さんの深い考えを知らないから、、堅いとか石橋とかって
いうようなことで、形式だけをのちのフォロワーは真似したんじゃないの?
それで犠打の数がクローズアップされたり、おかしなことになっちゃった」



川上さんの采配は「究極のエンターテイメント」だったと言える。


ま、ボクは 長島茂雄 さんよりも、 黒江透修 さんのほうが好きだったけれど。


黒江透修 の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「V9の正遊撃手・黒江透修」  (2007.6.10) → 
こちら へ。


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Last updated  2009.07.23 21:42:05
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