15年11月中国出張 0
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アテンドも完全終了。すごい食欲だったな~(汗)余韻に浸りながら、いつものように出勤していた午後。ナンバーディスプレイに86****・・・と出た電話がかかってきました。86か・・・大陸だな。(86=中国の国番号)国際電話は、会話できる者が取る事になっているので私が出ました。私 「はい、****(日本語社名)でございます。」相手 「・・・・(無言)」日本語で出たら、沈黙。私 「・・・ウェイ?(もしもし?)」←以下、中国語相手 「あ・・・山田(同僚の仮名)」私 「山田ですね?」相手 「そう…あっ!アコか?」・・・アコか?って、名前呼び捨て?(~~)(普通は「小姐(女性への敬称)」をつける)ダレ?もしかして、こないだアテンドした客か?あの時も「アコ小姐」って名前呼んでたし、それっぽい。私 「そうです、アコです」相手 「オ~アコか!俺は、ウージー…」私 「ウージーミンさん…でしょ?(そんな名前だったな?)」相手 「(驚)そうだよ。」合ってた!(嬉)私 「お声聞いて分かりましたよ!(←調子いい)」相手 「オオッ!声で分かるのか?」私 「当然、すぐ分かりますよ!(←更に調子いい) お元気ですか?お仕事どうですか~?」相手 「元気だよ~(嬉)」私 「ご用件は何ですか?」相手 「契約書の事なんだけど」山田さんがやってるヤツだ、それで最初に「山田」って言ったのね。私 「じゃ山田に代わりますね (山田さんに目配せ)」相手 「いや、いいよ。アコでも一緒だろ」え?一緒じゃないよ、担当あるんだから。(汗) 私 「あの契約は山田が担当なので(汗)」相手 「えっとな、第三項の~」人の話、聞いちゃいねぇ! だから山田さん担当なんだって!(`Д´;;(でも取り敢えずメモる)私 「うん、分かりました!山田に伝言しておきますね^^;」相手 「アコ、もう一つあってな。スペックなんだけど…」だからさ~!!(汗)その話の時は山田さんがアテンドしてたでしょ~!!(でもメモってる)山田さん、こっち見て待ってる!早く代わりたい、でもタイミングが…(汗)相手 「…って事なんだけど、早く回答ほしいんだよね」私 「うん、分かりました!山田に伝言しておきますね^^;」相手 「伝言って…アコがやればいいじゃないか~」私 「いや、だから担当は山田なので…(汗)」何回 「山田」 言うたら分かるねんっ!(`Д´;;この時。相手が「ふ~」っと、ため息を。何だ?相手 「アイヤ~アコ~(あ~~アコ~) 過得好ロ馬?(元気でやってるかぁ?) ←情感こもってる」^▽^;; 何じゃそりゃ!?第二ラウンドに突入!?私 「元気、元気!すごく元気です!じゃ山田に代わりますね!」強引に保留押して、やっと山田さんに繋ぎました…(疲)以上、日中ビジネス会話でした。どんなビジネス会話やねん・・・ビシッ☆\(^ ^ ; )* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *中国語って基本的に敬語が殆どないから。あるにしても書き言葉や決まり文句の言い回しくらいで。日本語の敬語みたいに言葉そのもので人間関係や礼儀を表せないから、尊敬の気持ちや気遣いは会話の内容や態度で表します。私が上記で書いている会話も、実は私 「声聞いて分かったよ!」相手 「オオッ!声で分かるのか?」私 「当然、すぐ分かるよ!^^元気ィ?仕事どう?」相手 「元気だよ~(嬉)」私 「用件は何?」みたいに実は友達会話なんですよね…^^;でも、中国ではこれが普通で。比較すると日本語よりも心の距離が近い感覚があります。そして、彼らの気質もあって、すぐに打ち解けてしまいます。また、取引先でも個人的な気遣いを見せると大陸の人は喜びます。「御家族の方、お元気ですか?」「お子さん大きくなりましたか?」仕事の話以外に、こんな言葉をかけてみると相手はとても親近感を持ってくれると思います。日本だと、親しくないと仕事関係で個人的な会話はしにくいですがその辺、中国は違いますので・・・まあ親近感を持たれすぎると、今回の会話みたいになっちゃいますけど(汗)それもまた、楽しからずや? ^^; 念の為書いておくと、電話の相手は新婚さんなので下心うんぬんはないと思います。多分私がアテンドの時に、彼らに調子いい事いっぱい言ってたからのような気がするな…^^;扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
