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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ★ 時の息吹 ★ 時が心残りに背を向け 星が流れる また ひとつ 歳が去り行き 光の流れは 新たな時代を 我が身に宿す 新たな時の 息吹が聴こえ 母のいる勝手から 湯気が立ち昇る どうやら 我等は 時代の壁を超えそうだ この恵みに こうべを垂れ しじまの中で 感謝の祈りを 捧げよう By.星原女瑪・(2016.12.29作)2022.12.31.改作 (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい). .. 皆様、幸運な2023年を、 お迎えください。 皆様の御多幸と健やかなることを、 心より願っています。 本年も、有り難うございました。 星原瑪女 2022.12.31. ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ ご訪問くださり、誠に有り難うございました。*★ ★ ★ ★ ★ ★ 【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、 続きの掲載が遅れています。 お待ち頂けましたら幸いです。 行き詰ってしまいました。 本当にごめんなさい...🙇 LAME39より *------*------*------*------*------*------*------* *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1http://blog.with2.net/link.php?1832603
2022.12.31
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ★ 私の孤独 ★ 遠い銀河の果てから 日暮れると 咽び泣きが聞こえる 遠く 追い遣られた星の 咽び泣きが 聞こえる 遠い宙の彼方で 蒼白く瞬く星よ お前は いったい 何時から そこで 咽び泣いている さあ 今夜は降りて来ないか 私の 孤独よ By.星原女瑪.(2014.12.30)2019.7.16. (注意・詩の転載を禁ずるシェアはご遠慮下さい) 【昨年春の再掲です。 今年は薔薇が、早めに開花しました。 紅茶色が、ブラックティーです。 黄色が、ロイヤルサンセットです。 ブラックティーは{薔薇の家}にて、 ロイヤルサンセットは{吉本園芸}さんで購入しました。 狭いベランダ園芸で鉢植えですが、 薔薇は一生懸命に咲いてくれます。 (2018.4.23)LAME39. ブラックティーです。 肉厚になり、色も深くなって来ました。 ロイヤルサンセットです。 昨年の秋に買い、初めての開花です 我が家の、ロイヤルサンセット*です。 香りが、とっても素敵なんですよ *------*------*------*------* *★ ★ ★ ★ ★ ★ 【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、 続きの掲載が遅れています。 大分、行き詰ってしまいました。 本当にごめんなさい...🙇 最近は、 寝落ちしてしまう事が多くあります。 その日のうちに伺えなかった皆様に、 お詫び申し上げます。ごめんなさい。 LAME39より *------*------*------*------*------*------*------* *----* *------*------*------*------* ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://blog.with2.net/link.php?1832603http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1*
2022.12.28
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*------*------*------*------* ★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* 🍋2022年。今年12月の檸檬です。 とても大きな形で、美味しそうに実りました。 木に実っている時の汚れは、 良く洗ってやると、綺麗で艶も出ますよ 2022.12.13.*------*------*------*------*2022.12月 ★ 私のレモン ★ 黄色いレモンが 微笑みかける 初冬の風の中 鮮やかに笑いかける ほんのり香る レモンの実 励ましの色に 心ぬくもり 初冬の寒気は 束の間 遠ざかる レモンを噛んで ふっと 笑みが零れた 私のレモン 今年も ありがとう *------*------*------*------*------*------*------* *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2022.12.14
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★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ★ 私のレモン ★ 黄色いレモンが 微笑みかける 初冬の風の中 鮮やかに笑いかける ほんのり香る レモンの実 励ましの色に 心ぬくもり 初冬の寒気は 束の間 遠ざかる レモンを噛んで ふっと 笑みが零れた 私のレモン 今年も ありがとう 詩と写真は。再掲です。 By.星原女瑪.(2013.12.4)2015.11.13.2022.12.9 (注意:詩の転載を禁ずる) 檸檬の写真は、全て2012年のものです。 今年は、10こ実を付けました。またの機会に掲載します。 レモンの実は、12月の中旬に、美しい黄色になります。 明日、10こ収穫しますよ。 ベランダの鉢植えで、育てています。 明日、10こ収穫しますよ。 *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2022.12.09
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★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ★ うつろい ★ ひと雨ごとに 温かくなり ひと雨ごとに 冬 とおく ひと雨ごとに 暖かくなり 春は とおく ひと雨ごとに 冷え込んで 秋 ふかく ひと雨ごとに 寒くなり 雨は 雪に 恋は とおく 想いは 胸に By.星原女瑪.(2016.9.01.)2022.12.2 詩は、再掲です。m(__)m (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2022.12.02
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★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ★ 糧 ★ 思い出の引き出しに 煌めく箱 開けたら それは 一枚の美しい絵 あの遠い日 あの時が 輝いている 全てが至福に満ち 不安など消え失せていた あの日 人は たった一日の思い出に 励まされ 癒されて そう 私は生きられる たとえ細く乾いた道でも 覚束ない足取りでも 私は きっと 歩いてゆける By.星は他女瑪.2018.7.19.作 再掲.2022.11.20 (注意:転載を禁ずる・シェアーはご遠慮下さい) むかしむかし。 二十代だった頃.........。 ある日、突然に誘われて、 一台の車に四人で乗り込み、 明け方から深夜まで遠い海をドライブして来た。 思いがけず、素晴らしい一日となり、 それは私に、至福を与えてくれた。 七十を間近に、その光景は胸に輝いている。 2022.11.20.星原瑪女. 皆様、こんばんは。 久し振りにて、 本当に失礼しました。 どうか、ご容赦ください。 ..........。 寒さ厳しくなりました。 皆様、ご自愛くださいね。 LAME39より.2022.11.20. ★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------** . . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://blog.with2.net/link.php?1832603http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1a.
