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SAROMAN BLUE 鈴木健司
11サロマ湖100kmマラソン完走記~第2章~
予定通り20時就寝、2時起床でこんなに寝たのは初めて!というくらいバッチリの睡眠時間だった。
3時20分過ぎに悠林館を出発し、会場には3時50分着。今回は30人という大所帯だったが、いつもの場所で準備を進める。
まずはスペシャルドリンクを預け、スタート前のベスパEX80・ZENスーパードライブを飲み、肩と腰にレモテープを貼り付けた。
たくさんのお客さんにも声を掛けられ写真をたくさん撮ってもらった。
その後はサロマンブルーメンバー控え室に荷物を置くので、みんなとはバラバラ。お互いの検討を祈ってガッチリ握手した。
サロマンブルーメンバー控え室は人数も275人と増えたので、スペースだけがある感じ。
コーヒーなどのドリンクサービスは見られなかった。
荷物を54キロとゴールに分けて置き、5分足らずで後にした。
その後はトイレへ!途中エリックワイナイナ選手とすれ違うと『ハ~イ!』と向こうから。
『アートスポーツの・・・』と言いかけると『知ってますよ!よろしくお願いします!』と笑顔で答えてくれた。
日比谷店にいた時に酸素カプセルを利用してもらったことがあるのだ。
今回は3位だったようだが、折り返しでも笑顔で声援に応えていた。
スタート前のトイレは小のみ。
前の日にこれ以上食べられない!までは詰め込まなかったので、まだ先で大丈夫そうだ。
動き出したら行きたくなるだろう。
そしていよいよスタート地点へ向かう。
今年からスタートの向きが変わっている。
約8キロぐらいを北に向かう往復。
25~35キロに通っていた酪農地帯を避けるコースになった。
昨年からの口蹄疫対策のようだ。
サロマンブルーメンバーは前からスタートできるのだが、
今年ははっきりとした仕切りがなく、すごく混んでいた。
参加者も50キロの部を合わせて4100人を越えている。
気温は低く6℃くらい。風もあり雲も立ち込めている。
しかし最高気温予想は21℃と誰もが走りやすい涼しい1日を思い浮かべただろう。
なかには長袖姿のランナーもたくさん見える。
この時点では長袖の選択をしたくなるが、天気予報から判断すると前半は半袖にアームウォーマーが正しい選択だった。30キロ過ぎから暑い陽射しにさらされることになる。
いよいよスタート!僕にとって19回目のサロマ湖。16回目の完走を目指してレースが始まった。
まずは竜宮台に向かう道を進み1キロで左折。しばらくすると昨年までと同じコースになる。
しかしまた体育館の道に戻ると右折して新しいコースになった。
ここまで約4.5キロ。この先折り返して約7キロで、戻ってくるらしい。
すれ違うトップランナーや仲間を探しながら走る。
ちょうど川に架かる橋の上で5キロ。
5キロ 31分13秒 心拍数Av.133
スタートラインまで22秒だったので、30分台で走っている。
今回の基準は『心拍数』序盤は135~140と思って走り続けた。
折り返しまでは直線で下っていく。
初めてのコースにドキドキするが、
見える長閑な景色は変わらない。
折り返してくるランナーに手を振りエールを送る。
まだ混雑している様子はない。
初めての折り返し。
コース変更があったので、折り返しは竜宮台とワッカの3ヶ所になった。
対向するランナーの数が徐々に増えてくる。
5キロ過ぎには給水所もあり、かなりの混雑だ!
あえてこの折り返しに設置するのはいかがなものか?
下り坂にもなっているので危ない感じがした。
こちらが橋を渡り切る頃には大体のランナーが通過していった。
そしてまた湧別町総合体育館前に向けていつものコースに戻ってきた。
31分のラップにも関わらず、周りには知り合いのランナーが多い。挨拶を交わしながら走る。
恒例ながら『あれ?ギリギリゴールは辞めたの?』と声が掛かる。
しかし今回の答えはこうだ!