2007/12/22
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忙しかったアテンドもいよいよ終盤。晩御飯です。6時半くらいにホテルの最寄り駅に着いて。「アコ小姐、お疲れ様だったね。僕らホテルまで帰れるからもう帰ってもらっていいよ、有難う」と、おっしゃる。う~ん…早く帰れるのは嬉しいけど~(~~)「いいよ、一緒に食べようよ!私、皆と食べたいモン!」楽しいアテンドだったし、もう少し一緒にいようよ、みんな!そう言うと、皆さん嬉しそうな顔をしましたよ。「じゃあ今日は、晩御飯おごるよ!」と総経理。「え~(驚)そんなお客さんに…申し訳ない、いいですよ…」と答える私。お客さんが食事をおごってくれるのは、時々あるので。「え~そんな~」等と言いながら顔は喜んでいて。『断ってもメンツつぶすみたいで申し訳ないし、経費も浮いて会社も喜ぶだろ』と心は、すっかり「ゴチになります!」気分♪客D 「何食べたい?」私 「和洋中、何でもOK。皆は何食べたいの?」客A 「俺らも何でもいいよ。この辺の店、知ってる?」私 「方向音痴だし、わかんない!^0^」客B 「じゃあ一昨日の店にするか?」客D 「そだな、一昨日の店にするか」彼らが一昨日行ったという居酒屋さんに行きました。* * * * * * * * * * * * * * * *客B 「メニュー分からないから頼んでくれる?」私 「え~っと。じゃあ何飲む?生ビール、烏龍茶、あと梅酒?…」と飲み物の注文を取りまとめて店員さんにオーダー。私 「何食べたい?肉は牛、ブタ、鶏あるけど?海の魚もあるよ。 サラダ大丈夫?刺身食べる?トリ肉の刺身もあるけど?」刺身はパス、トリ肉の刺身は全員首を振ったので更にパス。焼き鳥・サラダ・焼き魚・キムチ…など適当に頼みました。「はい、お待ちど~!」店員さんが料理を持ってきたら「来た来た~♪」全員(6人)が同時に手を伸ばして、2皿分の料理が、5秒でなくなった(!)・・・え!?(汗)次の料理も5秒で消え、次の料理も…ペースが早い・・・(~。~;ふと頭をよぎる不安…みんな、よく食べるな。。まあ割りと体格いいしな……という事は、食事代結構かかるな、これ。でもさ、さっき「おごるよ」って言ったしさ…でも、このペースって彼らが「ゴチになります♪」のペース?(汗)・・・・・(考)・・・・・万が一を考えて、彼らのペースを落とす作戦に出ました。御飯モノ、御飯モノ頼もう!(汗)私 「お握りって、1個どのくらいの大きさですか?」店員「結構大きいですよ、茶碗1.5杯分ですかね」私 「じゃあ…お握りを4つお願いします!」そんなデカイお握りじゃ、2人で半分ずつでいいだろ…客E 「おっ、御飯が来た!ほら、みんな一つずつ取れ!」客F 「何で4つしかないんだ?あと3つ来るだろ?」(~。~;; ←私私 「・・・うん、すぐに来るよ(^ー^;;」そう言って店員さんに「お握り、あと3つ!急いで下さい!(`Д´;;」小声で追加。テーブルの上は空の皿のみ!・・・ナベだ、ナベ!スープ飲ませて腹ふくらます!(汗)うどんも頼もう!4玉くらい入れて!私がお鍋を皆に取り分けている横目に入ってくるのは端の2人が、メニューの写真を指差して、自分で何か注文している~~!!(一昨日来ているから大体分かっている)他のお客さんも容赦ない。「アコ小姐、一緒に写真撮ろうよ」「はいはい、1・2・3!笑!^^;」「今度中国に来たら、中国のナベ食べに行こう」「ホントに?嬉しい!」「このタバコも吸ってみな」「これは?嬌子って言うの?