2022.11.20
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ★ 夜毎 ★ あれが西の空 ほら オリオンが落ちてゆく 凍て尽いたベランダに 月あかり ひとひら星が流れ落ち 時は待ってはくれないよ 煌めきながら囁いてゆく 夜更けの風が 鼻水をそそる また 明日 僕は軽く手を上げて 最後の煙草を 揉み消した (2018.12.29.作)2019.2.4.By.星原女瑪 (注意・詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1http://blog.with2.net/link.php?1832603
2022.01.02
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. ★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ★ 時の息吹 ★ 今年が 心残りに背を向け 星が流れた また ひとつ 歳が去り行き 光の流れは 新たな歳を 我が身に残す 新たな時の 息吹が聴こえ 母のいる勝手から 湯気が立ち昇る どうやら 我等は 年の壁を超えそうだ この恵みに こうべを垂れ しじまの中で 感謝の祈りを 捧げよう By.星原女瑪・(2016.12.29作)2021.12.31. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 今回の詩は更に推敲し直して、 新たな作品として掲載しました。 長年の時間の経過が怠慢を生み、 推敲の大切さを忘れさせていました。 読者の皆様に、 改めてお詫び申し上げます。 本年も拙い詩を読んで下さり、 誠に有り難うございました。 皆様の2022年が御多幸であります様に、 心より願っています。 By.星原女瑪.2021.12.31. ***------*------*-----*------*------*------*------***
2021.12.31
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ひとつで充分です。 ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------*------*------*------* 皆様には、大変に御無沙汰してしまいました。 ご訪問も出来ず、応援や書き込みも出来ずで、 本当に、ごめんなさい。 4月後半より体調を崩していました。 5月の2日に悪い症状が出てしまいましたが、 生憎の連休中でした。 救急で、ある科を探しましたが、 診察できる病院が有りませんでした。(-_-;) 仕方なく、通院中の救急外来に電話しました。 大規模な病院ですが、 希望する科は、休診中でした。 ですが、 連休明けの7日に受け付けてくれることになりました。 7日に軽い検査と問診を受けて、 5月の20日に精密検査をすることになりました。 エコーや細胞診などです。 漸く受けて来ましたが、 6月の予約まで結果が分かりません。 上記のような状態で、 皆様には礼を欠いてしまいましたこと、 誠に恐縮の至りです。 コロナウィルスの悪影響下とは言え、 一時を争う状態の患者は困窮すると感じた次第です。 皆様。 これからも宜しくお願い致します。 LAME39より*------*------*------*------* ★ 風の色 ★ 漸く上がった雨の後を 湿り気をおびた 翠い風が吹いている 野山は すっかり色を深めた 五月の風は 湿りかけた手を揺らし 束の間の季節に 別れを告げる 稲田の苗は地に託され 五月雨の恵みに 感謝する その仔らが 五月の風に揺れている By.星原女瑪.(2011.5.13)2020.5.23. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) *------*------*------*------*<(_ _)> * アリガトアリガト・アクセス.アリガト.ルルルルル~ 母の和ちゃんです。 * *------*------*------** *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ *** アリガトアリガト・アクセス.アリガトウ ****http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1http://blog.with2.net/link.php?1832603***
2020.05.23
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ひとつで充分です。 ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------*------*------*------* 花びらを銜えてどうするんでしょうか *------*------*------*------* ★ 翡翠(カワセミ) ★ 君に出会えたら ありがとう いつも 心に念じる 青い 玉虫色の宝石 君に会えたら 幸運が舞い降りる 心なごみ 美しさが木霊する 君に出会えたら ありがとう いつも 心に念じる 星原女瑪.(2014.8.26)2020.4.29. (注意・詩の転載を禁ずる) *------*------*------*------* 今回は何時もの川ではなく、 場所を変えてカワセミを撮影しました。 何時見ても、本当に美しい鳥だと、 しみじみ感じます。 皆さんも、宜しかったら眺めてみてください。 2013.8.16.に掲載した写真と記事です。 カワセミの姿が川面に映りこんでいます *------*------*------*------* * アリガトアリガト・アクセス.アリガト.ルルルルル~ 母の和ちゃんです。 * *------*------*------** *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ *** アリガトアリガト・アクセス.アリガトウ *******
2020.04.29
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ひとつで充分です。 ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------*------*------*------* ★ レジリエンス ★ [これ、これを待っていたの] 本を手に取り 貴方は言った 胸に当てる顔から 最高の笑みが 溢れた ああ 嘆息を漏らし 愚劣だった自分を恥じた いったい 何をして来たのか いったい何に 注ぎ込んで来たのか 答えは 足元に潜んでいたのに 夢で終わらせたら 夢で終わらせたら いけない 目覚めたベッドで 何度も呟いた 今は亡き 貴女 あの笑顔が 希望を持たせて呉れた 朝 夢で終わらせたら 夢で終わらせたら いけない ★参照★ [レジリエンス]=心理学用語 (柔軟性'反発力) [回復力, 逆境やトラウマに打ち勝つ力] By.星原女瑪(2014.5.13)2020.4.21.再掲です。 (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 何気なく見ている夢。 そんな夢に、ふと気付かされることが有る。 ふと、教えられることが有る。 今回は、亡姉が夢で教えてくれた事を、 作品にしてみました。 By.星原女瑪.(2014.7.20)2020.4.21. * アリガトアリガトアリガト・アクセス.アリガト.ルルルルル~ 母の和ちゃんです。 * *------*------*------* 2017の春まで、 毎年賑やかだった{雀のお宿} 薔薇の手入れで、頻繁にベランダに出ていたら、 その後は来てくれません。 とっても寂しく複雑な心境です。 雛はだいぶ大きくなりました。 お母さんは、大忙しです。 お父さんも、大忙しです。 *------*------*------*------**★ ★ ★ ★ . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ *** アリガトアリガトアリガト・アクセス.アリガト.ルルルルル~ 母の和ちゃんです。 ***http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603********
2020.04.21
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2020.04.15
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2020.04.15
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2020.04.08
