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April 30, 2007
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カテゴリ: ワイン
先日のワイン会『ワイン道・温故知新』

ルーマニアには、昔から、コトナリなどのワインの名産地があり、ハンガリーのトカイなどと並び、貴腐ワインが有名だったそうです。ルーマニアのワインの生産量は、世界第12位。意外と上位ですよね。 ただし、生産量は多いものの、生活に密着したテーブルワインの生産が多かった事情もあったようです。近年は、「量より質」で、高級ワインの生産に力を注いでいるようです。

ルーマニアは古代からのワイン産地で、その歴史は紀元前までさかのぼることができるそうです。伝説によると、デュオニソス(または、バッカス、ワインの神様ですよね。)はドナウ川の北、現在のルーマニアがある地域が発祥なんだそうですよ。

ルーマニアは、ドナウ川の下流に位置するという地理的な状況と、ドイツから来た王様が統治していた時代もあった影響から、伝統的には、甘口のワインが生産されていたようです。しかし、緯度的にはフランスとほぼ同じで、ブドウ栽培に適した環境であるといわれることから、近年は、フランスなど、海外の生産者の参入も増えているようです。というわけで、ルーマニアも、モダンなスタイルと、クラシックなスタイル、2種類を比較しちゃいました。
 
クロ・ビュザオ ピノ・ノワール 2004

色は、くすんだ感じのワインレッドで、液面の辺縁はオレンジ色。プラム、スモモ、ヨーグルト、レッド・ペッパーといった香り、かすかになめし革のような熟成香も漂う。全体的に軽めに仕上がっていて、 ボジョレー・ヴィラージュ に近い感じ。力強さはないものの、タンニンは、比較的リッチで、飲んだ後に少し舌や歯茎に残る。素朴な果実味と、柔らかみで、昔の田園風のタッチが興味深い。オーナーのピエール氏は、「私はピノ・ノワールには特に思い入れがあります。ルーマニアの土を踏んだとき、ブルゴーニュ以外で、ピノが上手に育つところはここしかないと確信し、畑を購入しました。」と語っているそうです。


 
ヴァル・ドゥナ・エディション ピノ・ノワール 2004 トロッケン

透明感のある小豆色、こちらも液面の辺縁はオレンジ色。イチゴジャムの香り。カラメル、バニラ、かすかに 泡盛の古酒(クース) のような香りも。 口に含むと、しっかりした酸。タンニンは中程度。シロップのような甘みとグリセリンのトロミは、ピノ・ノワールというより、 シュペートブルクンダー といった方が伝わりやすい感じ。ハーブやピーマンのような苦みや鉄分、リキュールのようなニュアンスなども感じる。

これまでのワインの記事は  こちら





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最終更新日  May 3, 2007 12:22:55 PM
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