へ~四川タバコ(驚)」なんかもう、シッチャカメッチャカなんだけど!!!ナベが効いたのか、皆「もう食えねぇ」とペースが落ち、まったり気分に。飲み物飲みながら、それぞれ話を始め…そろそろ締めかな?そう思った時、総経理が「みんな、ちゃんと食ったか?」と皆を見回す。「腹いっぱい」「食べたな~」口々にそう出た後、全員で私の顔を見て「謝謝~~~^▽^」・・・ヤッパリね ^▽^;; ←私予感的中(汗)*この状況で「さっき、おごってくれるって言ったのに~」とは言えない・・・* * * * * * * * * * * * * * * * * *帰りの電車で、顔で笑って心の中で必死だった自分と、ノビノビしていた彼らの対比に、思い出し笑いしていた私でしたが・・・同時に少し反省。何で、あんなになっちゃったのか…気ィ抜いて、お任せにしちゃったからです。他の事も同じだけど、こちらが手綱を離すと、相手のペースになっちゃって振り回されるって事ですね ^^;ロデオのように~^^;つづく。 次回は、帰国後のお客さんから会社に電話がかかってきました。偶然電話を取った私と、お客さんの (^▽^; な会話・・・扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
2007/12/21
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もっと早く拒絶してくれれば・・・僕の気持ちを放っておくべきじゃなかった僕に夢を与え、忘れられない名前が残った時間を戻すのは難しく、空間は壊れやすく24時間の愛情、忘れがたい美しい思い出僕達は道を踏み外して愛の禁句へ幸せの錯覚を味わい、快楽の意味を誤解した誰が言えるの?別れが好きだなんて今日だけでいい、明日はいらない指の間からすり抜けていく愛、そしてさようならなんて君を愛するには時間が足りないよもっと早くゲームを止めるべきだったわ例え別れが来ようとも君に捨てられたいよ答えのない愛の結末は嫌だよ君を憎むには時間が足りない人を憎むって難しいって分かったわ気持ちが消える前にあなたの手で私の頬を暖めて私があなたを本当に愛してたって事の証に愛してたって 愛してたって 愛してたって・・・黒=男声、茶色=女声、青=男女混声* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * う~ん…何だか刹那的な歌詞だ…(~~;「広島之恋」という中国語の歌がありまして、歌詞を上記に「超」ニュアンス訳してみました。デュエット曲です、こちらで中国語の歌が聞けます。(数秒後、自動的に歌が始まりますのでご注意!)でも、おかしいなぁ…この歌詞には一言も「広島」って出てきていないんですね。何故に、わざわざ「ヒロシマ」なのか?いつの歌かも知らないんですが・・・私が在中時には聞いた事がなく、初めて名前を聞いたのは去年の悲劇のアテンドの頃だったかな?年配の中国のお客さんの一人が突然「広島之恋って歌、知ってる?」って聞いてきたので「広島之恋ですか?…さあ?聞いた事ない」「俺は好きだな、あの歌」「へ~そうなんですか」・・・全く何の事か分からなくて、『どんな歌?』みたいな。その後も何回も「広島之恋って知ってるでしょ?」って聞かれたのでちょっと調べておこうかな、と思ってググりました。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 実はですね、この曲は。ある映画のテーマ曲らしいんですよ。Hiroshima, mon amour 1959年のフランス映画。邦題は「24時間の情事」反戦映画ロケのため日本に訪れたフランス人女優と日本人建築家との一日限りの情事の中での戦争の悲劇のモノローグが語られていく。アラン・レネ監督、原作・脚本は「ラ・マン 愛人」のマルグリット・デュラス。出演者: エマニュエル・リバ/岡田英次 ふと出会ったフランス人女優が原爆について思いを巡らす。それを日本人建築家は表面的な理解、と感じながらも彼女に惹かれる。お互いに既婚者。