失われた【本質~The Essence~】を求めて

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2013.05.25
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※【1】はこちらです。

「ヴァンパイアが患者としてやってくると、私は直観的にそれに気づく。
数分以内に、まるで流砂に吸い込まれるように恐ろしく体が重くなるのだ。
どんどん沈んでいき、頭がぼんやりしてくる。まぶたがどんどん重くなる。
すべてがスローモーションに見えてくる。
永遠に思える五十分間の後は、疲れ果てていることもある。


(...)


私がエネルギーを吸い取られていると感じるなら、
他の人たちもそうであることはほぼ間違いない。
そして私はひとたび直観的に診断を下したら、自分を守ることを躊躇(ちゅうちょ)しない。」


(「ポジティブ・エネルギー」ジュディス・オルロフ、矢鋪紀子・訳、サンマーク出版、2006、p.287)



ポジティブ・エ...

ポジティブ・エ...
著者:ジュディス・オルロフ
価格:1,890円(税込、送料込)
古本屋さんで探してください。




【女王様】。
この、厄介なエモーショナル・ヴァンパイア(心の吸血鬼)にどう向き合ったらいいかを考えるシリーズ、第二回目です。



復習になりますが、【女王様】は基本的に「私って、とっても素敵。だから、下々の者たちは、私からの寵愛を受けることをありがたく思わねばならない。」という催眠術を自分に、そして狙ったカモさんたちにかけ続ける人、です。



自己催眠の術を使っている【女王様】は、このように見えます。



静かな自信に満ちた顔。おろおろしたり、不安顔でいることは無い。



どの角度から見られても「かっこ悪ーい!」「だっさ~。」とは無縁。
モデルさんのように完璧に近い身づくろいや、しぐさの数々。常に誰かの視線を意識しているかのよう。



でも、あまり人間的なあたたかさとか、自然な伸びやかさは感じられない。




特に最後の部分、つまり、「あたたかさ」「自然な伸びやかさ」の無さ。
ここ、しっかりと注目しましょう。これだけは、数値化したり、具体的なデータとして捕らえたりすることはできません。
直観で把握するしかない領域です。
日頃から直観を研ぎ澄まし、上のオルロフ先生のように【女王様】を至近距離から観察する。その後、自分の身体的反応をもって判定するしかありません。



こちらも、「ポジティブ・エネルギー」からの引用。
【女王様】タイプに限らず、「近付くと危ないよ!」というエモーショナル・ヴァンパイアどのタイプに対しても有効な判定法です。


【相手や状況に関するネガティブな直観】


★ みぞおちに不快感があったり、胃酸が増したり、不快な既視感がよぎる。
  [筆者注:「あ、これ以前にも体験したような...」って意味で解釈してください。]


★ 鳥肌が立ち、相手に触れられると本能的にパッと身を引いてしまう。


★ 肩こりがし、胸のあたりや喉が締めつけられる。痛みが悪化する。


★ 首の後ろが身の毛立つ。


★ 倦怠感、暗さ、重苦しさ、動揺を感じたり、エネルギーを吸い取られるように感じる。



(「ポジティブ・エネルギー」p.265)


常識、周囲の評価といった「頭」の部分から出てくる声は一旦黙らせましょう。大切なのは「あなた自身の反応」です。
自分の心(感情)、それから身体に相手の身体が放つエネルギーを直接さらし、どういう反応が起こるか、観察するのです。



さもないと、


【包装紙】だけが素敵な人と



この、似て非なるタイプを取り違えて、痛い目にあいますからね。



直観の磨き方(...私自身も、まだまだ発展途上なんですが...。)については、また後ほど。



【女王様】の特徴、続けましょうか。
「自分はワンランク上。」という、不動の信念を抱いている点。これも気を付けたいポイントです。



基本的にご自分と同格の人間はいない...はずなんですが、【女王様】のご機嫌を損ねない、「使える奴」として認められる時だけ、例外的にランクアップする場合があります。ま、アップしたと言っても、せいぜい大臣級止まりですけどね。




例えば、カモさんの配偶者が医者や大学教授など、社会的に地位が高いとされる職業に就いている場合。もしくは、ご本人がそうした方の場合。
海外では、大使館・領事館関係者、政府関係者が日本人社会カーストの上位にいますよね。そうした人々は「使える」とみなされ、重宝がられるでしょう。



「この人たちは自分を愛するというより、自分に溺れてしまっている。


自分の欲望に没頭するあまり、ほかのことに注意を払う暇がない。
この種の人格障害者の心理状態は、まるで望遠鏡をのぞいているようだ。
自分の欲求は拡大する方向から見ているので大きく映り、
ほかのことは反対側から見ているので豆粒のような景色でしかない。



ほかの人より自分のほうが優れていると考えている以上に、
ほかの人のことをほとんど考えないために小さくしか見えないのだ。


ただ、他人に何か求めているときは別だ。


(「あの人はなぜあなたを疲れさせるのか」 アルバート・バーンスタイン、実川元子・訳、角川書店、2001年、p.199)


あの人はなぜあなたを疲れさせるのか

あの人はなぜあなたを疲れさせるのか
著者:アルバート・J.バーンスタイン
価格:1,680円(税込、送料込)
すみません、こちらも古本屋さんでどうぞ...。





【話は少し脱線しますが、私・黒犬べーやんの親戚には長らく海外駐在生活をしていた一家がいます。以前からその家のおば様を通して、海外日本人社会におけるカースト制(序列)の存在は聞かされていました。
大使館・領事館や政府関係者が上で、銀行がその次。それから、大手商社、大手メーカー...などと続き、航空会社とか飲食店などのサービス業は、末端の方に位置...なんですって。


ちなみに、ブルーシャ西村さんが 記事でお書きになっていた通り 、現地企業に勤めている人や、現地の人と結婚した女性や留学生などはカースト外とみなされるそうです。こんな時代錯誤な序列がもう何十年も続いているんですよ~。ネットで愚痴を吐くことも許されなかった当時の奥様達、さぞや辛い思いをされていたことでしょう。】



でも、そこまであからさまに序列化された、ある意味「わかりやすい」社会に暮らす【女王様】なんて、日本人全体から見ればごくごくわずか。周囲のママさんたちを見回しても、【女王様】にとって「使える」レベルの配偶者を持つ人もいれば、持たない人もいる。いろいろな業種の、いろいろな境遇の人がいる。それが世間というものです。



なので、ここは【女王様】も百歩譲るしかありません。
【女王様が号令かけたら、万障繰り合わせてお茶会に駆けつけ、楽しい『おしゃべり』(←これが曲者なんですが...後述しますね。)に興じる】程度の貢献度でも、まぁOK、とされます。
「使える」、いや、「仕える」には変わりが無いことですし、大目に見てやるとしましょう。



さてさて。
自分がワンランク上と信じ、その素敵な自分に奉仕してくれる「使える(仕える)奴」を常時募集している【女王様】にとって、一番許せないことって、何だと思います? 



答は、また次の機会に。



この、「名前をなくした女神」という2011年放映のドラマ。
ウィキペディア上のあらすじ を読む限り、特にこれといって強烈な【女王様】キャラは出ていなかったようですが、どろどろしたママ社会の膿が随所で噴出するような、怖そうな話です...。私は全然見ていないんですけどね。





母親達のエゴから生まれる醜いいざこざ。
それが幼い子供達の心に与える長期的な影響。
決してばかにできないですよね...。いたたまれない気持ちになります。





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Last updated  2013.05.29 05:17:35
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