『時計はまったく見ていないんですよ!心拍数だけ見て走ってますから!』
しばらくするとスタート地点近くに戻ってくる。
今までは5キロ手前だったが、まもなく10キロを迎えようとしている。少し得した気分だ。
応援の方々に応え竜宮台へ向けて直線道路に入った。
スタートして抜けた1キロ表示をさらに直進する。
スタートから吹いていた強い風はあまり感じない。走る向きが変わっているので、追い風になっていたりする。
寒さはまったく問題なく、アームウォーマーはすでに外してポーチのループの中だ。
空は晴れてはいないが、太陽の明るさを雲の向こうに感じさせてくれる。
毎年は正面から眩しい朝日を受けるのだが、まだまだ雲が主役だ。
ここでクリニックに参加して頂いていたTさんとAさんに遭遇!5キロ過ぎに
『鈴木さんより前に~!』と抜いていった。昨年の暑さにリタイアしてしまい、今年はリベンジだ。
先程は写真を撮って頂いていたので、今回はまず後ろから。そして長い腕を生かして気付かれないように横から撮ってみた!
背中には『折れない心でゴールを目指せ!アート鈴木』とある。
これは昨年クリニック後に『みんなが頑張れる言葉を書いてください!』と依頼を頂き書いたものだ。
今年はなんとか完走してもらいたい!
しばらく進むと10キロ。
10キロ 1時間01分24秒 30分10秒 Av.139
折り返しにあった下りの影響もあり、
タイムとしては上がっている。
しかしほとんどがまだ平坦なので、ちゃんと走っている。
足の違和感は取れず、集中していないと重さに感じてしまう。
『心拍数は140以内で!』は確実に守れている。
その範囲でキロ6分というのも、想定内のペースになっている。
このままカラダと対話しながら走っていこう!
次の15キロまではコース的には変化のない道。
おそらく昨年までの10キロ過ぎに15キロがあるはずだ。
この区間が今日の心拍数を振り返る上では基準になるだろう。
折り返しのランナーもなく、ただ自分のペースを刻むだけだ。
『135~140』の考え方は変わらない。
僕を抜かしていく知り合いのランナーもひっきりなしに続いていく。
僕は6分ちょっとなのに、皆さんもっと速いわけで・・・
どんどん行っちゃってください!背中を見送るだけだ。
竜宮台から折り返して来てからの分岐点付近が30キロとなっていた。
分岐の先を覗き込んだが、30キロ地点は見えなかった。
また、まもなく15キロと思っていた地点もまだなく通過。
今までが竜宮台折り返してから15キロだったので、
この時もまだお得な気分だった。
15キロ 1時間31分53秒 30分29秒 Av.136
ここでも6分のラップで刻むことができた!それでも心拍数の平均は136と上出来!
まだまだ平坦の続く中で、この心拍数でいつまで行けるだろうか?
まだ折り返して来るトップランナーは見えない。
竜宮台の折り返しは20キロ過ぎになるので、まだ先か?
すでに朝吹いていた風は感じない。
明るくなってきた空に広がる雲の隙間から時折青い空が顔を覗かせる。
まだまだ晴れる感じではない。
いつも帰り道に利用しているトイレはこの段階では6人ほど並んでいた。
少し肌寒いのでトイレが近いことも想像できる。今回も往路はパス。
まだまだ我慢できる状況だった。
『ペースを崩さないように!』が1番になっていると疎かになるのが補給。
ここまでショッツのフラスクは1.5本減っている。20キロを手前に更に注入する。
僕の場合、水がなくても原液で飲むことができるので、タイミングは関係ない。
すると前方に先導車が見えてきた。
昨年はワイナイナ選手のスピードに圧倒されたが、今回は確実に写真で捕らえた!
