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2024.09.18
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カテゴリ: 観照

翡翠龍像装飾瓶 (資料1)

「中国の龍」を一旦終えるにあたって、見過ごしていた作品群についてまとめてみます。
翡翠という素材に龍を彫刻した作品が様々にあります


翡翠雲龍文装飾  前漢時代・戦国期 Aurora Museum 蔵( Pudong, Shanghai) (資料1)


翡翠龍文装飾帯留   南宋時代  上海博物館蔵   (資料1)


翡翠龍文装飾帯飾板  元時代   上海博物館蔵    (資料1)


翡翠龍文円装飾帯飾板  明時代  上海博物館蔵    (資料1)


翡翠龍文装飾帯飾板  明時代  ギメ美術館   (資料1)


翡翠龍像付中国封印   チベット博物館蔵 ラサ  (資料1)

翡翠の作品以外に、次の3点を取り上げておきます。

雲龍文透彫球形磁器台座付  明時代・16世紀 乾隆帝期 国立故宮博物院蔵 台北
(資料1)


青銅龍頭形取手   漢時代   the Metropolitan Museum of Art 蔵  New York (資料1)


梵鐘龍頭   揚州市武当   (資料1)

これまでの龍探しで、パブリックに画像を利用できるのはこれくらいです。

龍探しをしていて、 インターネットの旅情報ブログ記事等で出会ったものがあります
リンクさせることで、ご紹介します。クリックしてご覧ください。

4travel.jp のサイト に掲載された 旅人のくまさんの中国旅行記.
西安市にある 西安博物院 に、龍像がレリーフされた​ ​「四神石棺」と、「龍紋石柱」​ ​が掲載されています。いずれも唐時代の作です。西安はかつて長安と呼ばれた都市です。  (資料2)


「玉龍首」(Jade Dragon-head)」  唐時代 西安市雁塔区曲江池・唐芙蓉園遺跡出土
西安博物院所蔵   (資料3)
​『龍紋口沿山水人物居士紋銀碗』​ ​(Silver Bowl with Dragon-shaped Lip and Figures and Story Seene Pattern) 晩清代(1644~1911年)    (資料4)
​『馬克杯』(Repousse Mug)​ ​ 清代(1644~1911年)晩期   (資料4)

石灯籠の竿の部分の龍像 と 石造供物台の柱に巻き付く龍像
これらは 西安の空海所縁のお寺 、青龍寺遺址の発掘調査後に、 青龍寺 が復興され、そこに造立されたものです。 (資料5)

西安市にある 大慈恩寺 には、紫禁城でご紹介したものと同種のものがあるそうです。
石階段の中央部に ​​ 双竜や雲文をレリーフした石造装飾 ​が設置されています。 (資料6)
また、 大雁塔の石造壁面 には、八角形に刳り抜いた中に ​​ 真向龍のレリーフ像を嵌め込んだ装飾 ​が見られるそうです。   (資料7)

南京博物館で展示中の龍の文化財の画像 を見つけました。  (資料8)
2024.1.30時点の報道記事ですが、興味深い内容です。

また、 Medinaさんのブログ記事「中国は大連、南京、宣興、無錫、上海の旅」 に出会いました。 南京博物院 に展示の​ ​乾隆帝期の陶磁器、乾隆帝の龍袍、南京夫子廟内の龍壁​ ​が掲載されていて、そこに龍がいます。 (資料9)

「photo AC」というサイト では、「重慶市の写真素材」という項目で、 武龍 天生橋 龍の彫刻 というのに出会いました。 (資料10)

これで中国の龍をひとまず終わります。

つづく

参照資料
1) ​ Chinease dragon ​   From Wikipedia, the free encyclopedia
2) ​ 2019年秋、中国旅行記25(24/34)  ​ :「4travel.jp」
3) ​ 2019年秋、中国旅行記25(26/34) ​ :「4travel.jp」
4) ​ 2019年秋、中国旅行記25(27/34) ​ :「4travel.jp」
5) ​ 2019年秋、中国旅行記25(30/34)  ​ :「4travel.jp」
6) ​ 2019年秋、中国旅行記25(31/34)  ​ :「4travel.jp」
7) ​ 2019年秋、中国旅行記25(31/34) ​ :「4travel.jp」                                      
8) ​ 「逆じゃない?」=南京博物院で展示中の龍の文化財が議論呼ぶ―中国
                     :「Record China」
9) ​ 中国は大連、南京、宜興、無錫、上海の旅 (Part2 南京編 ) ​:「4travel.jp」
10) ​ 「重慶市」の写真素材 ​  :「photo AC」


補遺
上海博物館 ​  :ウィキペディア
上海博物館 ​ ホームページ 英語版
チベット博物館 ​  :ウィキペディア
Qianlong Empero ​r  From Wikipedia, the free encyclopedia
Yangzhou ​      From Wikipedia, the free encyclopedia
Wudang Mountains  ​ From Wikipedia, the free encyclopedia

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こちらもご覧いただけるとうれしいです。

観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ 」一覧表





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Last updated  2024.09.18 15:13:47
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Re:観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ -35 中国の龍 (6)(09/18)  
Jobim さん
中国の彫り物はさすがに手がかかっていて精巧ですね
作った人が偲ばれます
良いものを見せていただきました
ありがとうございます (2024.09.19 07:52:45)

Re[1]:観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ -35 中国の龍 (6)(09/18)  
Jobimさんへ

龍探しをし始めると、中国での龍の扱いは、徹底している感じですね。
龍を精緻にかつダイナミックに造形、表現するすごさに圧倒されます。

実物をみたいな・・・と思いますね。
(2024.09.19 09:52:37)

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