割り切った西洋的な関係が広島という特殊な舞台を背景に展開するが段々と、その割り切った関係に感情が伴い始める。フランス人女性は敵国ドイツにより傷ついた過去があった。誰にも語らなかった過去の痛みや孤独が、ヒロシマという、これも戦争により傷ついた土地において蘇る。夫にも語らなかった過去を、ヒロシマという異国の地で外国人男性に語る。しかし建築家には彼女を芯から理解できない事も感じている。それゆえ求められても彼女は拒絶するしかない。どうしても埋まることのない距離。にもかかわらず、彼らは何かを相手に求めずにはいられない。。。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 深そうな内容です…(考)が、映画見てないし、詳しい事は私も分かりませんが、どうも何年か前にリバイバル上映があったようです。その流れで歌曲「広島之恋」ができたのでしょうか?歌詞の内容としては映画の内容に合っているし、そんなワケで「ヒロシマ」か、と合点がいきました。時々こういう事、ありますね。ふと中国の人から聞いた事を調べて、日本に行き着くって事…つづく。 次回は新幹線の中での会話から考えた事…若しくは晩御飯の話、です。扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
2007/12/20
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訪問が終わって駅に着いたら、お昼12時過ぎ。新幹線発車15分前でした。お弁当買わなきゃ~!!何があっても、御飯を彼らに食べさせなきゃいけない!!(汗)「先にホームに上がってて!ホームはあっち。私、お弁当買ってくるから!」そう言って一人、売店に走って行きました。そしたら2人、着いてきまして(驚)「え?なんで来るの?行って、行って。先行って」「でも荷物が多いでしょう?手伝うよ。」「ハッ」と我に返ると、私、肩に大きなカバンかけているし。プラス数人分のお弁当と飲み物買って一人で持っていくのは…(汗)「謝謝、謝謝~!不好意思(すみません)」私のカバンもお客さんに持ってもらって、大急ぎで買い物を済ませて領収書をもらって(私のね)、3人でホームを駆け上がり皆と合流しました。私 「アリガトね、本当に。謝謝(お辞儀)」客A 「不用謝、応該的。(いいえ、当然の事です)」客C 「若者は役に立つでしょ~(笑)」私 「ホントに!頼りがいあるわ~^^」客B 「こいつら日本に置いていくから、好きに使って(笑)」客D 「会社命令!決定!(笑)」皆で笑い合いながら、私は内心「ジ~ン」と感激していました。「女性だから」と甘えているワケではないのです。私も余裕があれば他の人の荷物を持つ事もあるし。ただ彼らが、客と仕入先という立場に関係なく、男女だからと照れたりせず、単純に「大変だから」と手助けしてくれる気持ちが嬉しかったのです。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *慌しく列車に乗り込んで先程のお弁当を配ります。ちょっと緊張して前置きを述べます。「とっても申し訳ないんですが日本のお弁当は普通冷めています。食べにくいかと思いますけど、すみませんけど…」と頭を下げながら渡しました。食堂車もないし、次の予定も入っているし、もうどうしようもない。幸い彼らは「没問題(大丈夫)」と受け入れてくれました。■「温かい食事」って彼らにとっては大事な事。数年前に、上司と10人ほどのアテンドをした時に同じように駅弁を配ったら「冷たいメシは食えん」と見事に全部返されてゴミ箱行きになった事があります。この時は目的地に到着してから「立ち食いうどん」食べてもらいました。訪問先のお昼に高い「懐石弁当」出してもらった時も全員、食が進まずに訪問先が「美味しくないですか!?」と、焦ってたという事もありました。。中国の人も冷たいモノに慣れてきた、という事もあるでしょうけど今回は何だか、お互いに気遣いあって、いい時間を過ごせているような気がしました。