この緑のランシャツの方が総合優勝だった。
それ以降も同宿の一般の部2連覇の加山さんや、
初のサブ8の走りをした竹田さんなどなど、知り合いのランナーが続く。
徐々に間隔が狭くなり写真は難しくなってきたので、
左手にカメラを持ち変えて右手でハイタッチに切り換えた。
上手く撮れたものとそうでないものとありました(苦笑)
ふと心拍数に目をやると徐々に数字が上がっている・・・。
これはいけない!とペースを落として調整。しかし一向に心拍数は下がらない。
お客さんとのハイタッチでペースアップしているのか?
いやいやそんな筈もない。と考えてながら走っていると、早いもので20キロがやってきた。
20キロ 2時間02分55秒 31分01秒 Av.139
まもなく竜宮台の折り返しだと認識し始めたところにやってきた20キロ。
2時間02分だなんて!
この時点で18分の貯金になった。
この後に食べ物が出てくるので、少しずつ時間を使うことになる。
今年はとにかく心拍数は平行線!
ペースは関係ないんだ!と再確認する。
折り返しランナーからも
『こんな前に鈴木くんが!?』
という反応がその表情から伺えた(笑)
竜宮台に到着してからは
いつもの折り返し地点を通り過ぎ、
さらに奥深くまで走っていく!
あれれ??どこまで行くの?
ようやく辿り着いた折り返しは初めて走る場所。
少し新鮮だった。
全体の3分の1の辺りには位置していただろうから、
この後すれ違うランナーの数は約2000人。
この中に僕を知っている人がどれだけいるだろうか?
見つけるのを楽しみにしながら、竜宮台を戻っていく。カメラは封印。ハイタッチ重視で準備した。
たくさんの声掛けに『鈴木さん大変ですね!』と僕を抜いていくランナーも。
『そんなことないですよ、これがあるから楽しいんです!』
今度東京マラソンで居たようなハイタッチカウンターでも用意しようか(笑)
折り返しへ向かうランナーの波が途切れ始めると、
再び静かな時間が始まる。
20キロを過ぎるとしゃべり声も少なくなり、
ランナーの息づかいと足音だけが響いている。
走りに集中する時間帯だ。
心拍数に目をやると、再び140前後で推移しているが
、ペースとしては落ちている感じがする。
脚の状態は左足首以外は順調だ。
そこでここからは切り換えた!
心拍数を抑えることにこだわりすぎていたのでは?
『骨盤で走れば、速くて楽に走れる!』と認識していたはず。
心拍数を抑えようと無駄な動きが続いていたに違いない!
ここからは骨盤で走って心拍数を確認しよう!
丹田に力を入れて骨盤前傾させる。周りのランナーよりもスーっとペースが上がった。
25キロ 2時間35分30秒 32分35秒 Av.143
25キロを過ぎてからトイレ休憩に向かう。いつも利用しているトイレだ。
直前で2人のランナーが走り去るのが見えたので並んでいる人はいなかった。
しかしトイレを見てみると埋まっていた。
待つこと10秒。1つが空いて済ませることができた。
今回は小だったので、すぐに済ませ被り水でバンダナを濡らし、タイツと頭を冷やした。
トイレ&被り水で約2分といったところだ。
30キロのポイントまではまだまだあるので、その区間で33分くらいかな?
35分掛かっても良いので、焦らずに走る。
心拍数はあまり気にせずに、骨盤を意識する走りでどのくらいの心拍数で落ち着くのか?
確認しながらにした。
周りのランナーよりもちょっとだけ速いペースになって走る。
これが骨盤を意識した走りだ。
そこでの心拍数は『145』と先程よりも若干高め。
しかしランナーとすれ違っていた時と比べると明らかに下がっている。
無駄な動きが減った分、推進力が生まれたのだ。
空はまだまだ雲が主役で、
このままの状態が続けばなんと楽なことかと思ったが、
晴れ渡る前兆を所々に見せていた。
竜宮台とスタート地点から来た道の分岐に差し掛かり、
真っ直ぐなスタート方向を見やるとその先に陽炎が浮かんでいる
。あと500メートルで30キロの看板もあり、
ようやく1つ目のスペシャルドリンクにありつける!
