演劇日本一！☆第５０回全国高校演劇決勝大会。 | あやしいふるほんやさん：アジアの迷宮

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2004年08月01日

たった今、徳島県の鳴門市から娘のメールが入りました。

【てっぺんの、てっぺん！！
全国一になったよ～！
おなか空いたけどね～♪ｂｙゆめ】って。

多分、台風の影響での強行スケジュールのおかげで、朝から夕方まで休みも殆ど無しに、ぜんぶで７校ぶんの芝居の上演を観続けたあげく、講評と表彰に突入したので午後８時近くなっても食事なんてするヒマも精神的ゆとりも無かったんでしょうねえ・・きっと。

数千校ある全国の高校演劇部の頂点、全国高校演劇決勝大会でもたったひとつの最優秀賞を受賞したのは、関東地区代表　/　作新学院高校 (栃木)　　『超正義のヒト』 (作/　大垣ヤスシ)

『超正義のヒト』舞台のプロローグ風景　（2003/11）

予選大会などで同作品をはるるが観てた限りでは、決して目新しい事をやっている芝居ではなくって、極めてオーソドックスな豪速球のストレート勝負と言った舞台です。ただ、脚本も演技も舞台装置も、基本に忠実にていねいに構成されたことだけは、伝わって来ますが。
全国レベルの様々なライバル校たちの意欲作品の中で、そのあまりにも普通さは埋もれてしまうのではないか、と内心はひやひやしてました。

平気でうそをついて、ひとの間をすいすいと上手に泳ぎまわり、正直にルールを守って素直に生きて行こうとするひとたちを「あ～、要領の悪いばかなやつ！」なんて、ふふんと鼻で笑う現代人って多いですね。
まるで「よいひと」だと言うことが愚かなこと、みたいになってる現状！

そこに出現した、限りなく不器用なオトコ・・・それが『超正義のヒト』って、キャラクターの主人公って設定で、ちょっとシリアスな喜劇仕立ての演劇になってます。

『超正義のヒト』この舞台のどこかに、ゆめ、も登場してます。

これで、夏の終わりには、ぼくたち家族も東京の国立劇場での大舞台に立った、ゆめちゃんたちの演劇部の芝居が見られることになりました。
文字通り、晴れがましい「ひのき舞台」に立つ、ってことですよねえ・・。

その前にＮＨＫのＢＳ放送でも、舞台のノーカット中継録画の放送はやるんだけどねっ！笑
能天気な受験生は、「わたしも、ＴＶに出る」って、はしゃいでます。

詳しいほーこくは、あとで。

９時近くなって、こんどは電話がかかって来ました。
調子づいてテンション高くなりっぱなしの様子で・・・

電話を受けた配偶者は、「そんなこと言ってるヒマないでしょう？まったく、受験生なんだしっ！」なんて、応対してるけど。笑

うーん。
うちは子供たちに甘い親たち、だからなー。汗

さて、現実の『超正義のヒト』は？！

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最終更新日 2004年10月21日 12時44分43秒
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■コメント

お幸せなことで

風船くんさん

結構なことです。 (2004年08月01日 20時03分33秒)