冷たい駅弁を通じて、温かい気持ちになれました…* * * * * * * * * * * * * * * * * *その内に、新幹線は…広島へ停車。客C 「グアンタオ(広島)だ」客B 「グアンタオ(広島)?」客D 「おっ!グアンタオジーリエン(広島之恋)!知ってるかい?」出た・・・(^^;;知ってますよ…何回も聞いてるから(!)「広島之恋」・・・歌の名前なんですけどね。最初、去年のアテンドで急に言われて「中国の歌で何故に広島?(~。~;」ご存知の方も多かろうとは思いますが、次回に詳しく。つづく。 「広島之恋」…フランス映画から来ているんですよね。扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
2007/12/17
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新幹線の席は禁煙車輌。だって喫煙車輌は クサイ からっ!!空いている時はまだいいですが、乗車率高い時に2~3時間、煙の中で燻されるのは結構辛いです。故に。私が喫煙者であろうと、客に喫煙者がいようと、指定席は取り合えず禁煙車輌を取ります。まあ、こんな脈絡のない主張はさて置き(汗)新幹線に乗り込んで。お客さんは、やや緊張気味でしょうか?慎重に切符と席を合わせています。「この列は我々の席だから、自由に座っていいですよ^^」と声を掛けると安心した様子。客A 「じゃ、俺はここ」客B 「お前、ここ座れよ」等と、落ち着いた所で皆に先程買っておいたお茶を配り。私 「緑茶ですけど大丈夫ですか?^^」客 「あれ?大丈夫だよ、なくても良いのに」私 「いえいえ、どうぞ^^」客 「ああ、謝謝」客 「…あっ!少し温かい」私 「冬だし温かい方がいいと思って。 中国の緑茶とは少し味が違いますけど、どうぞ」客達 「謝謝、謝謝」■今はね、中国の人も、冷蔵庫が普及したり夏に冷たいビール飲むようになったりで冷えてても大丈夫ですけれども。それでも基本は温かいモノだから、増してや冬だし。私 「ここのレバーを押すと、椅子が倒れますから。くつろいで下さいね^^」客A 「おっ、ホントだ。倒れる、こりゃいいや」客B 「何?どこ?おお、ホントだ(嬉)」客C 「後ろの席に人がいたら倒してはいけませんよね?」私 「(アカン事はないけれど…)うん、そうですね。 気をつけた方が良いですね^^」■今回のグループは半分が渡航経験あるからか周りを見ながら行動できる人達でした。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *ところで今回の微妙な「お願い」とは:私は3人掛けの椅子の端に座り。隣の2人と仕事の打ち合わせや世間話をしていたんですが…客B 「アコ小姐、ちょっとお願いしたい事があるんだけど…」私 「何?」客B 「僕ら、収拠(受け取り/領収書)の金額を上乗せしたいんだよね」私 「・・・ん?(~~)」客B 「収拠(受け取り/領収書)。分かる?」私 「…分かるけど、上乗せって?いくら?」客B 「…50万円」私 「50万円!?」・・・冗談?(~~;と思いつつ、客Cも黙って聞いているし。。 客B 「どこか、そんな事してくれる店ないかな~?」私 「うぁ~・・・(考)」そんなトコ、知らんわ(汗)私 「普通のお店は、そんな事やってないね。少なくとも私は分かんない」客B 「そうなの?(困)」私 「50万円分の領収書がいるの?」客B 「要るんだよね~(困)」私 「う~ん・・・(ややこしい事を~)」客B 「・・・・・・」会社に言えば何とかなるかもしれんような、微妙な「お願い」だが(汗)でも、そこまでする事かな~?率直に言えば・・・・・・面倒くさいねん。理由は・・・大体想像は尽きましたが、尋ねませんでした。後に引けなくなると、困るので(汗)悩んでいる振りして黙っていたら、向こうも諦めたようなので、放置していました。■こんな突然の意味不明なお願いは仕事上でも日常茶飯事ですが。