【映像14枚】夜霧の梨泰院通り☆韓国

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2004年07月13日

(15)

テーマ：アジアの風に吹かれて・・(11598)

カテゴリ：アジア旅の森羅万象

旅の最初の夜、ソウルの街は音のない霧雨に包まれてた。
配偶者がぐっすりと眠りについてしまった深夜、ひとりでパーカーをはおって部屋をそおっと抜け出して、ここにも不景気の風が吹く梨泰院通りの裏道・表通りを気ままに歩いてみました。
　　（撮影：２００４年６月２２日ＰＭ１１：３０～）

夜霧の流れる異国の路上で、途方にくれたようにたたずむ恋人たちを見ながら、僕は思った。
人や街並みは移り変わって行く。
何もかもが時の流れとともに、止めるすべもなく変化して行く。
現在の自分の年齢がどんなものかと、思う。
これまでの歳月は、何だったのだろうか、と。

それらの月日を、僕はうまく整理できないでいる。

きっと僕は今、現在の自分の年齢に疲れているんだろう。

あるいは、おそるおそる世の中と接触を開始した思春期のころから現在まで、過去を振り返らずに、ただ前ばかり見ようとして走ってきた自分の、折り返し点を手探りしてるんだろうか。
けれど、マラソンレースと違って、折り返し点を示す親切な円錐を見つけることはできない。

明かりが点いている店が裏通りにも点在してるけど、客も店の人も誰もいない。
開店しているはずなのに、人影のない店が続いてた。
みんな、何処へ行ったのだろう。

とにかく、過去のことを何かひとつでも整理して、ひきだしにしまってみよう。
ひとつが上手くゆけば、後は次々に上手くできるはず。
のらいぬがぽつん。
道の真ん中でいつまでも、こちらを見ていた。

雨粒が、ふいに烈しくなる。

その、妙な「ずれ」が歩いている背中を押している。
好奇心のなかで、くらやみよりも向こう側のネオンサインの輝きが、なんだか怖い。

いつの間にか、異界への入り口に突き当たっていた。
僕は胸がいっぱいになった。
シルエットになった人々が、音も無く次々に吸い込まれて行く・・。

そう思うと、身体じゅうに気だるい快感が押し寄せる。
旅の果ての、感触。

少しだけ、眠ろうーーー。
霧になった雨は、あまりに心地よいし・・。
それに多分、今。
ぼくは目に見えない折り返し点に、ひとりで立っているんだろうから。

昼間、ここには麦藁帽子と警笛とメガホンをセットにした小麦色の監視員たちが、１時間交替で座っていました。

☆今夜は、プールに宿直する日なので、ネットはお休み。
暑くなりそうな１日なので、たぶん日没の頃には２００メートルのプールをひとり占めして泳いでるでしょう・・笑。
ですので、早めにきょうのぶんの日記をＵＰしておきます・・。

大型レジャー・プールの舞台裏☆
　　　↑
はるるさんが居る場所のこと。

＊梨泰院（イテウォン）は韓国人より外国人にもっと広く知られているところだ。約1900軒の店があるのだが、その大部分は衣類、革製品、骨董品を販売する店だ。梨泰院とは梨泰院交差点からハミルトンホテルと漢南２洞に広がる1.4kmの通りを指す。歴史的にこの周辺地域は外国商品と外国人とを密接に結んでいたところだった。壬辰の倭乱(1592～1599)中には日本軍がここで駐屯し、19世紀末には中国軍が駐屯していた。

＊また、20世紀前半、日本の植民地時代には日本占領軍本部として使われていた。解放後、50年以上にわたり米国司令部があったところもここだ。梨泰院通りは元々、駐屯兵力に物品を供給するための場所であったのだが、現在は多様な外国人のためのショッピング天国へと変貌した。

＊梨泰院はきれいに整った都心のショッピングタウンではないが、細い路地の隅々にまで広がるショッピング文化が楽しめる所だ。梨泰院の主要なショッピングゾーンは梨泰院交差点からハミルトンホテル前までだ。この一帯に立ち並ぶ店は他の地域と違い、外国人を対象にする特別な商品を扱っている。

＊オーダーメイドスーツ、シルクドレス、スポーツウェア、ジョギングウェア、ウールジャケット、革製品、スキーウェア、セーター、西洋人に合う大きいサイズのズボンや靴、カジュアルウェア、ハンドバック、靴、土産物など多様な種類の商品が安く買える。また、免税で買えるのも魅力。

＊梨泰院の革製品は海外から輸入した革あるいは国産の革で製造される。また、技術が非常に優れているため、外国人に革靴や衣料品が人気がある。西洋人の体型に合う、大きいサイズの服だけ売る'ビッグサイト専門店'などもあるが、ナイキなどの有名ブランドの店では他の地域より５～10％安く買える。

＊他の地域と違うもう一つの点は、梨泰院通りに密接しているところにある約90軒のオーダーメイドショップだ。そこでは国際的なデザイン感覚を持つ製品が20万ウォン前後で買える。また、シーズン毎のスポーツウェアや小物が買える点も特色の一つだろう。梨泰院はソウルで最高のうなぎ革製品を置いているところでもあり、最高の煙水晶、紫水晶、ひすい等の商品も扱う。また、ここは、400軒余りの露店商が整然と並んでおり、アクセサリーやTシャツ、土産物などを販売している。

＊大部分の店員たちは英語ができ、他の外国語ができる人もたくさんいる。ウォン、ドル、円、すべてOKだ。夜の梨泰院はディスコ、クラブ、バー、レストランなどで活気づく街だ。ソウル市は梨泰院を観光特区に指定した。
梨泰院の主要ショッピング通りを過ぎ、ハミルトンホテルから漢南周辺までは世界各国の料理が味わえるレストランが多い。他の地域ではほとんど見かけないドイツ、イタリア、インド、パキスタン、スイス、タイ、メキシコの伝統料理レストランがあちこちにある。ここにある韓国、中華、日本料理のレストランでは伝統本来の味が楽しめる。
そんな店に混在して、安くて美味しい韓国の庶民的な居酒屋・料理屋も沢山あってウレシイ♪

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最終更新日 2007年03月12日 20時56分00秒
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■コメント

Re:夜霧の梨泰院通り界隈【韓国・最新映像1４枚】(07/13)

TONO9784 さん

こんにちは。ソウルの夜の待ち｣魅力的ですね。
私も焼肉とキムチの仲間が大好きです。
師匠と夜に出かけました。日本人のお客は私たちだけでした。とんでもないところで食べた焼き肉料理は刺激的でした。３、４軒食べに入りましたよ。
それと古本屋さんが１００メータぐらい並んでいたところのビルは楽しかった・・・。間口が狭くてね、天井まで山積みでした。日本で絶版になっているような本が有りましたよ。 (2004年07月13日 12時47分16秒)