ここまで20キロ・25キロのエイドではバナナを取っただけだった。
先に30キロの計測ポイント。
30キロ 3時間08分15秒 32分45秒 Av.143
トイレを含み想定内だ。まずはスペシャルテーブルで受け取りテーブルの端に移動して混ぜ始めた。
ここでは『ランナープロテイン2本・ショッツワイルドビーン2本・ハニースティンガーチョコレート1本』に水を加えてシェイクする。さらにハニースティンガーのワッフルをくくりつけていた。
『カフェモカ』的になるので、ちょっとしたブレイクタイムにワッフルとセットメニューな感じだ。このカロリーを足してみると約500キロカロリー!摂り過ぎか?とも思ったが、食べないと!と考えていたので、ガッツリ摂った。
やっぱり美味しい!ワッフルは食べるのに少し水分を必要とするので、調度良い組み合わせだ。
前回まで25キロのエイドだった場所。
この先、酪農家の集まる道を通らずに早めに折り返して、国道238号線へと進路をとる。
ここで一緒になったのは2008年のえちごくびき野の85キロ関門でご一緒になったTさん。
35キロまではずっとお話ししながらだったので、あっという間だった!
ちょうど国道に出る辺りでは、
雲が一気になくなり青い空が顔を出した。
これまでと同様に陽を遮るものはなく、
空気も暖まってきて朝から一転
暑いサロマ湖に様変わりした!
Tさんと話している時に、
話題は『完走できればいいんだから!』だった。
『コンスタントにキロ6分で走り、脚を休ませながらラップで35分・40分と落として行けばいいんだよ。』と。
その感覚は僕も同じだった。
速くゴールする必要はない。
自分の配分はいつもクリニックで話しているように、
35分・40分・45分の3段階だ。
今回はペースを気にせずに走っているので速い展開だが、
休憩を含めれば32分30秒という流れは変わらない。そして次の35キロは・・・?
35キロ 3時間43分38秒 35分22秒Av.142
と、この通りだ。スペシャルドリンク補給を含めて35分。順調そのものだ。
次も芭露の街でエイドがあるので、35分以内でキープできれば問題ない。
Tさんはストレッチを入れるとのことで、35キロ過ぎのトイレで別れた。
ここから少しずつサロマ湖のアップダウンが始まる。といっても歩いてしまう登りではない。
脚の状態に寄っては歩いて休ませる必要もあるが、
今年の僕は大丈夫だ!
芭露の街に向かっては一度下って登って緩やかに下っていく。
国道の左右には牧場が広がり、北海道を感じさせてくれる。
陽射しの影響から2.5キロごとの被り水を利用することが増えてきた。
バンダナを濡らし、頭を洗うように冷やす。
同時にタイツも前側を中心に濡らしてから走り出す。
CEPはこの時点では極端に濡らさなくても
熱いことはなく、快適な状態を保っていた。
芭露手前でトイレに行きたくなったので、小を済ませる。
もう少しでエイドに到着する。
次はスイカが出てくるかな?
朝の気温からは想像し難い気温に
ランナーの顔からは厳しい顔が伺える。
それでも充実したエイドでは笑顔が溢れる。
まさにオアシスだ。
『メダリストアミノダイレクト5500』を摂取!
これは脚が重くなった時に乳酸対策で飲むものだ。
昨年の50キロと70キロ手前の痙攣で威力を発揮した!