向こうは「取り敢えず、言ってみる」のスタンスなのでこちらも「取り敢えず、放置してみる」のスタンスです(笑)どうしても必要であれば絶対ワーワー言ってきますので、その時は「う~ん(悩)。やるだけやってみるよ、保証はできないけど」と逃げ道を作りながら頑張ってみますが。結局、客Bはそれ以上何も言ってきませんでした。…まあ、何もしないのも悪いので「領収書を下さい。宛名書きは******有限公司でお願いします。」と書いた紙を渡し、「何か買い物したら、この紙をレジで見せるの。収拠(領収書)くれるから」と言っておきました。そして新幹線を下りる時に私は自動改札を通さず、駅員さんにハンコを押してもらい客達にもそうさせ、切符は客Bに全部あげました。(この切符代はウチ持ちだけど処理済みなので)「ハンコ押してもらうと切符を貰えて報銷(経費処理)できるでしょ?」これで、10万円分はクリアできました。また、「ハンコ下さい」と書いた紙を渡し、列車移動の際、改札を出る時に駅員に見せるよう教えておきました。手抜きだけど。的外れかもしれないけど。取り敢えず 「幇忙(手伝う)」 という行為はしましたから(汗)客Bも喜んでいたし、ま、いっか(強引?)あと数日いるらしいし、50万円分、コツコツ貯めてください。。つづく。 遠慮ない「ダメ元のお願い」、毎回どこまでするべきか考えます(~~)簡単な対処法を:先ず 「え~どうしよ~(困)」 と、とっても困った顔をして弱々しく考え込む素振りをします。相手が男性なら、それで許してもらえる事も多いです・・・女性用かな?^^;次は帰りの新幹線で。「お弁当」と「広島之恋」の話です。扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
2007/12/16
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喫煙所での様子:2人タバコを取り出して、他の人が「貰いタバコ」しています。「煙酒不分家(タバコと酒は家を分けず)」ですね。大陸の人は自分の酒やタバコは、その場の皆で分け合う習慣があります。以前少し紹介しましたので、コチラもどうぞ。私は、初対面から貰いタバコも何なので、自分のに火を点けました。そして客に話しかける。。以下、会話とその解説です。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *私 「おっ、『利群』か、浙江タバコだね」客 「あれ、知ってるの?」私 「うん、前によく浙江省行ってたからさ。浙江タバコは『大紅鷹』も有名だよね」客 「そうだね。あなた何、吸ってるの?」私 「私?マイルドセブン、8mgの」客 「チーシン(七星)か…いくら?」私 「1箱300円、約20元。日本のタバコは値段大体同じよ。」客 「中国のタバコは色々だから。これ(利群)は20元(300円)だよ」私 「そうだね、そんなもんだよね」■浙江タバコ…中国では各地で御当地ブランドタバコがありまして。浙江省なら「利群」「大紅鷹」が代表的かな、江蘇なら「南京」ですね。■七星…セブンスターから来ていますが、マイルドセブンも含め中国名は「七星」です。■値段…中国タバコの価格はピンキリです。吸っているタバコの価格がその人のクラスや地位を表します。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *総経理は少し離れた所にいました。私 「総経理は何吸ってるのかな?」客 「中華じゃないの~?(笑)」私 「自分じゃ買わないタバコだね(笑)」客 「そうそう(笑)」■中華…代表的な高級タバコ。主な用途は贈答品。2005年に買った時はソフトパックで68元(約1000円)/箱、BOXタイプで58元(約870円)/箱でした。包装が違っているだけで、しかもソフトパックの方が高いってのが意味不明ですが中身が違うのだそうです。1箱1000円もするタバコなんて、そうそう自分で買いません。故に贈答品。役人様やある程度地位のある人が貰って吸いますから、「中華を吸う人は自分で買わない、中華を買う人は自分で吸わない」と言う言葉があります。