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ひとつで充分です。 ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------*** 詩の後に【事の結末~倒れた御婦人】を、 掲載いたしました。 読んでいただけます様、 お願い申し上げます。m(__)m. *------*------*------*------*------*------*------* ★ 月が見ていた夜 ★ 煙草の煙りに 開けた窓 吹き寄せる風に 寒いね ぽつりと言って きみが笑う 寒いね 僕がこたえる 窓越しの月あかり あの夜 僕等は確かに 繋がっていた 君と語り明かした あの夜 君がぶつける若さに 何度も戸惑い 何度も君を引き寄せた 月が笑っていた あの夜 僕は君を愛し そして君は 僕を好んでくれた そう 僕らは確かな温もりの 中にいた あの春の夜は遠く 僕は 秋を彷徨う子羊 何回めのコール 何回めのコール その数が 別れを告げていた そして僕は 秋を彷徨う子羊 今夜も月が見ている ほら 目を細めて By.星原女瑪(2013.9.7)2020.3.31. (注意・詩の転載を禁ずるシェアはご遠慮下さい) 【倒れた御婦人~事の結末】 私が【倒れた御婦人~】を掲載したところ、 沢山の皆様が、コメントを寄せて下さいました。 誠にありがとうございました。m(__)m さて困った事に、 ★御婦人の安否への気遣い。 ★それで助かったのですか。 ★本当に愛人でしょうか。 上記三点の疑問の言葉が多かったのです。 それで私は迷いましたが、 【事の結末】と題して、 文章を載せることと致しました。 先ず、 ・愛人・と言う言葉は不適切かと感じましたので、 ・男性・に変えさせて貰いました。 最後の一言は、私の思いとして、 ・愛人・の言葉は変えません。 以下を読んでいただけます様に、 お願い申し上げます。 【事の結末】 自宅に帰り夕食を摂った。 私は部屋に引き取り、 少ししてからベッドで横になった。 その時になって、大分に興奮し、 緊張している自分を感じた。 大脳が興奮しているのだから、 簡単には治まるまい。 この侭では、今夜は眠れないのでは...。 明日に延ばしては遅すぎる...。 機を逃したら、精神的に良くはなかろう...。 私は、思いを巡らせ始めた。 思いを逡巡させている内に、ふと気付いた。 誰よりも、御婦人を心配しているのは、 私自身だ。この私だから......。 一瞬迷いかけてから、 『仕様がない』 ひと声上げて、私は立ち上がった。 電話を取り上げて、耳を澄ませると、 『はい、・・・スーパー銭湯ですが』 フロントの人の声がした。 『すみません。夕方に倒れた人はどうなりましたか』 私は尋ねてみた。 『はい、お連れ様と元気に歩いて帰られました』 フロントは、判で押したように明るく答えた。 『とても心配だったもので、有り難うございました』 私は酷く丁寧に言ってから、電話を切った。 正直な話、呆気にとられた。 本当に......。 少しの間、そんな事を思ったが、 私は素直に受け取ることにした。 答えてくれた言葉を、何より信じたかったからだ。 そして、 その夜は、ぐっすり眠れた。 これが、事の結末である。 それ以上でも、それ以下でもありません。 この話の全ては、事実です。 後は皆様の思いに、 お任せ致します。 最後まで読んで下さり、 誠に有り難うございました。m(__)m. 2020.3.31.LAME39 誤字脱字など有りましたら、 教えて下さるか、ご容赦下さい。 ★おやすみなさい★ *** アリガトアリガトアリガト・母の和ちゃんです。 *** *------*------*------*------*------*------*------* 【倒れた御婦人~】(完) 3月19日スーパー銭湯での話です。 午後から行ったスーパー銭湯は、 コロナウィルスの所為でガラガラの空き様でした。 何時ものように時間を掛けてシャンプーしたり、 ゆっくりとクレンジング。 そして温泉で何度か温まり、 歯磨きを済ませて脱衣場へ上がりました。 さてさて今日も丁寧にお肌の手入れを...(*'▽') そんなことを思いながら、 半袖ロンTで化粧台に座りました。 先ずは美容液を付けて、ドライヤーにスイッチオン。 鏡を見ながら気持ちよく髪を乾かしていると、 とんでもない光景が、鏡に映って来ました。 アッ...御婦人が後ろ向きに倒れる姿が映ってました。 倒れ方は、バーンと言うよりは、 ゆっくりな感じでした。 直ぐに起き上がると思いきや、 そのまま動きません。 これは、大変だぁ...。 私はドライヤーを止めて、 立ち上がりました。 振り向きざま5mほど走ると、 御婦人の頭の方へ、しゃがみ込んだ。 その時には、既に3~4人が集まっていました。 (注釈・ここは女湯ですので、全て女性です) アッ、頭が床についている。何とかしなければ...。 タオルだ!思い付いて化粧台へ走った。 私は大好きなミニーちゃんのタオルを取り上げて、 再びシャガミ込み、頭の下に入れて遣った。 その時、 『タオル、タオルはないの』 大きな声がした。 この場を仕切っているらしい、 元気そうな老婦人の声だった。 アッ、そうだ。 私はロッカーに戻り、 濡れたガーゼタオルを手にして戻った。 私は、ボンノクボを冷やしてあげたかった。 『ダメダメ、湯当たりは首の頸動脈』 仕切り屋さんは言うなり、 洗面器の水にガーゼタオルを浸けた。 私が何時も、湯上りに顔とボンノクボを冷やすタオル。 『アッ、そのタオルも貸して』 仕切り屋さんは、 ピンクのミニーちゃんも濡らし始めた。 あぁ、私のミニーちゃんと、一瞬つぶやいた。 『タオルは無いのですか』私の声に、 『スタッフさんが持ってくると、思います』 すぐ傍の婦人が応えてくれた。 『じゃあ、フロントには連絡して下さったのですね』 気掛かりだった事を、私は口にした。 『ええ、だいぶ前に...』 そうだったのかと、思っていると、 『吐き気がするって言ってますよ』 また別の婦人が言った。 『洗面器を、持ってきますね』 私は言うなり、浴場へ走った。 『これを置いておきましょう』 何時の間にか、私は仕切り屋さんに話し掛けていた。 そうです...。こういう時には、 ある程度知識の有る仕切り屋さんが、必要な気がした。 すると、 『水、水を飲ませなければ。湯当たりには水を』 仕切り屋さんが叫んだ。 私は、化粧台のペットボトルに目を遣った。 私が何時も飲む、麦茶だった。 『あれなら有るのだけれど、今はコロナがね』 『そうそう、駄目よね』 また別の婦人が同調してくれた。 そうか、ある事に気付いて、 私はロッカーへ走った。 小銭入れを手にして、 仕切り屋さんの向こうの販売機の前に立った。 あぁ、何にしようか。アルプスの天然水を...。 500円玉だったから、何でも買える状態だった。 ボタンを押そうと思った瞬間、仕切り屋さんが叫んだ。 『下の段の左のイオン水』 ああ、これね。 私は、ペットボトルを差し出した。 すると、 『ストロー、ストローがなければ』 また、仕切り屋さんの声がした。 そうか、ストローがないと飲ませられないよね。 『スタッフさんが、持ってくるそうです』 その時、誰かの声がした。 それにしても、 フロントへの電話から、だいぶ時が経っていた。 30分は、掛かっていた。 その内に、誰が持ってきたのか、 仕切り屋さんが、ペットボトルの水を飲ませ始めた。 それを見届けた私は、連れの事を思った。 それでロンTにソックス姿で、 小走りに女湯の入り口の内に立った。 連れが見えたので、 暖簾越しに患者が出たことを告げ、 少し遅くなるから待って呉れる様にと、頼んだ。 私はロッカーへ引き返し、 UVファンデを軽くはたき終えて、 また患者さんの元に戻った。 なんと、洗面器に吐いた跡が見えた。 『吐いたのですか...』 『そうなの、脱水症ではなかったみたい』 仕切り屋さんが、直ぐに答えてくれた。 患者さんの唇はに、ほんのり赤味が有った。 顔色は、頬骨当りに薄っすらと赤みが差していた。 私は変だなぁと、思った。 それで、ある病気の事を思い始めた。 【つづき】 その頃になってスタッフが二人、 タオルを抱えて漸く現れた。 私はタオルを奪う様に取ると、 厚めに折って、患者さんの頭の下に差し込んだ。 傍の婦人が手伝って呉れたので、 頭はそうっと持ち上げたのだった。 その時には、 沢山のバスタオルが、患者さんに掛けられていた。 私は患者さんの顔の近くにシャガミ込んで、 『ねえ、足の先は動かせますか』 聞いてみると、患者さんは小さな声で、 『はい』と答えてくれた。 『じゃあ、足の先を動かしてみて』 私はタオルからはみ出した、 患者さんの足先に目を凝らした。 足首から先が、左右均等に動くのが見えた。 なるほど・・・私は胸の内で溜息を付いた。 これは、心筋や脳梗塞ではないな...。 となると、 私が疑っていた脳卒中に一番近いと思った。 顔色が蒼白でなく、吐き気を訴えている。 もう大分経つのに、座る事も出来ない。 元より、私は湯当たりや貧血は排除していた。 『血圧を、すぐに測ってください』 スタッフに告げると、 『血圧計は、無いんです』 『はぁ、無いんですか...』 私が呆気に取られていると、 周りの婦人たちも、怪訝な顔つきだった。 『早く救急車を呼んだらどうですか』 私が訊くと、 『お連れの男性が、外で待っていますのでー』 いつか、仕切り屋さんの姿は消えていた。 『一刻を争う時ですよ。早く呼ばないと』 『患者さんが、呼びたくないと言っています』 私は落胆と、憤りを感じ始めた。 『本人の意向に、構っている時ではないのですよ』 スタッフは、私の言葉に応じなかった。 私はシャガミ込んで、患者さんに話し掛けた。 『ねえ、待っている人は旦那さんなの』 患者さんは首を小さく振って、 『違います。友達です』 ...そうか、これが邪魔してたのね。 そこえ、 『担当の者が、来ました』 スタッフの声がした。 柔道でもしていた様に体格の良いスタッフが、 黙ったまま現れた。 かれこれ40分は経っていた。 担当者は、血圧計を持ってはいなかった。 その頃になると、 私の傍に仕切り屋さんが立っていた。 私は患者さんから少し離れて、 仕切り屋さんに言った。 『どうして救急車を呼ばないのでしょうね』 仕切り屋さんが応えないので、 『もし脳卒中や梗塞だったら、一刻を争いますよ』 『患者さんが、救急車を断ってるって...』 『患者さんの意向など、聞いてる場合では無いでしょ』 しかし仕切り屋さんは、答えなかった。 よく見ると、ジャケットを羽織り化粧も済ませていた。 ・・・うーん、器用で要領のいい人がいるんだな...。 私はシャガミ込んで、患者さんに言った。 『早く救急車を呼んで貰った方がいいですよ』 患者さんは、答えなかった。 『重病だったら、遅すぎますよ。 