エイドを出発し橋の掛け換え工事を抜けると40キロだ。
40キロ 4時間19分22秒 35分43秒 Av.145
トイレ&エイド利用で35分台。走りだけで見れば、6分30秒くらいでは推移している結果だ。
貯金も約20分と順調に貯まっている。
走るペースは始めに比べて落ちているが、極端な落ち込みではない。
この先45キロ過ぎに始まる本格的な登りで、確実に時間を使ってしまうので
今は順調な分の維持して無理せずに進む。
月見が浜の42.195キロは4時間35分くらいでは通過しそうだ。
富士五湖の時とはそう変わらない。
しかし富士五湖は山中湖から河口湖までの約15キロが下りなので楽して走れていたが、
サロマ湖では平坦なので頑張って維持しているという差がある。
また左足の違和感は大きくなり、一番の不安要素として疼いている。
この先どこまで心拍数で楽な状態を維持できるかがポイントとなりそうだ。
月見が浜では昨年に続いて素晴らしいサロマ湖の景色が見える。
しかしフルマラソンの距離はあくまでも通過点。区切りではないのだ。
5キロごとの積み重ねでレースの組み立てをしていくのが基本だ。
とはいえ、一応記録として写真をパチリ(苦笑)
国道手前の被り水の地点では、UさんとMさんコンビに『やっと追い付いた~!』と捕まってしまった。(笑)
2人はしまなみ海道も走ったらしく、しかもビブラムファイブフィンガーで!という。
時間も長いしゆっくりとだったらしいが、無事完走。
今回はVFFではないが後ろからの走りを見ると見事なフォアフットになっている。
聞くとかかとの減りはなくなったという。でしょうね。
上手く乗り換えられた感じが見て感じられた。
また以前にNEWTONも履いて頂いていたので、
このままNEWTONに乗り換えたら、もっと楽になることもお伝えした。
さて、コースはこの先の湧別町と佐呂間町の境を頂上に登りが始まる。
エイドは52キロ手前までない。
ショッツのフラスクはあと1本分となり、7キロの間で被り水だけではキツイと思い、
ポーチの中からショッツの新しい味『グリーンプラム』を取り出した!
フラスクは『ワイルドビーン』だったので、フルーティ感が変化を生んでよかった。
更に『ベスパハイパー』を注入した。
まずは平坦な国道を進みサロマ湖を離れ内陸へ。すると左の山並みへ向けて大きくカーブを描いていく。
45キロ 4時間54分17秒 34分55秒 Av.148
フルマラソンを過ぎてもペースは今のところ安定している。
UさんとMさんとのお喋りで少し心拍数は上がったが、逆に崩れ掛けていたリズムを戻すことができた。
いよいよ登りが始まるが、脚では走らず腰だけで走る!簡単に言うと『体重移動だけで転がっていく!』
昨年は2つ目の50キロの登りですでに両足が棒だったので、今年はどうなのか?
不安が先にあった。どれだけ脚を残せるか?
登りに差し掛かる手前で
『折れない心でゴールを目指せ!』のMさんを見つけた。
『脚が動かなくて・・・』と。
『僕がいつもより速いので、まだまだ時間はありますからね!
頑張ってください!5キロ40分ですよ!見える位置で!』
坂を見ると例年よりも歩いている人は少ない。
僕もいつもは歩きの入る場所だが、今回は歩かずに登り切れた。
決してストライドは広げずに、脚はカラダの真下だ。
下りに入ってからもブレーキを掛けずに走る。
足首は脱力し自然に前足部からの着地へ。
滞空時間が長くなり加速度がつくが、心拍数は抑えたままだ。
景色にサロマ湖はなく、
下り坂を今度は右にカーブを描く。
すると北海道らしい真っ直ぐな道の先に再び坂を目にする。
その途中が50キロだ。
その手前に被り水エイドがあり、給水車が補給していた。
時刻は午前10時半を向かえようとしている。
既に午後のような陽射しの強さだ。
人の隙間からバンダナだけを濡らして走り出す。
そのまま50キロへ!
第26回サロマ湖100キロウルトラマラソン完走記~第3章~
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