一般に「中華」=「役人様」のイメージです。(役人への贈り物に使われる為)* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *総経理が戻ってきて。総 「何だよ、ニヤニヤして」客 「アコさんが総経理は何吸ってるの?って聞くから、中華じゃねえの~って」総 「中華は吸わない、あれは美味しくないよ。俺は、これだよ」・・・と取り出したるは 私 「何これ?初めて見た。黄鶴閣…武漢の名所だよね?」総 「そうだよ」私 「あ…箱に武漢って書いてるね(汗)」総 「これ、38元(570円)」私 「へぇ~…老板煙(社長タバコ)だね!(笑)」総 「黄鶴閣シリーズで1箱380元(5700円)ってのが、あるよ」私 「380元!?大熊猫(パンダ)より高くない!?」総 「そ~だよ~。金燃やしてるのと同じだよ~(笑)」■大熊猫…かのトウショウヘイ氏が愛用していたタバコです。今は免税店でも売っているらしいですが昔は非売品でした。聞いた話では専用の工場があって、トウショウヘイ氏の為だけに作られていたとか。1本につき、1/3しか吸わなかったらしいですよ(!)時々役人に、おこぼれが回っていたようで、私も何度か役人様から貰いました。吸ってみると普通のタバコでしたが、1箱200元(3000円)とかで「これ1本で20元!!@@」とオーバーに驚くと、役人様は嬉しそうでした。■黄鶴閣1916…これが黄鶴閣シリーズの中で最も高いタバコ。 タバコメーカーのHPを見ると希望小売価格は100元(約1500円)/箱ですがどうも市場で高騰して1箱380元(5700円)になっているようです。(多少は総経理が適当に言っている部分もあると思いますが。)中国のタバコは値動きします。先の「中華」は贈答品用ですから、中秋節前や旧正月前や季節のイベントの頃には品薄になるので高くなりますし。でも高いタバコはニセモノもあるんですね。「ニセモノが出た」と噂が出れば市場は買い控えて値段が落ちたり。面白いのはニセモノを見破った時。店に抗議すれば本物に交換か、もしくは返品してお金も返してもらうか等の対応をしてくれます。(但し強気の交渉が必要)産地からの運賃も関係あるのか、同じタバコでも小売価格が全国同じではないです。そして同じ地域でも店ごとに微妙に価格が違います。でも言い値で買わずに、カートン買いして値段交渉すれば、ある程度オマケしてくれる事もありますから、日本の感覚で見るとホント不思議が一杯です。このように。中国のタバコは、単なる嗜好品の枠を超えていますので、日本とは全然事情が違っています。体に良くないのは確かですが、かなり面白い世界。なので、今回少し紹介してみました。早速、総経理の黄鶴閣を貰いタバコした私。そして、総経理に火を点けてもらいました^^;タバコネタでスッカリ打ち解けた我々は、新幹線に乗り込み。しか~し!打ち解けたら打ち解けたで、またワケの分からん事を言われるのです…^^;さて、どんな無理難題が出たのでしょ~か♪つづく。 中国タバコ、価格がピンキリって事は安いのもあるんですよ~。上海留学中に買っていたのは「高楽」っていう上海タバコ。1箱1元(11円)でした…(ーー;;扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
2007/12/15
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最近、小団体の中国客のアテンドをしました。実は、普段もチョコチョコやってはいるんですが、大体1人や2人で割りと無難に大人しく終わるので、流していたのですが。今回は、小団体様。本当は今回から「部屋取り大作戦」の予定でしたが、アテンドも、まあまあ面白かったので、チョコっとご紹介したいと思います。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *今回は同僚と2人で日を分けて行いました。空港ピックと前半は同僚が、後半は私が。