中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2016.02.23
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カテゴリ: 旅行
ロープウェー猫空駅から歩くこと8分ほど。
六季香茶坊さんにやって来ました。

六季香茶坊


<農家の経営する茶藝館>

こちらは、猫空によくあるタイプの農家さんが経営している茶藝館です。
便宜上、こちらでは「農家茶藝館」という分類にしたいと思います。

この手のお店は、農家さんが自宅のお庭を開放したり、家の一角を開放したりしています。
お庭開放型は、広々として森の中な感じで良いのですが、反面、蚊に刺されたりとか色々アウトドアならではなお悩みがあります。
また、敷地が広すぎて、何か用があるときに声をかけに行くのがちょっと大変とか、デメリットもそれなりにあります。

が、こちらは基本は建物の中&テラス(かなりオープンエアではありますが)なので、こうした心配は少なく、農家茶藝館の中では、ビギナーさんにもオススメしやすいお店かと。

店内


この雰囲気。まさに農家にお邪魔して、お茶飲ませてもらってる感じですね(^^)


<農家茶藝館の料金システム>



まずは、お茶を飲むか食事かを聞かれます。
お茶を飲むなら、喝茶(ほーつぁー)、食事のときは、用餐(よんつぁん)とか言えば大丈夫だと思います。

大事なのが料金システムです。お会計の仕方としては、

茶水費 + 茶葉代 + お菓子・料理代

という構成になります。

日本人の方に馴染みが無いのは、「茶水費」だと思います。
簡単に言えば「お湯代」で、1人につきいくらという計算をします。
これは全員にかかります。席料みたいなもんですね。

こちらの茶水費はこんな感じ。

茶水費システム



まず時間帯によって、茶水費のお値段が変わります。
夜は割増料金です。

あと、お茶を持ち込むかどうか。
ここで買ったものを飲む(購買茶葉)か、自分で茶葉を持ち込むか(自備茶葉)で違います。

下に色々書いてあるのは、身長130cm以下のお子さんは40元。
10人以上の団体さんなら、茶水費は9掛け(1割引)にしますよ、ということですね。




お茶メニュー

こちらのお茶から選びます。
おそらく左が自家製で、右は仕入れものかな、と思います。

同じお茶でもグレードがあるので、お値段が3つ書いてあるのもありますね。


こちらのお茶は2両(75g)のお値段です。1回分しか飲まなくても、その量。
缶に入って出てくるので、残りはお持ち帰りできます。
#持ち帰れると思っていなくて、置いて帰ってしまう日本人の方も多いようなので、必ず持ち帰りましょうね~

これに加えて、必要があればお菓子or料理を頼みます。
こちらのメニュー表はこちら。

お食事メニュー



日本語も書いてありますね。
お店の人は日本語分かりませんが、日本人のお客さんも多いようです。

お値段を見ると、野菜とかは屋台のお値段(大体1人前)の2倍か3倍の値付けになっているので、おそらく2~3人前ぐらいのポーションかなー、と見当がつきます(ちょっとしたワザです)。
少人数の時は頼み過ぎに注意ですね。

この手の農家茶藝館の多くは、お茶もお菓子も持ち込みOKだったりするので、お菓子は無理に頼まなくても大丈夫かと。


大体こんな感じで注文すればOKです。

なお、たまに「最低消費」というのが決まっているお店があります。
「1人あたり、この値段は超えてね」という金額のことで、それが設定されている場合は、何か追加で頼んでクリアするようにしましょう。


<木柵鉄観音の元祖&四季春発見者のお店>

システムの説明を先にしましたが、実はここ、木柵でも由緒正しきお店でして。

木柵に安渓から鉄観音を最初に導入した、張迺妙茶師という方がいらっしゃいました。
それはここの農家さんのご先祖様。
このお店の隣では、一族の方が 張迺妙茶師紀念館 という博物館もやっています。

先祖代々の茶畑を受け継いでいるお店なので、こちらの鉄観音はいわゆる正叢鉄観音を扱っているそうです。

木柵鉄観音は、今や鉄観音製法であればOKという感じになってきていて、金萱だったり四季春などからつくった木柵鉄観音も結構多いのですが、由緒正しい鉄観音にこだわっているんですね。


これは現オーナーのお父様がここの茶園で発見した品種でして、1年に6回も芽吹いて香りが良いことから、六季香と名付けたそうです。

実はこのお茶、南投縣名間郷の育苗家の方の手に渡り「四季春」と改名されたところ、人気が爆発。
そう、お馴染みの四季春の元祖でもあるんですね。

というわけで、木柵鉄観音好き、四季春好きの方は、ここに来ない手は無いでしょう!というわけです。


<六季香を注文>

今回は、お店の名前に敬意を表し、六季香にすることにしました。
#農家茶藝館さんは、自分のお茶を飲んで欲しいからやっている部分もあるので、自分のつくったお茶が注文されると嬉しいはず。

ん、でもメニューの右側に四季春もありますね。

何が違うんだろう・・・と思って、お店の方に聞いてみたところ、六季香の方は手摘みとのこと。
というわけで、六季香の良いやつを頂くことにしました。

六季香


こちらが六季香の茶葉。

火入れが効いていて、木柵スタイルな感じです。

茶器はこちらが準備されました。

茶器一式


農家茶藝館、基本はセルフです。
湯沸かしポットはこんな感じ。

お湯ポット


お湯が足りなくなったら、机の下にある大きなヤカンから注ぎます。

お茶を淹れました


お茶を淹れてみました。

水色


焙煎が効いていますが、火がきつい感じはしません。
特筆すべきは、口に含んで飲んでからの香りの広がりですね。
鉄観音などとはやはり違い、他には無いタイプ。
発酵と焙煎が少し高くなると、こんな感じになるんだ、と面白い発見でした。

このお茶が出てきて、残りが持ち帰りできてお土産になるのなら、全然良いじゃない、と思います。

1時間ほど滞在して、2リットルぐらいお茶を飲みました。
#飲むときは、大茶飲みなもので・・・


そうこうしていると、いつの間にやら天気が少しだけ回復。
お店の前には茶畑が広がります。

お店の前の茶園風景


この眺めもこのお店の魅力の一つですね(^^)

ちなみに茶畑の中を通る、細い小道を伝っていくと、樟樹樟湖環状歩道という遊歩道に出ます。

遊歩道の看板


遊歩道を右へ行けば猫空駅方面に抜けられるので、天気が良いときなら、そちらを回って帰るのも面白そうですね。



六季香茶坊
住所:台北市文山区指南路三段34巷53號
営業:10:00~24:00 ※金・土・祝日は27時迄
休み:無休のようですが、Facebookで要確認。
アクセス:ロープウェー猫空駅下車。徒歩約8分。
     バスの場合は運転手さんに六季香と伝えるか「樟湖歩道」下車。
https://www.facebook.com/liujixiangteahouse/



続く。


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ちょっと歩きますけど、良いと思います(^^)





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Last updated  2016.02.23 18:48:00
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