青木理木版画展へ | あやしいふるほんやさん：アジアの迷宮

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2008年02月05日

青木理　木版画展へ

(2)

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8353)

カテゴリ：美術☆あーとイベント

遅ればせながら、美術館友の会の広報部のメンバーが宇都宮市中心部にある、東武ホテルグランデに集まって、総勢９名でのランチコースの新年会＆慰労会をしました。

一応、人口が５０万人のこの町の中ではグレードの高いホテルのひとつです。

作成していた会報の完成が１月末だったので、そちらの発送までの片が付かないと気が済まないので・・・その作業の終了後、２月のあたまになってしまいました。

スープから始まって、メインの魚や肉料理を食べるのに夢中で、テーブルの上の写真を撮っていなかったのに気が付いたのはデザートが出て来る直前。汗

東武ホテルグランデのデザート

思ったよりも、遥かにボリュームがあるスイーツで、シャーベットと一緒にケーキが３品。

最後に、自分の選んだお代わり自由の珈琲か紅茶が出て１５００円ほど。

いつもはひっそりと森に囲まれた郊外の山の中、事務的な雰囲気の宇都宮市立美術館２階のボランティア室で顔を合わせているので、久しぶりにゆっくりと繁華街近くの窓辺で食後の談笑しばし。

青木理　木版画展　案内

時間を見計らって、広報部共通のメンバーの知り合い、美術館関係者の発表する木版画の個展会場へ移動。

市内の再開発事業の目玉として、この町の守り神の二荒山神社の前に建ったばかりの真新しい宇都宮表参道スクェアとゆー、なんだか恥ずかしい名前のビル。

ほとんどの地方都市は近年、中心部の繁華街空洞化現象の対策のひとつの答えとして、商業ビルの中に情報や福祉、そして文化施設などを進出させています。

青木理　木版画展　贈った花

個展会場になった市民ギャラリーは、この日が初日。

受付の前には、われわれが割り勘で贈っておいた花が飾ってありました。

おとなりは、「妖精美術館（入場無料）」があります。

宇都宮美術館でベテランの学芸員をなさってる青木理さんの、木版画展。

若い頃にそれぞれ数年間を過ごした、京都とパリの風景を中心に、栃木県内の古い商家や世界各地の普段着の姿が落ち着いた色調なのに、水彩のような透明感のある明るい印象の画面なので、会場全体が華やかな印象です。

そーいえば、パリと京都って姉妹都市だったよなあ。

青木理　木版画展　会場

ぼくのお気に入りの一枚は、祇園祭の宵闇風景の手前に、まだ市電が走っていた時代のレールが道路の中央を横切っている作品が、切ないような旅情たっぷりで素敵でした♪

パリの風景は、実際に自分の足で沢山の時間を歩き回ったことのあるひとでなければ発見できないような視点が、ハッとさせられます。冬の景色が多かったかな？！

【はるるが過去に書いたアート関係日記（の、一部）紹介】
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「王様」に変身する～古代オリエント博物館★サンシャイン池袋

横須賀美術館の海色