何でもなけば、それに越した事はないのですから』 『はあ......』患者さんは曖昧な返事をした。 その時、 『患者さんの事は、私達が看ますので』 スタッフの声がした。 『だったら、早く救急車を呼んで下さい』 私は執拗に、同じ言葉を放った。 『それでしたら、店長と相談していますので』 ヘッ...。今頃相談とは......。 何だか私は呆れて来て、ロッカーへ足を向けた。 鍵を開けて、身繕いを始めた。 眉だけチョット描いて、終わり。 丁寧に化粧をする気になどなれなかった...。 どうせコロナでマスクを掛けるんだから、 これで...。 私は荷物もまとめ、バッグを肩に掛けた。 ロッカーの中が空になっているのを確認して、 もう一度だけ、患者さんの基にシャガミ込んだ。 『ねえ、もう1時間も経ってるのよ』 『ええぇ、一時間も経つんですか』 患者さんは、初めて驚いた様に反応した。 『1時間経っても、動けないんでしょう。 救急車を呼ぶか呼ばないのか、早く決断してね』 私は言い聞かせる様に言って、立ち上がった。 見ると、少し離れた所に仕切り屋さんがいた。 『すみません、看護師さんですか』 私の問いかけに、 『はい、そうです』 応えて呉れて、 『あなたは、』と、訊いて来た。 『名乗る程ではないですが、教授は大方が医師でした』 『そうですか...』 仕切り屋さんが返事をしたので、 私は少ししてから、その場を離れた。 私は女湯を出て、連れの待つ出口に向かった。 男性なんかサッサと帰して、救急車に乗ればいいのに。 私は帰りの車の中で、呟いた。 そして、 ・一人では来るベカラズ! ・愛人とは来るベカラズ!(残念ながら、いない) この言葉を、肝に銘じた。 【おわり】 読んで下さった皆様に、 心よりお礼申し上げます。 有り難うございました。m(__)m*** アリガトアリガトアリガト・母の和ちゃんです。*** *------*------*------*------*------*------*------*. *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603********
2020.03.31
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2020.03.26
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ひとつで充分です。 ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------* 母の和ちゃんです。 ★ ヨウムの和ちゃん ★ 和ちゃんは、ヨウムで鳩より大きな鳥です。 グレーで、ちょっと怖そうですが、 とても穏やかで、 甘える時は犬の様にクンクンと鳴きます。 和ちゃんは、オウムと同じ様に、 色々な言葉や音を覚えて、 真似します。 電話の『るるるるるるううう~~~』 は、凄くリアルで騙されてしまいます。 ヨウムの和ちゃんは、 母屋で独り暮らしをしていた母が、 長いこと飼っていました。 *和ちゃん*と言う名前は、 亡き父の一文字を取って名付けられました。 ヨウムの和ちゃんは、 私の口笛を真似たり、 鶯の『ほ~ほけきょ』が得意でした。 母は91歳の大往生を遂げました。 ヨウムの和ちゃんは、 今は、 愛好家の元で、 元気に暮らしています。 By.星原女瑪(2012.7.12)2020.3.21. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 以下の写真は、ヨウム - Wikipedia より 【倒れた御婦人~】 3月19日スーパー銭湯での話です。 午後から行ったスーパー銭湯は、 コロナウィルスの所為でガラガラの空き様でした。 何時ものように時間を掛けてシャンプーしたり、 ゆっくりとクレンジング。 そして温泉で何度か温まり、 歯磨きを済ませて脱衣場へ上がりました。 さてさて今日も丁寧にお肌の手入れを...(*'▽') そんなことを思いながら、 半袖ロンTで化粧台に座りました。 先ずは美容液を付けて、ドライヤーにスイッチオン。 鏡を見ながら気持ちよく髪を乾かしていると、 とんでもない光景が、鏡に映って来ました。 アッ...御婦人が後ろ向きに倒れる姿が映ってました。 倒れ方は、バーンと言うよりは、 ゆっくりな感じでした。 直ぐに起き上がると思いきや、 そのまま動きません。 これは、大変だぁ...。 私はドライヤーを止めて、 立ち上がりました。 振り向きざま5mほど走ると、 御婦人の頭の方へ、しゃがみ込んだ。 その時には、既に3~4人が集まっていました。 (注釈・ここは女湯ですので、全て女性です) アッ、頭が床についている。何とかしなければ...。 タオルだ!思い付いて化粧台へ走った。 私は大好きなミニーちゃんのタオルを取り上げて、 再びシャガミ込み、頭の下に入れて遣った。 その時、 『タオル、タオルはないの』 大きな声がした。 この場を仕切っているらしい、 元気そうな老婦人の声だった。 アッ、そうだ。 私はロッカーに戻り、 濡れたガーゼタオルを手にして戻った。 私は、ボンノクボを冷やしてあげたかった。 『ダメダメ、湯当たりは首の頸動脈』 仕切り屋さんは言うなり、 洗面器の水にガーゼタオルを浸けた。 私が何時も、湯上りに顔とボンノクボを冷やすタオル。 『アッ、そのタオルも貸して』 仕切り屋さんは、 ピンクのミニーちゃんも濡らし始めた。 あぁ、私のミニーちゃんと、一瞬つぶやいた。 『タオルは無いのですか』私の声に、 『スタッフさんが持ってくると、思います』 すぐ傍の婦人が応えてくれた。 『じゃあ、フロントには連絡して下さったのですね』 気掛かりだった事を、私は口にした。 『ええ、だいぶ前に...』 そうだったのかと、思っていると、 『吐き気がするって言ってますよ』 また別の婦人が言った。 『洗面器を、持ってきますね』 私は言うなり、浴場へ走った。 『これを置いておきましょう』 何時の間にか、私は仕切り屋さんに話し掛けていた。 そうです...。こういう時には、 ある程度知識の有る仕切り屋さんが、必要な気がした。 すると、 『水、水を飲ませなければ。湯当たりには水を』 仕切り屋さんが叫んだ。 私は、化粧台のペットボトルに目を遣った。 私が何時も飲む、麦茶だった。 『あれなら有るのだけれど、今はコロナがね』 『そうそう、駄目よね』 また別の婦人が同調してくれた。 そうか、ある事に気付いて、 私はロッカーへ走った。 小銭入れを手にして、 仕切り屋さんの向こうの販売機の前に立った。 あぁ、何にしようか。アルプスの天然水を...。 500円玉だったから、何でも買える状態だった。 ボタンを押そうと思った瞬間、仕切り屋さんが叫んだ。 『下の段の左のイオン水』 ああ、これね。 私は、ペットボトルを差し出した。 すると、 『ストロー、ストローがなければ』 また、仕切り屋さんの声がした。 そうか、ストローがないと飲ませられないよね。 『スタッフさんが、持ってくるそうです』 その時、誰かの声がした。 それにしても、 フロントへの電話から、だいぶ時が経っていた。 30分は、掛かっていた。 その内に、誰が持ってきたのか、 仕切り屋さんが、ペットボトルの水を飲ませ始めた。 それを見届けた私は、連れの事を思った。 それでロンTにソックス姿で、 小走りに女湯の入り口の内に立った。 連れが見えたので、 暖簾越しに患者が出たことを告げ、 少し遅くなるから待って呉れる様にと、頼んだ。 私はロッカーへ引き返し、 UVファンデを軽くはたき終えて、 また患者さんの元に戻った。 なんと、洗面器に吐いた跡が見えた。 『吐いたのですか...』 『そうなの、脱水症ではなかったみたい』 仕切り屋さんが、直ぐに答えてくれた。 患者さんの唇はに、ほんのり赤味が有った。 顔色は、頬骨当りに薄っすらと赤みが差していた。 私は変だなぁと、思った。 それで、ある病気の事を思い始めた。 ★皆さん、疲れませんか~? LAME39は疲れましたので、続きは次回でね。 m(__)mお待ち下さい。 *------*------*------*------*------*------*------*. *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603**
2020.03.21
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2020.03.14