中国の団体様は、昨年の悲劇のアテンドがあったのでやや構えていたのですが、同僚からの連絡で「技術系の人達で、結構大人しいよ。真面目に仕事してる」との事で、やや一安心。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *中国客のアテンドは結構手順が長くて:先ず、お客さんの来日希望があれば、■希望日程と希望訪問先の確認。■来日者の氏名、肩書きチェック。■全員パスポート取得済みか確認。上記がハッキリすれば:■インビテセット(日程表や招聘状)作成し、会社謄本と共に客先へ送付。(客が日本領事館に申請する)■訪問先に大体のアポ申し入れ。■ビザ申請の進行状況確認(目安:申請から取得まで大体2週間)ビザの進行状況は、こちらから毎日確認:■ビザ取得すれば来日者とフライト便のチェック。■航空券購入確認したら、訪問先に最終確定のアポ申し入れ。細かいですが、ここまでするのは、予定通りスムーズに行かない場合が多い為。■もし誰かパスポート持っていないと中国では取得に結構時間がかかるし。■ビザの取得が延び延びになってヤキモキする場合もあるし。(その度に訪問先に日程修正連絡)■直前にメンバーが変わったり増えたりする事もあるし(!)■ビザ取得したと同時に「今、空港に向かっています!」と連絡が入る場合もあるし(M氏、緊急出動)■かと思えば「やっぱり今回は止めときます」とドタキャンが入る場合もあるし(チャンチャン♪)メチャ流動的だからです(涙)お客さんは中国国内の感覚で段取りされているんですが日本では予定を組んだら、大体その通りに動いていく。この感覚の差に、受け入れ側が振り回されます。アテンドする側の事前準備としては:■訪問先へのルートチェック(1日大体3~4件回る)■当日の話の内容や、その専門用語の中文チェック(通訳するので)。…と、こちらもある程度時間がかかります。幸い、今回はビザ取得も結構スムーズで、メンバー変更や日程変更もなく。ただ、予定していたフライトが、航空会社の都合で機材調達できず直前に他のフライトに変更しましたが、それ以外は大丈夫でした。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *当日の朝は5時すぎに家を出ないといけなかったので、お化粧その他の為に、4時(!)に起きまして身支度。まだ夜が明けていない(星が出てる)中、出発。6時過ぎにホテルに着いたら、全員ホテルのロビーに集合済み(良かった…)ちゃんと全員スーツにネクタイ姿(ヨシヨシ)「ニーハオニーハオ^^」と、多少テンション上げ気味で(お客さんは元気だから)初対面の中国のお客さんに挨拶し名刺交換してから「さ、行きましょか~!」とアテンド者(私)先導で慌しく出発です。今回は総経理(社長)含めて全員私より年下と、若い。過剰に気遣う必要もなく(中国の人は大体、みんな気さくですけど)。「昨日、良く寝ました?寒くないですか?気候は合いますか?」等と世間話や1日のスケジュールを説明しながら、駅へ。ホームで列車を待っていると喫煙所を探しているので(シメシメ)私 「灰皿は、あっちですね」客 「自分で行きますよ」私 「いやいや、一緒に行きましょう。・・・私も一服するから」客 「・・・あれ、あなたも吸うの?(驚)」私 「そ~なんですよ~^^;」・・・という事で。タバコネタから、スタートします。つづく。 私のように女性が中国のお客さんをアテンドしても、中国では基本的に「男女平等」の社会ですし「女性だから」と軽く見られる事はないです。逆に「重いでしょう?」と荷物を持ってくれたり色々気遣ってくれますね。堅苦しく威張っている人もいないし、その点は非常に気楽です。道中楽しく、仕事はしっかり、これってとても良いと思います。扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
2007/12/13
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