人類は戦争をやめたか
武器を捨てたか
差別や貧困を根絶したか
物質文明は人を幸福にしたか
美しい地球を取り戻したか
科学はすべてを解決したか
神はいたか
世界は、もう、サイボーグ009を必要としなくなったか。。。
『 2012 009 conclusion GOD'S WAR -サイボーグ009完結編 』
は『 サイボーグ009 』の完結編となる小説。
名義上は石ノ森章太郎と小野寺丈の共著となっている。
角川書店から第1巻が発売された。全3巻の予定。
故・石ノ森章太郎のライフワークともいえた「サイボーグ009」。
1954年に16歳でデビューし、1998年60歳で死去するまで活躍した、「トキワ荘」メンバーの一人にして、SFとストーリー萬画の巨匠と呼ばれた作家。代表作にサイボーグ009、仮面ライダー、人造人間キカイダーなどがあり、多くの作家に影響を与え、多くのキャラクターを創造し、現在にいたるまで「石ノ森ワールドの新作」が発表されつづけている。。。特に「009」に関して著者は完結できないまま世を去ってしまう。病院でも書き綴った完結篇の構想ノートは25冊の大学ノートに及ぶ。001から009までの各章ごとに見えざる「敵」との戦い。キーワードだけの殴り書きや、002の章のように小説として完成させたもの、構想ノートの端には「手が痺れてうまく書けない」という記述などもある。
これは第1巻のため、それぞれのエピソードは、神らしき存在が出てきて終わっています。
大きなスケール、多くの人の期待があり、この作品を完結させるのはたいへんだと思いますが、小野寺氏、ぜひお願いします。時代設定が変わったことも作者は丁寧に説明してくれていて、この作品を誠実に書いていこうという気持ちが見えます。
これでまた何年も待たされてますけどねw
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