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------* * 東日本大震災に寄せて * 被災され亡くなられた多くの方達に、 心より哀悼の意を捧げます。 被災され、未だに苦難の日々をすごされている方達に、 心よりお見舞いを申し上げます。 ・合掌・ ★ 轢きずられた平安 ★ 膨らむ邪気に翻弄された 町に村に 雪舞い落ちる 氷雨降る 大地を揺るがす 大地を飲み込む 轟音が やさしき民の 心を濡らし 平安は轢きづられて逝った 憩いを奪った怒涛の波 おまえが奪った 平和を返せ おまえが奪った 命を返せ 幾つもの夜が来て 幾つもの朝が来て 傷たちのうえに 雨が降り 傷たちのうえを 稲妻が這う されど 揺るがぬものを知れ おまえに負けぬ 者達を知れ 幾多の強き魂が 織られはじめた 真実を知れ 参照 膨らむ=ふくらむ・邪気=じゃき・翻弄=ほんろう ・轟音=ごうおん・怒涛=どとう. By.星原女瑪(自作詩.2014.3.21)2020.3.9. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 未曾有の災害から9年が経とうとしている。 海は穏やかな姿をしているが、被災者の多くは、 トラウマを抱えて生きている...。 東日本大震災に思う テレビに流れる映像に、目を疑った。 言葉も出ぬ侭、映像に釘付けになっていた。 これは東京大空襲の惨状、 あの時より悲惨な状態に見えた。 被災者達の悲鳴と、 海の怒号だけが聴こえた。 辺りは全て海に呑み込まれ、 津波が凄い速度で牙を剥いていた。 ヘドロと海水が延々と続く光景。 =日本の存亡の危機だ= 胸の内から悲鳴が漏れた。 福島原発が津波に襲われ、 危険な状況に陥っていた。 福島県のみならず、宮城も茨木も。 東日本の至る所が地震の犠牲になっていた。 =日本は国難を乗り越えられるのか...= 日本の存亡がかかっている程に、 惨い状況だった。 そして、9年が経った現在。 未だに命懸けで闘う人達の姿が、 福島原発に在る。 私は、2014年の3月になって、 詩を書こうと思った。 過酷な状況から、 立ち直ろうとする人たちがいた。 住人も消防隊も、自衛隊もアメリカ軍でさえ、 境目なく繋がっていった絆。 そう、 星原女瑪(ほしはらめめ)は書こうと思った。 地震と津波の、 そして原発の恐ろしさを教えられたから。 人間達の本当の強さに、 感動したから......。 未熟な詩を読んで下さり、 誠にありがとうございました。 稚拙な文章です、 どうか御容赦ください。 星原女瑪(LAME39)2020.3.9. *------*------*------*------*------*------*------* *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603***
2020.03.09
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ 早春 ★ 沈丁花に降る 雨 なんて 細やかな よろこび この 暗い 一日の向うに 暖かな 救いの日 そんな 香りが 庭一面に 漂っている By.星原女瑪(2014.5.01)2020.3.1. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 撮影者・MASAさん 【PHOTO・宜しかったら、ご覧ください】 今年の1月10に、鮪の解体ショーへ行って来た時の写真です。 海鮮魚類の大きなスーパーでした。 鮪は生ですが、小振りで数十キロでした。 しかし以前にも行った事が有り、とっても美味しいんですよ。 2020年の初ショーでしたので、楽しんで来ました。 ★カマは、勿論2つだけです。 ジャンケンで勝った人だけ購入できます。 3つ切りにしてくれるので、便利ですよ。 焼いて生醤油が、とても美味しいかなぁ~。 これは、刻んでブツ切りにします。 10~14パックくらい販売します。 店長とジャンケンして、勝った人だけで、 またジャンケンして、勝った人だけが購入できます。 私の大好物。赤味や中トロです。 2020年の運だめし...... 私は運よく、何パックか購入できました 作取りは、ジャンケンなしで購入できます。 上等な赤味や中トロです。 *------*------*------*------*------*------*------* *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603***
2020.03.01
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★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました *------*------*------*------* 西尾利明・富嶽 赤富士.日本画・ *---*---*---* ★ あけぼの ★ ひと滴が 雪解けの嶺より 零れ落ち また ひと滴が 零れ落ち 嶺の谷間に 細やかな流れが 春の音色を奏でる 鹿は その匂いに誘われ 栗鼠は その調べに誘われ 乾きを癒す 獣たちよ 君らは 春の訪れを 感受する 幽弦に 緑が芽吹き 降り注ぐ雨は 炭色の里に 彩りをもたらす ああ 春よ たおやかで 強き春よ その源は 零れ落ちた ひと滴 参照= ひと滴(ひとしずく)・細やか(こまやか)・栗鼠(りす)・嶺(みね) ・炭色(すみいろ) By.星原女瑪(2015.3.26)2020.2.19. (注意・詩の転載を禁ずる;シェアはご遠慮下さい) 本日は=雨水=と言う事も有り、 本作品★あけぼの★を掲載いたしました。 春を待ちわびる皆様の、癒しになれたら・・・。 この様な思いから、掲載いたしました。 皆様に、 穏やかで和やかな春が訪れます様にと・・・。 心より、願っています。 LAME39より. ★ *★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ *------*------*------*------*------*------*------* *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603*
2020.02.19
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★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ ショコラ ★ この小さな ショコラの中に 無限大の 愛を込めよう このひと粒の ショコラの中に 星の数だけ 夢を詰めよう この卑小な者の 熱き想いを 全てが凍てつく 季節の中で ショコラ こごえる人の手を あたためて By.星原女瑪(.2014.1.13)2020.2.11. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) この作品は、再掲です。 詩は短いので簡単に完読出来ます。 しかし詩は、 二度や三度読んだのでは、 その神髄に近付く事は出来ません。 それで、 しつこい様ですが、 星原女瑪は、再掲を繰り返して行こうと思っています。 読んで下さる方に、 ご理解いただけましたら、幸いです。 これからも、 宜しくお願い致します。 By.星原女瑪.2020.2.11 皆様。ご訪問下さり、誠に有り難うございます。 実は過日、精神的に大変疲れることが有りました。 ご挨拶や応援が滞っている状況を、 心よりお詫びいたします。ごめんなさい。 それでも、 胸の痛みの度合いが僅かに軽くなって来た気がします。 人間は弱いですが、けっこう辛抱強いですね。 この様な状況ですが、 これからも宜しくお願い致します。 LAME39.2020.2.11. *------*------*------*------* ★ *★ ★ ★ ★ ★ ★ ★【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、 続きの掲載が遅れています。 執筆が出来ない状況ですので、 もう少しお待ち下さい.........🙇 *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603.
2020.02.11
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★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ うつろい ★ ひと雨ごとに 温かくなり ひと雨ごとに 冬 とおく ひと雨ごとに 暖かくなり 春は とおく ひと雨ごとに 冷え込んで 秋 ふかく ひと雨ごとに 寒くなり 雨は 雪に 恋は とおく 想いは 胸に By.星原女瑪.(2016.9.01.)2019.1.31 (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) ★ 皆様、こんばんは。 久し振りの更新です。 風邪を引いた時には、 多くの皆様より、温かなコメントを寄せてもらい、 とても嬉しかったです。有り難うございました。 幸い風邪は治りました。 1月も終わり2月になりますが、 これからも宜しくお願い致しす。 大寒の候、 皆様、ご自愛くださいね。 LAME39より.2020.1.31. *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2020.01.31
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. ★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ★ 糧 ★ 思い出の引き出しに 煌めく箱 開けたら それは 一枚の美しい絵画 あの遠い日 あの時が 輝いている 全てが至福に満ち 不安など消え失せていた 人は たった一日の思い出に 励まされ 癒され そう 私は生きられる たとえ細く乾いた道でも たとえ 覚束ない足取りでも 私は きっと 歩いてゆける あの遠い日が この胸に 輝いている By.星原女瑪(2018.7.19.作)2020.1.21. (注意:転載を禁ずる・シェアーはご遠慮下さい) むかしむかし。 二十代だった頃.........。 ある日、突然に誘われて、 一台の車に四人で乗り込み、 明け方から深夜まで遠い海をドライブして来た。 思いがけず、素晴らしい一日となり、 それは私に、至福を与えてくれた。 七十を間近に、その光景は胸に輝いている。 2022.11.20.星原瑪女 ★ 皆様、こんばんは。 久し振りにて、 本当に失礼しました。 どうか、ご容赦ください。 ..........。 寒さ厳しくなりました。 皆様、ご自愛くださいね。 LAME39より.2022.11.20.* . . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://blog.with2.net/link.php?1832603http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1a.
