イージー★ライター

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2005.06.15
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カテゴリ: 本・作家
「疾走」以来の重松作品。文庫本が出てました。

「死んじゃってもいいかなあ」と人生がいやになった38歳の秋、
ある1台のワゴンに乗せられる。
走って行くうちに、ずっと仲が悪かった父が自分と同じ歳の姿で目の前にあらわれる、という内容。
珍しく?少年の設定じゃあない。

自分と同じ状況だったら親はどういう行動をとるんだろう。
あの時なんであんなこといっちゃったんだろう。
すれ違ってたこと、理解し合えなかった事、
父と子の関係、そして自分と奥さん、自分と息子。


それで、その泣く理由は、ひとりひとり違う、、、そんな作品だと思う。

少し分厚いけれど、よみやすいから一気によめる。
自分が読む小説にしては全然毒がないけど(笑)たまにはこういうのもいい。
暗い作品のようなんだけど、
この人の小説って読み終わった後、独特の爽やかな感じがあるような気がするんだよね。なんとなく。



流星ワゴン ( 著者: 重松清 | 出版社: 講談社 )





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最終更新日  2005.06.15 21:58:30
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ao_6 @ Re[1]:「ブラックスワン」(05/11) ぷちてん525さん どうも~、気づいたら…

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