ドイツにて、あれもこれも

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プロフィール

ゾンネ@古都

ゾンネ@古都

Feb 14, 2007
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カテゴリ: カテゴリ未分類
怒りという感覚を思い出したのは、


寮担当の契約担当者に英語での契約内容説明を拒否されたので、
一緒に来てくれと頼まれ、
ドイツ語初心者の中国人シュアンに同行した。
賃貸契約書などドラちゃんに尋ねなくては私も理解できないが、
わからないことは尋ねて説明してもらえれば
なんとかなるだろうという観測のもと。

「じゃこれ読んで」と契約書を手渡され、

「あなたのドイツ語は完璧じゃない。
ドイツ語が完璧で中国語を話す人が来ると思っていたのに。
それだったら私がこの子に英語で説明したほうがマシ。」
「完璧じゃく」ても一生懸命理解しようとしている外国人、
しかも曲がりなりにも客に対してこの発言、
そもそも英語を話すならはじめからシュアンに英語で説明してあげたらどないやねんこのオバハン!と怒り心頭、
言い返した。
「もっっっろん私のドイツ語は完璧じゃないけどそれが何か???
彼女に英語で説明しないということだったので一緒に来たんです。
英語での説明が可能であればぜひぜひそうしてくださいな!!」
オバハンしぶしぶ英語で説明を始めたが、

終いに担当者は私に向かってのドイツ語説明に切り替えた。

渡独以来、
ドイツに関してぐちぐちぼやぼや文句は言っても、
こと対人関係に関する限り
ドイツで不愉快な思いをしたことはなく、

そのことの確実さは、
私自身がからだを張って知り得てきたことで間違いないが、
今日の午後の寮事務室の対応も、
また一面の事実だ。
今日まで怒りを忘れていられたのも、
私が「ドラちゃんに守られた外国人」であることや、
単純な運の良さに起因するのも確かだろう。
「ドイツ人」の、
相手に対する率直さや寛容さという人間性をどれほど私が高く買っていようとも、
外国人として外国で暮らす限り、
こういうことはきっとまた起こる。
そこに沸く諸々の感情をいかに生きるのかということも、
外国暮らしのテーマのひとつなのだろう。

いずれにしても、
あのオバハンを黙らせるくらい「完璧な」ドイツ語習得に向けて、
更なる精進を怒りとともに誓った、今日の午後。












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最終更新日  Feb 15, 2007 07:09:19 AM
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