自動車免許証更新☆ | あやしいふるほんやさん：アジアの迷宮

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2005年03月02日

昨日の夕方から、息子のあきらが家に戻っている。
２月１５日が誕生日なので、１ヶ月前後の免許書き換えの期限が迫っていて、今朝は午前中に栃木県運転免許センターに行かなくちゃならない。
都内で仕事してるので、最近は年に数回程度しか運転しない、殆どペーパードライバー同然の免許だけど。

ちょうど、鬼怒川温泉へ１泊の卒業旅行に出掛けるムスメを、東武宇都宮駅まで送り届ける時間と少しダブりそうなので、そちらは配偶者の担当で。
おいらは一足先に自宅から１５～２０分ほどの免許センターへ、あきらを乗せてともだちから無料でもらった軽自動車を走らせた。
ちょうど、通勤ラッシュ時間帯の午前８時近く。
宇都宮の中心部からは反対方向なのに、なぜだかこっちの方向も混雑してる。

少し前は用意する書類の数もあったし、写真も用意してないといけなかったんだけど、ＯＡ化が進んだ最近は本当に簡単になった。
免許証更新に必要なのは、印鑑と免許証だけ。

あと、更新時の講習費用として千円。
けいさつＯＢの天下り先として有名な「交通安全協会」は、任意加入団体なので参加する義務は無い。
（それを知らないひとは、更新手続き費用と講習費用の金額と並べて書いてあるもので、必要なものだと思って加入期間によって異なる千数百円から２千円を払ってしまう）
うちの息子はケチな父親のアドバイスで、「交通安全協会」のススメを断った。笑

ここで問題が起こった。

ベテランらしい印紙販売窓口の女性とのやりとりが、やたらに長引いている。
どうしたんだろう。

浮かない顔して、窓口に一礼したあきらがこちらに戻って来た。
「コンタクト、家の洗面所に置いて来ちゃった！」
どうやら、そのことをベテラン職員のひとに質問していたようだ。
アドバイスによれば、もし裸眼で、視力検査に不合格となった場合は、支払った印紙代金は払い戻してくれるとのこと。

ますます不安になったのか、視力検査の長い列の中から外れて。
「たぶん、ダメだろうから、後にするよ」と言う。

午後の更新手続きに出直すのも、なんだかなあ。

３０分ほどずれた時間に自宅を出発するはずの配偶者に連絡してみたら、ちょっと前に出た処だった。
ムスメの待ち合わせ時間は、個人のグループでの旅行なので連絡しておけばなんとかなると言う。

相変わらず、こう言う時の配偶者の決断と行動はスバヤイ☆

午前中の更新者手続きの受け付けは９時で〆切り。
あとから来たひとたちは、午後からの更新に廻されてる。
（おいらたち、こちらの方はすでに済ませているのでＯＫ！）
ただ、視力検査と写真撮影は９時半までやってるので、なんとかなりそうだ。

しばらくして、最寄りの信号まで来ていると連絡があったので、ロビーから免許センターの玄関に出ると、間もなく配偶者の運転するパールグリーンのイプサムが目の前に停まった。
助手席の窓が開いて、おめかしの旅支度をしたムスメの腕が。
「おにいちゃん、ハイ！」と、伸びた。

「ありがとよ♪」
照れ臭そうに、あきらが車内に手を振ると、あっという間にスタート。

ほんとに、家の家族はみんなしてそそっかしいというか、どっか抜けてるというか。汗
あとで配偶者が夕方になって仕事から戻って聞いた話なんだけど。
うちのムスメが、免許センターからの帰り道で
「おかあさん以外の、あたしんちの家族って、みんな何時もそそっかしくてよく忘れ物したり、あっちこっちで失敗してるよね」と、つぶやいたらしい。

おいらも、子供達も、いくつになっても進歩が無いというか・・・。

でもでも、はるるさんは知っている。
我が家の唯一の希望の星？！となってる「配偶者さま」のこと。
実は、けっこう深刻にそそっかしくて、忘れ物なんかもおいらたちと同じ程度に多くって、色んな前科を持ってることを。

これは、本人も自覚していることで、子供たちだけがそう思ってないだけのこと。
配偶者自身は、それを強く判ってるもので、そんなトラブルが起こった時のあらゆる対処法が上手になったのよ、と微笑んでる。。。

うーん、確かにそうかも。
「うっかり家族」の漂流は続いてます・・♪

　　　＊＊＊　　　＊＊＊

新しくなった免許証のあきらの写真、なんだか口を真一文字に結んで笑いをこらえてるみたいな、ヘンな表情してる。
聞いてみたら、
「笑顔の免許写真を撮ってもらおうとしたんだけど、失敗した」と。
どうやら、公式の写真撮影の場所でにっこりと笑ってみせて、「撮り直し」させられたらしい。
ふつう、あんまり再度の撮影って無いもんなんだけどね。
あきらは、笑っちゃいけないこと、知らなかったようだ・・・。

相変わらず、こんなお茶目なところは、ムスメと同じ。笑
（配偶者に言わせると、父親ゆずりってことになるらしいケド。）

　　　＊＊＊　　　　＊＊＊

ドラゴンクエスト。
うちのムスメのデータは、ゲーム中盤で強力なボス・キャラに全滅させられたまま。
「どうしたの？」と聞くと。
「レベルが足りないだの、なんだのお父さんがウルサイから」
もう、あっちの大学に行って独り暮しをするまで、やらない・・・・らしい。

ひとに、自分のやってることを「あーだ、こーだ」と言われたくない、というのはおいらと同じ。
そのキモチは、良く判る。
うんうん。

けど、そーゆーおいらは、ならずものの町にあるカジノに入り浸って、まだまだその手前♪

天使うさぎの向こうに広がってる水平線に浮かんでるのは、あの「ピピ島」です。
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