2020.01.21
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★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ 雪夜の情景 ★ しんしんと降る しんしんと降る 音もなく 静寂に しんしんと降り積もる 白い雪 窓ガラス一枚の 境界線 孤独な者 その眼が見詰める 雪夜の情景 そこに在る 冷たい温もり 雪と戯れ 雪と話し 雪の精と語り続ける 寂寥に満ちたこころ ガラス一枚の 境界線 暖炉の薪が弾ける パチパチと 炎が踊る 静かに流れる スティーブン.シュラックス 向うに在る 静寂 ここに在る 夜想曲 ガラス一枚の 境界線が 冷たい温もりを与え しんしんと降る 雪の夜 優しく 過ぎて行く By.星原女瑪(2014.1.19)2020.1.13. (注意・詩や文章の転載を禁ずる.)* 最近は再掲が殆どになり、大変に恐縮しております。 今回は、【雪夜の情景】を再掲しました。 この作品は、2014年の冬に出来上がったものです。 再び読む事になる皆さん、ご容赦ください。 By.星原女瑪.2020.1.13. * . ***------*------*-----*------*------*------*------*** m(__)m これまでの、お話です。 短編小説 ミステリーロマンスの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★. 【最終章】 【最終章】(6) 柿谷貴次は運転席で再び額の汗を拭ってから、車を出した。 途中フィストフード店でコーラとホットドッグを買い求め、 『ああ腹が減った』 と春伽に笑いかけた。 駐車場でアッという間に平らげる貴次を見詰めて、 『何か気の利かない夕食ね...。貴次さん、ごめんなさい』 春伽が丁重に謝った。 『嫌だなあ。腹が減っていたら、何だって旨いさ。 心配なら要らないからね』貴次は快活に答えて、 店舗までゴミを捨てに行って来た。 港に車を止めると、クラブハウスに灯りが見えた。 クルーザーの鍵を受け取ると、 フロントの時計は既に八時半を廻っていた。 沖に出てから、貴次は不要な物を捨て、 必要な物だけを納めて道具を片付けた。それから船室に入ると、 春伽が俯いて泪していた。 『春伽姉さん大丈夫かい...。どうしたんだよ、 春伽姉さんが泣くなんて珍しいよね』 『ねえ貴次さん、私がいなくなっても泣いたりしないでね。 私は何時か、きっと会いに来るから、強く生きてね』 春香は真っ直ぐに貴次を見ながら、振り絞る様な声で話し掛けた。 その頬に、涙が零れ落ちていた。 『会うって......。ほら、僕は此処に居るじゃないか。 変な事を言って、春伽姉さん疲れたんじゃないか...』 貴次が身を乗り出して覗き込むと、 『変よね......』 春伽はひとこと呟いた。 『何か僕に出来ることが有ったら、言ってよ。 遠慮する仲でもないんだから、何でも言ってくれよ』 『ねえ貴ちゃん、外は晴れたのかしら......。 お星様は見えそうもないかしら』 柿谷春伽は頬の涙を拭いながら、訊いた。 『雨は、お経さんを上げている時に上がったんだ。 墓地で降られていたら、堪らなかったよ。憶えてないのかい......。 『まあ、それはどうでもいいさ。外は晴れ上がって、星が綺麗だよ』 『まあ、そうだったの。貴ちゃん、デッキに上がりましょうか』 『少しだけ寒いけど、気持ちが良いよ。ほら、おいでよ』 柿谷貴次が手招きすると、 春伽は彼に引かれれる様にデッキに出た。 (7)へ【続く】 2018.12.26.星原女瑪.【最終章】(5)翌日は秋雨が降り出しそうな、重い曇り空だった。柿谷家の菩提寺に遺体を映す頃には、春伽は棺に納められていた。誰もいないのを見計らい、貴次は棺に近づき、ペットボトルを差し入れた。『貴次さん、来てね。待っているわ』瞳を見開いた姉に、『大丈夫だよ、安心してくれ』そっと呟いてから、棺を離れた。『そう......。そんな事が有ったのね。 それで、それから何が有ったのか話して下さい』沙織は思わず手を取り、春伽の顔を見た。『あれから十年が経つわ。私は25歳の侭ですけどね』『まあ、私は35歳だから同い歳ね』沙織の言葉に笑みを浮かべて頷くと、柿谷春伽は再び話し始めた。土葬が済んで参列者や親族が帰途に就いたのは、四時近かった。柿谷貴次は墓地を早めに離れ、近くの喫茶店で珈琲を飲んでいた。五時を過ぎると沈んだ秋の陽と共に、夕暮れが色濃く迫って来た。時計の針が五時半になるのを見届けて、柿谷貴次は墓地に向かった。棺が露わになると蓋の上に降りて、ガラス越しに春伽の顔を覗き込んだ。そこには、目を開けて微笑んでいる姉の顔があった。2018.10.13.貴次は釘抜を使い、急いで蓋をこじ開けた。『春姉さん、大丈夫かい』『大丈夫よ。少し息苦しかったけれど、 高次さんが早く開けてくれたから助かったわ...。私ね、歩けそうよ』『そう、それは助かるよ。上に登って手を出すから上がってみて』『分かったわ。でもね、お洋服が...これじゃあ可笑しいわ』『大丈夫だよ、用意して来た。簡単に切れる様にワンピースにしたんだ。 いいよね』『貴ちゃん、何から何まで有り難う』柿谷貴次は姉を伴い洗い場で泥を落とした。それからトランクに有った革靴に履き替えた。そして、綺麗になった道具をトランクに収めた。『春姉さん、取り敢えず逗子のマリーナへ行くよ』『そう、分かったわ』春伽は軽快に答えて、助手席に乗り込んだ。バニラ色にクローバーを散らしたワンピースが、よく似合っていた。【最終章】(4)柿谷貴次が不思議な現象に遭遇したのは、通夜の晩のことだった。自宅で葬儀をする事となり、春伽は10畳の和室に横たえられていた。眠気も来ず、とても寝てなどいられない心境で、柿谷貴次は布団の傍らに座っていた。夜中の2時を過ぎた頃だった。『貴次さん、貴次さん』自分の名を呼ぶ声と一緒に膝を叩かれて、柿谷貴次は慌てて首を振った。いつの間に眠っていたのか、見ると、姉の春伽が手を伸ばして膝を叩いていた。『春姉さん、どうして......春姉さん、生きていたのかい。 一体どうしたんだ......』貴次が躊躇っていると、『私の声が聴こえるのね』『ああ、良く聞こえるよ』言ってから、柿谷貴次はあたりを見まわした。幸い人気は無く、静まり返っていた。『春姉さん、もっと声を落とさないと誰かに聞こえてしまうよ』『そうね、分かったわ』貴次の膝に載せられた手には、温もりが有った。『生き返ったのか...。医者を呼ぼうか』迷いの籠った声で呟くと、『無駄よ。たぶん私は死んだのよ...。』寂し気な春伽の声がした。そして、『でも、私の魂は生きているのよ。だから、死にきれずにいるの。 貴次さん。助けて欲しいの、何とかしてほしいの』姉の春伽は、悲痛な声を漏らした。『明日は墓地に埋葬される。僕は皆に知られない様に残って、 春姉さんを掘り起こすよ』『そう...。でも、その後はどうなるのかしら』『分からないさ。僕にだって、見当もつかないよ』その時、足音が近づいて来た。春伽の手が布団に隠れ、会話は止んだ。顔を上げると、憔悴しきった母が立っていた。『あら貴次さん、お疲れ様ね。私が変わるから、貴女は休みなさい』『お母さん。それでは、また来ますのでお願いします』貴次は居場所を失くして、仕方なく部屋に引き取った。少しの間ベッドに腰かけて考えていたが、次の瞬間、部屋を抜け出した。そして柿谷貴次は、慌てた様子で車に飛び乗った。逗子のハーバーでヨットに乗り込むと、柿谷貴次は明かりを灯した。それから、思い付く道具を、車のトランクに積み込んだ。姉の春伽の言うことが嘘の様には思えず、困惑しながらも、貴次は準備だけはしておこうと考えたのだった。【最終章】(3) 『沙織さん、初めまして。