あま野球日記@大学野球

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2010.10.03
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カテゴリ: 大学野球



早  011 000 000 =2
東  002 001 01X =4
(早)●斎藤佑-大石、(東)○鈴木


■試合終了後、両チームが整列して挨拶する際、早稲田の主将・ 斎藤佑樹 (4年、早稲田実)は、東大ナインに視線を向けることはなかった。通算30勝のかかった大事な試合で、こともあろうに東大に完敗したのだから、忸怩たる思いは容易に想像できる。
(斎藤、昨日の成績) 7回、被安打5、奪三振5、与四死球3、自責点3。

また今季の被安打率・与四死球率・奪三振率・防御率を、比較的調子が良かった(と思われる)春季リーグ戦と比較してみた。【表】参照。今季は10月2日現在。

 【表】 被安打率 与四死球率 奪三振率 防御率
今季(2010年秋)
7.43 3.13 5.48 3.91
昨季(2010年春)
5.71 2.20 6.37 1.54

斎藤の特徴である「安定感」を表す防御率が、極端に悪化していることがわかる( 1.54 3.91 )。また他の指標もすべて昨季を下回っている。今季、大型打線の慶應大やメキメキ実力をつけてきた立教大との対戦をまだ残している。最悪の場合、防御率4点台で最後のシーズンを終える可能性もある。

ただ、プロ球界の斎藤への評価が変わることはないだろうけど。


■昨日の試合を観ていて、斎藤以上に心配になったのが 大石達也 (4年、福岡大大濠高)のこと。登板した8回は2つのWPを記録し、ダメ押しの1点を献上する大失態を演じた。

大石、球をリリースするポイントや指先の動きが不自然に見える瞬間があった。まるでイップスの症状のように。マウンド上の表情もまるで冴えない。昨季までの自信満々の表情とは明らかに違っていた。ドラフトを控えて、プロ球界の大石への評価が大きく変わるかもしれない。


■早稲田のことばかり書いてしまったけど、勝ったのは東京大だった。勝利投手は 鈴木 翔太 (愛知・時習館高)という童顔の1年生投手。130km前後の速球と緩い変化球で早稲田打線を翻弄した。真っ向勝負とばかりに左打者の膝元に投げ込む速球は秀逸だった。

大笑いウィンク

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Last updated  2010.10.03 07:57:11
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