今日(11月20日)、明治神宮大会<大学の部>決勝が行われた。立正大vs
上武大の初出場校どうしの対戦となったが、立正大がスコア2-0で勝利。
同時に東都大学リーグ代表校の4連覇を果たした。
■以下、サンケイスポーツより。
明治神宮大会第5日(20日、神宮)大学の部・決勝戦は、立正大(東都)が荒木の
本塁打などで上武大(関東第1)を2-0で下し、初の決勝進出で初優勝を飾った。
東都秋季リーグに続く2冠。1994年の東亜大以来の初出場優勝で3度宙に舞った
立正大の伊藤監督は「2度も胴上げされて感無量です」とほおを紅潮させた。
序盤に2点を奪って優位に立ち、4年生の小石と菅井が三塁を踏ませず無失点リレ
ー。今大会3試合で1失点と好調だった投手陣を代表して小石は「人生で最高の日」
と会心の笑みを浮かべた。
春のリーグ戦で入れ替え戦を経験したことで、選手たちに「フォア・ザ・チーム」の意識
が芽生えたことが勝利の原動力。神宮大会は東都の代表が3連覇していた中で、
指揮官は「プレッシャーがあり、正直ほっとした」と本音を漏らした。
(決勝、11月20日)
上 000 000 000 =0
立 101 000 00X =2
(上)●松永-斎藤-赤羽、(立)○小石-菅井
■この試合、録画で途中から見た。とても際立って見えたのは立正大の投手・
小石博孝
(4年、鶴崎工高)。テイクバックの小さい、そして球の出所をグラブで隠し
ながら、腕が遅れて出てくる独特のフォームで、上武大打線を7回までほぼ完璧に
抑えた。7回、被安打2、奪三振8、与四死球3、自責点0。
100kmのカーブと130km前後のストレートが主体。緩いカーブが効いて、決して
速くないストレートがとても速く見えた。卒業後はNTT東日本に進む予定らしい。
■立正大、今年(2009年)春のシーズンは1・2部の入替戦を経験したチーム。
なのに秋は1部リーグで優勝し、さらに全国(神宮大会)まで制覇するのだからスゴイ。
地獄から這い上がった「力強さ」というか「たくましさ」を感じるし、それと同時に、
東都リーグのレベルの高さをあらためて思う。
そもそも東都・春季の順位(1部)はこうだった。
1位 東洋大
2位 青山学院大
3位 亜細亜大
4位 中央大
5位 國學院大
6位 立正大
このため、最下位だった立正大は、入替戦出場を余儀なくされた。
入替戦の成績は、次の通り。
第1戦 立正大 1-0 専修大
第2戦 立正大 4-2 専修大
※いずれも先発は小石だった。
そして秋季の順位は、春季のAクラスとBクラスがほぼ入れ替わった。
1位 立正大
2位 亜細亜大
3位 國學院大
4位 中央大
5位 東洋大
6位 青山学院大
ついでに言うと、秋季2部リーグで優勝し、1・2部入替戦で青山学院大に勝利して
1部昇格を決めた国士舘大、春季成績は2部の最下位で2・3部入替戦を経験して
いる。
◇ 2009東都・入替戦
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「入替戦。青学大、国士大に敗退」
(2009.11.7) →
こちら
へ。
■大雑把な言い方ではあるけど、
東都リーグは1部・2部の12チームの実力はほぼ似通っており、どこが出ても
全国制覇できる可能性があると・・・、ま、そんなことが言えるかもしれないのだ。
【東京六大学2025秋】小早川毅彦氏の始球… 2025.09.28
【東京六大学2025秋】開幕カード。慶應、7… 2025.09.14
【東京六大学2025春】東京大学vs.横浜高校… 2025.03.08
PR
Keyword Search
Calendar
Comments