柿谷春伽です。 十年前に交通事故で命を落としましたが、 貴次さんのお陰で、こうして楽しく暮らしています。 時々この部屋に遊びに来ては貴女の事を聞いていました。 沙織さん、宜しくお願いしますね』 『柿谷さん、どうして......』 沙織が呆気に取られていると、 『貴次さん、私からお話してもいいかしら』 『ああ、春姉さんから話して貰えると助かるよ』 柿谷貴次の言葉に頷くと、 柿谷春伽は沙織の隣に座って話し始めた。 柿谷貴次が大学三年の、秋のある夜の事だった。 姉の柿谷春伽は、女友達のバースデーパーティーに出席し、 ホテルで楽しいひと時を過ごした。 その後22時ごろに、パーティーを退席した。 とても和やかな想いを胸にタクシーを拾をうと、 山下公園側に向かって、横断歩道を歩き始めた。 その時だった、急ブレーキと悲鳴が轟いた。 柿谷家に事故の一報が入ったのは、深夜0時近くの事だった。 電話に出た手伝いの明美は、手を震わせながら二階へ駆け上がった。 ドアのノックに貴次が出てみると、蒼ざめた顔の明美が立っていた。 『明美ちゃん、どうかしたのかい...』 『大変なんです。大変な......』 明美の声は、乾いたように掠れていた。 『どうしたの、いったい何か有ったのかい。落ち着いて話してくれよ』 『はい』 手伝いの明美は唾を飲み込むと、 『春伽お嬢様が車に撥ねられて、病院へ運ばれたそうです。 ただ今、警察から電話が有りました。奥様や旦那様にも、 知らせましょうか......』 『何てことだ。僕は一足先に病院へ向かうから、 父達は、そっと起こしてやってくれ。 それと、貴敬兄さんは出張でアメリカに行っているから、 僕が後で連絡しておくからと、父達に伝えてくれるね』 『はい、分かりました。どうか、お気を付けて行ってらっしゃいませ』 貴次は明美の声を背中で聴きながら、 上着を手に取り、慌てて部屋を後にした。 病室に入ると、医師と看護婦が二人、神妙な面持ちで立っていた。 『柿谷様ですね......』 『はい。弟の貴次です』 『誠に残念ですが、先ほど息を引き取られました。 23時57分の御臨終でした。お悔やみ申し上げます』 医師と共に、二人が一礼した。 『死因は何だったのですか』 『全身打撲と、腹部の出血が酷くて...。手は尽くしたのですが、 間に合わず失血死でした。もう少し早く運ばれていたら。 そう思うと...、大変に残念です】 柿谷家にとって一人娘の春伽の死は、大きな打撃だった。 遺体が実家に運ばれるまで、貴次は遺体の傍らで泪し続けた。 結局、春伽を轢き逃げした車も犯人も、 見つからぬ仕舞いであった。 (4)へ続く【最終章】(2)『沙織さん、ようこそ。お待ちしていました』柿谷は明るい声で迎え入れた。『こちらに掛けてください』マスタード色の革張りの応接セットに、案内された。柿谷の部屋は黒を基調に煙草色の配色で、落ち着けそうな雰囲気だった。『僕はビールを飲みますが、沙織さんも何か如何ですか』『そうね、トマトジュースでも頂こうかしら』『好かった。美味しいトマトジュースが冷えていますよ』柿谷はそう言って、すぐに運んで来てから、沙織のはす向かいに腰を下ろした。『あと五分もしたら沙織さんに紹介したい人が来るので、是非とも逢ってください』『えっ......。どなたか来るのですか』『はい、楽しみにお待ちください』『きょうは午後じゅう、モネの絵を眺めていたのよ』『そうでしたか、モネの絵は好いですよね』『ええ、大好きです』『ああ、仕事の後のビールは旨いです』柿谷は、ドイツ製らしいジョッキを傾けた。間もなく部屋をノックする音がして、背の高い細身の女性が入って来た。柿谷は急いで立ち上がると、『やあ、こんばんは』と声を掛けてから、沙織の横に立った。『春伽姉さん、こちらが奥村沙織さんです』『沙織さん、僕の姉の春伽です』『あの......。まさか亡くなった筈の、お姉さまですか』奥村沙織は、あまりにも突然な事に驚き、言葉に詰まった。 2018.7.4.【最終章】(1)四月半ばの丘には、遅ればせのチューリップが咲き残り、爽やかな風が吹いていた。夕方まで仕事が有るからと、柿谷は朝の五時前に出かけて行った。夕食は済ませて帰るからと言っていたから、今夜の話は大事なことだろうかと、奥村沙織は午後の窓辺でふと考えた。バロックを流しモネの画集を眺めていると、日暮れの迫るのも忘れる程に、絵画の世界に引き込まれて行った。夕暮れた丘で軽い散歩を済ませると、沙織は七時前にシャワーを浴びた。部屋のベッドで寛いでいるところへ、柿谷から電話が入った。『申し訳ない。今夜の約束を九時に延ばしていいでしょうか』『大変そうですね。九時に伺いますね。 呉れ呉れも、お気を付けてくださいね。それでは』『はい、有り難うございます。それでは』ということで電話は切れた。柿谷貴次が帰宅したのは、九時過ぎだった。彼はシャワーを済ませると、二階へ上がって行った。奥村沙織はドレッサーの前に座り、自分の姿を眺めて見た。肩先に伸びた髪が軽くカールして、薄化粧にピンク色の唇をした顔が浮かんでいた。これが今の私......。あの朝に化粧と髪を整えたままの容姿で、鏡に映っている自分が不思議だった。やや経ってパンパンと頬を叩くと、沙織は立ち上がった。二階の踊り場に立つと、その先にはまだ階段が続いていた。覗くと、幅広の廊下が延びていた。そして三枚目のドアが開いていて、明かりが零れていた。柿谷の配慮を感じながら、奥村沙織はドアをノックした。【続く】2018.6.01. *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a.
2020.01.13
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🎍 謹賀新年 🎍 新年あけましておめでとうございます。 昨年は、お世話になり有り難うございました。 再掲ですが【翠い風・あおいかぜ】 もう一度アップします。 宜しかったら、ご一読ください。 本年も、宜しくお願い致します。. ★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ 翠い風 ★ 愛しく纏わり この頬に口付する 愛しく纏わり この髪に戯れる 君よ その源が何処か 知らない 何処で産まれ 何処から来るのか 水無月の窓辺に 愛しく吹き寄せる 風よ 雨上がり 窓辺に佇み 両手を広げて 君を抱こう ああ 自然の息吹が 天然へと誘う さあ吹いて来い 翡翠色の 濡れた風よ By.星原女瑪.(2014.7.21)2020.1.4 (注意・詩の転載を禁ずる) これが翡翠.ひすい色です(宝石)です。 2015年の初秋・多摩川で、たまたま出会った野生の雉キジ。オスです。 . ***------*------*-----*------*------*------*------*** m(__)m これまでの、お話です。 短編小説 ミステリーロマンスの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★. 【最終章】 【最終章】(6) 柿谷貴次は運転席で再び額の汗を拭ってから、車を出した。 途中フィストフード店でコーラとホットドッグを買い求め、 『ああ腹が減った』 と春伽に笑いかけた。 駐車場でアッという間に平らげる貴次を見詰めて、 『何か気の利かない夕食ね...。貴次さん、ごめんなさい』 春伽が丁重に謝った。 『嫌だなあ。腹が減っていたら、何だって旨いさ。 心配なら要らないからね』貴次は快活に答えて、 店舗までゴミを捨てに行って来た。 港に車を止めると、クラブハウスに灯りが見えた。 クルーザーの鍵を受け取ると、 フロントの時計は既に八時半を廻っていた。 沖に出てから、貴次は不要な物を捨て、 必要な物だけを納めて道具を片付けた。