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午後1時より坪内逍遙博士顕彰会の総会が始まり、滞りなく終了。
午後2時から会場を移して、
第1部は「民話と逍遙の児童劇」について
伝承文化研究センター所長の林和利氏の講演を聴きました。
1時間余りの講演でした。
第2部は坪内逍遙が学校用小脚本として作った児童劇「文福茶釜」を
劇団シアター・ウィークエンドの皆さんが熱演されました。
よく知られた同名の民話に基づいた作品です。
とっても面白かったです。
どうぞご覧ください。
先ずは茂林寺(もりんじ)の台所で
和尚さんの言いつけで、小僧たちが古道具屋で
茶釜を買ってきたところから始まりました。
ところが、その茶釜は以前古道具屋の主人に助けられた狸が
お礼のつもりで化けた物でした。
お湯を沸かそうと小僧が火にかけると
狸は我慢できず逃げ惑うが、
また元の茶釜に戻る。
これは化け物だと気味悪がり和尚の指示で釜を店に返しに行く。
第1幕終わり。
年老いた店の主人は病気で寝ていて、
返された茶釜は見た感じ異常はない。
ところが、店の娘が火にかけると狸になって、
驚く主人と娘に狸は恩返しに来たと打ち明け、
狸の神通力で老主人の病気を治す。
第2幕終わり。
第3幕は見世物小屋の場面で、
狸は二人を見世物の興行師に仕立てる。
狸は「人間狸、文福茶釜大夫」と名乗り、
槍踊り、オランダ踊り、綱渡りを演じて見せる。
文福茶釜大夫の見世物小屋は大入り満員大繁盛。
日本国中興行して充分収入を得た後、
狸は茶釜を大切に保存するよう言い残し、
故郷の古穴に帰っていく。
最後に劇団員さん全員でフィナーレ
とっても面白かったです。
※なお、ストーリーは林和利氏の「文福茶釜」の解説を参照にしました。
これは児童劇用に脚色されているので、
大人だけでなく、一人でも多くの子供たちに
観てもらいたいなぁと思ったのでした。
今朝の中日新聞の記事です。
さて、大阪・関西万博の写真も今日で最後です。











(完)
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