今年も夏の甲子園が始まった。
大会2日目の今日(8月7日)は、第3試合に花巻東高が登場した。相手は強豪の帝京高。
帝京 210 220 100 =8
花巻 200 302 000 =7
(帝)伊藤-○石倉、(花)小原-●大谷
ボクが注目したのは花巻東の「打線」。特に1番・ 太田知将
と2番・ 大澤永貴
の打席は見ていてワクワクした。バントかヒッティングか、次のプレーがまるで読めない。カウントを追いこまれても選球眼抜群で、好球まで何度でもカットを繰り返す。この2人の頭脳と言うか、非凡なセンスにはただただ驚くばかりだった。そして2年前も、花巻東に同じタイプのコンビがいたことを思い出した。
エース・ 菊池雄星
を擁した2009年、
花巻東高の1番は 柏葉康貴
、2番は 佐藤涼平
だった。この2人も太田や大澤とまったく同じタイプの、非凡なセンス(相手に対しての嫌らしさ、と言ってもいい)をもった選手たちだった。でも当時、このセンスは選手個々が特別にもって生まれた才能だろうと思っていた。他人が教えてできる類のものではないと考えていたから。
ところが今年、太田と大澤を見たことで、このセンスは何らかのコーチングで育てる(磨く?)ことが可能なんだと思うようになった。そう思わなければ、2年後に再び似たタイプの選手が現れることの説明がつかない。
このコーチング手法こそ花巻東の強さの秘訣に違いない。人気ラーメン店の秘伝のスープみたいな・・・。それが 佐々木洋
監督の最大の武器なんだろうな、きっと。
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