映像12】冬虹の旅～鬼怒川を遡る。

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2004年12月06日

(6)

テーマ：国内旅行どこに行く？(51934)

カテゴリ：ちいさな旅

昨夜からの強い風雨が去って、晴れ渡った初冬の空の下。
家族全員（と、言ってもおいらと娘と配偶者の３人。息子のあきらは東京で仕事中）で再び「自称・第3次流木たんけんたいツアー」に行って来ました。

★渋滞とは無縁の田舎道がつづく透明な空の下。

まず最初に向かったのは、宇都宮郊外ってゆーか、北部の隣り町。
前回と前々回にトライした上河内町の、鬼怒川の流れに沿ってひろがる広大な河原方面。
晩秋にやる梵天祭りと、名産のゆずの里で有名な羽黒山のふもとを目指したけれど、見事に空振り。

★日光連山の奥深くから源流を発して、関東平野に解き放たれてゆく鬼怒川を、いくつもの橋の上から走り過ぎて。

帰りは温泉かなあ・・・と、思ったけど意外に手間取ってしまい、昨日の夜の豪雨のせいか中流域の河原に転がってた流木はみんな根こそぎ流れてしまったらしく、仕方ないので上流へと流れをたどって行く。

いくつかの橋を横切って、河原の状態を探っても、きれいさっぱり獲物はナシ。汗

鬼怒川カントリー・クラブが川の向こう側に見えて来ると、巨大温泉ホテルの案内板や日光江戸村、東武ワールド・スクエアや日光猿軍団劇場の矢印なんかがやたらに登場。
いつの間にか、とうとう源流のダムの方まで遡ることに。

★水量も観光客の姿も減って、ライン下りの川舟も冬季の休みに入った。

浅草からダイレクトに通じている東武電車の鬼怒川温泉駅の前を過ぎて、浴衣と丹前姿の温泉客をちらほら散見しながら龍王峡にさしかかる。
ぼんやりカーブを曲がったとたんに思いがけず、川治温泉の手前にかかる季節外れの鮮やかな虹を、なぜか青い空の中に目撃した白昼夢のような光景。

★目が洗われるような、力強くふとい虹の姿だった。2004年12月7日。

その幸運のシンボルに誘われるように、２０～３０ｋｍ走ってぜんぜん見つからなかった「流木」も、虹のかかった山のふもとの谷間で発見！

晴れ渡った青空の中に、きつねのよめいりでもあったのでしょうか？
なんだか、魔法を見せられてるような虹のアーチでした。。
虹の恵みを、両腕いっぱいにかかえて、ダム湖の斜面を登る。

★山の頂きから湧き上がる雲の、いのちのけはい。

鬼怒川や川治温泉のさらに奥の山間部、五十里ダム湖のほとりまで行ったら、けっこう満足の成果はあったんだけど、時間が遅くなっちゃった。

★うっすらとクリームのかかった、芳醇なワインゼリー。

とりあえず、温泉は後回しにして鬼怒川渓谷を見下ろす絶景。
全面硝子張りのイタリアン・レストランのランチで、空いたお腹を満たす。
前菜・４種類のパスタ・デザートと、珈琲か紅茶。

★ついさっきまで、家族で食事していたテーブル。
対岸に白いホテルが見えるけれど、その間の空間は深い渓谷。

２：３０のランチタイムぎりぎりに入ったら、百人以上の席がありそうな広いレストランに客は我々だけの貸し切り状態。
何故か、静かに流れるＢＧＭは、とっても懐かしいモダンジャズ・カルテット（通称ＭＪＱ）で、シェフの好みらしい♪

来るときには裏街道だったので・・・帰り道は、すっかり傾いた陽射しを斜めから受けた表街道の日光杉並木を、今市から宇都宮方面へひたすらに走る。

家康や家光を祀った世界遺産の日光東照宮と輪王寺に参拝するために、徳川家が江戸との間を整備した街道。

夕陽がまぶしい宇都宮外環状線。
お気楽そうに見えても、ここの処になってはるるの仕事も結構しんどい事が続いたりしています。
そんなこんなで、それがまだ片付かず、娘の進路がはっきりしなくなった現在、まとまった休みをつくって一人旅に出るのは難しそう。
こんな時でも、こうして家族みんなで休日を一緒に過ごせると、ほっとしちゃいます。

娘の学校の美術室付近まで、集めた流木を運び終わった後。
すっかり人影の絶えた校庭の上には、首長竜のかたちをしたゆうやけぐもがふわり。

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２００４年に入ってから今まで、あやしいほむぺにＵＰした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪
もちろん、ここのアルバムに掲載されている写真のぜんぶ、はるるさん自身がそこに行って撮影したものですよん。笑

デジタル映像あるばむ総合メニュー（３）には１１/３現在でおよそ６００枚、３５のアルバムが収録されてます。
そのすべては、こちらからご覧いただけます～♪

デジタル映像あるばむ:鬼怒川の流木が素材の「きりん」

1980年代のアジア旅（はるるの一人旅・初心者マーク時代）解説付きました！

もっともっと、はるるの写真を見たいひと。
こちらに、一人旅の映像アルバムなど３２種類、ぜんぶで９００枚以上の写真が収録されてるよん！
２００２年辺りに作成した映像集。
　　↓
デジタル映像あるばむ総合メニュー

さらに、そのつづきで、２００３年後半のも☆
こちらにはアルバムが２０種類、５５０枚ほどの写真を収録。
　　　↓
デジタル映像あるばむ総合メニュー２

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