それから船室に入ると、 春伽が俯いて泪していた。 『春伽姉さん大丈夫かい...。どうしたんだよ、 春伽姉さんが泣くなんて珍しいよね』 『ねえ貴次さん、私がいなくなっても泣いたりしないでね。 私は何時か、きっと会いに来るから、強く生きてね』 春香は真っ直ぐに貴次を見ながら、振り絞る様な声で話し掛けた。 その頬に、涙が零れ落ちていた。 『会うって......。ほら、僕は此処に居るじゃないか。 変な事を言って、春伽姉さん疲れたんじゃないか...』 貴次が身を乗り出して覗き込むと、 『変よね......』 春伽はひとこと呟いた。 『何か僕に出来ることが有ったら、言ってよ。 遠慮する仲でもないんだから、何でも言ってくれよ』 『ねえ貴ちゃん、外は晴れたのかしら......。 お星様は見えそうもないかしら』 柿谷春伽は頬の涙を拭いながら、訊いた。 『雨は、お経さんを上げている時に上がったんだ。 墓地で降られていたら、堪らなかったよ。憶えてないのかい......。 『まあ、それはどうでもいいさ。外は晴れ上がって、星が綺麗だよ』 『まあ、そうだったの。貴ちゃん、デッキに上がりましょうか』 『少しだけ寒いけど、気持ちが良いよ。ほら、おいでよ』 柿谷貴次が手招きすると、 春伽は彼に引かれれる様にデッキに出た。 (7)へ【続く】 2018.12.26.星原女瑪.【最終章】(5)翌日は秋雨が降り出しそうな、重い曇り空だった。柿谷家の菩提寺に遺体を映す頃には、春伽は棺に納められていた。誰もいないのを見計らい、貴次は棺に近づき、ペットボトルを差し入れた。『貴次さん、来てね。待っているわ』瞳を見開いた姉に、『大丈夫だよ、安心してくれ』そっと呟いてから、棺を離れた。『そう......。そんな事が有ったのね。 それで、それから何が有ったのか話して下さい』沙織は思わず手を取り、春伽の顔を見た。『あれから十年が経つわ。私は25歳の侭ですけどね』『まあ、私は35歳だから同い歳ね』沙織の言葉に笑みを浮かべて頷くと、柿谷春伽は再び話し始めた。土葬が済んで参列者や親族が帰途に就いたのは、四時近かった。柿谷貴次は墓地を早めに離れ、近くの喫茶店で珈琲を飲んでいた。五時を過ぎると沈んだ秋の陽と共に、夕暮れが色濃く迫って来た。時計の針が五時半になるのを見届けて、柿谷貴次は墓地に向かった。棺が露わになると蓋の上に降りて、ガラス越しに春伽の顔を覗き込んだ。そこには、目を開けて微笑んでいる姉の顔があった。2018.10.13.貴次は釘抜を使い、急いで蓋をこじ開けた。『春姉さん、大丈夫かい』『大丈夫よ。少し息苦しかったけれど、 高次さんが早く開けてくれたから助かったわ...。私ね、歩けそうよ』『そう、それは助かるよ。上に登って手を出すから上がってみて』『分かったわ。でもね、お洋服が...これじゃあ可笑しいわ』『大丈夫だよ、用意して来た。簡単に切れる様にワンピースにしたんだ。 いいよね』『貴ちゃん、何から何まで有り難う』柿谷貴次は姉を伴い洗い場で泥を落とした。それからトランクに有った革靴に履き替えた。そして、綺麗になった道具をトランクに収めた。『春姉さん、取り敢えず逗子のマリーナへ行くよ』『そう、分かったわ』春伽は軽快に答えて、助手席に乗り込んだ。バニラ色にクローバーを散らしたワンピースが、よく似合っていた。【最終章】(4)柿谷貴次が不思議な現象に遭遇したのは、通夜の晩のことだった。自宅で葬儀をする事となり、春伽は10畳の和室に横たえられていた。眠気も来ず、とても寝てなどいられない心境で、柿谷貴次は布団の傍らに座っていた。夜中の2時を過ぎた頃だった。『貴次さん、貴次さん』自分の名を呼ぶ声と一緒に膝を叩かれて、柿谷貴次は慌てて首を振った。いつの間に眠っていたのか、見ると、姉の春伽が手を伸ばして膝を叩いていた。『春姉さん、どうして......春姉さん、生きていたのかい。 一体どうしたんだ......』貴次が躊躇っていると、『私の声が聴こえるのね』『ああ、良く聞こえるよ』言ってから、柿谷貴次はあたりを見まわした。幸い人気は無く、静まり返っていた。『春姉さん、もっと声を落とさないと誰かに聞こえてしまうよ』『そうね、分かったわ』貴次の膝に載せられた手には、温もりが有った。『生き返ったのか...。医者を呼ぼうか』迷いの籠った声で呟くと、『無駄よ。たぶん私は死んだのよ...。』寂し気な春伽の声がした。そして、『でも、私の魂は生きているのよ。だから、死にきれずにいるの。 貴次さん。助けて欲しいの、何とかしてほしいの』姉の春伽は、悲痛な声を漏らした。『明日は墓地に埋葬される。僕は皆に知られない様に残って、 春姉さんを掘り起こすよ』『そう...。でも、その後はどうなるのかしら』『分からないさ。僕にだって、見当もつかないよ』その時、足音が近づいて来た。春伽の手が布団に隠れ、会話は止んだ。顔を上げると、憔悴しきった母が立っていた。『あら貴次さん、お疲れ様ね。私が変わるから、貴女は休みなさい』『お母さん。それでは、また来ますのでお願いします』貴次は居場所を失くして、仕方なく部屋に引き取った。少しの間ベッドに腰かけて考えていたが、次の瞬間、部屋を抜け出した。そして柿谷貴次は、慌てた様子で車に飛び乗った。逗子のハーバーでヨットに乗り込むと、柿谷貴次は明かりを灯した。それから、思い付く道具を、車のトランクに積み込んだ。姉の春伽の言うことが嘘の様には思えず、困惑しながらも、貴次は準備だけはしておこうと考えたのだった。【最終章】(3) 『沙織さん、初めまして。柿谷春伽です。 十年前に交通事故で命を落としましたが、 貴次さんのお陰で、こうして楽しく暮らしています。 時々この部屋に遊びに来ては貴女の事を聞いていました。 沙織さん、宜しくお願いしますね』 『柿谷さん、どうして......』 沙織が呆気に取られていると、 『貴次さん、私からお話してもいいかしら』 『ああ、春姉さんから話して貰えると助かるよ』 柿谷貴次の言葉に頷くと、 柿谷春伽は沙織の隣に座って話し始めた。 柿谷貴次が大学三年の、秋のある夜の事だった。 姉の柿谷春伽は、女友達のバースデーパーティーに出席し、 ホテルで楽しいひと時を過ごした。 その後22時ごろに、パーティーを退席した。 とても和やかな想いを胸にタクシーを拾をうと、 山下公園側に向かって、横断歩道を歩き始めた。 その時だった、急ブレーキと悲鳴が轟いた。 柿谷家に事故の一報が入ったのは、深夜0時近くの事だった。 電話に出た手伝いの明美は、手を震わせながら二階へ駆け上がった。 ドアのノックに貴次が出てみると、蒼ざめた顔の明美が立っていた。 『明美ちゃん、どうかしたのかい...』 『大変なんです。大変な......』 明美の声は、乾いたように掠れていた。 『どうしたの、いったい何か有ったのかい。落ち着いて話してくれよ』 『はい』 手伝いの明美は唾を飲み込むと、 『春伽お嬢様が車に撥ねられて、病院へ運ばれたそうです。 ただ今、警察から電話が有りました。奥様や旦那様にも、 知らせましょうか......』 『何てことだ。僕は一足先に病院へ向かうから、 父達は、そっと起こしてやってくれ。 それと、貴敬兄さんは出張でアメリカに行っているから、 僕が後で連絡しておくからと、父達に伝えてくれるね』 『はい、分かりました。どうか、お気を付けて行ってらっしゃいませ』 貴次は明美の声を背中で聴きながら、 上着を手に取り、慌てて部屋を後にした。 病室に入ると、医師と看護婦が二人、神妙な面持ちで立っていた。 『柿谷様ですね......』 『はい。弟の貴次です』 『誠に残念ですが、先ほど息を引き取られました。 23時57分の御臨終でした。お悔やみ申し上げます』 医師と共に、二人が一礼した。 『死因は何だったのですか』 『全身打撲と、腹部の出血が酷くて...。手は尽くしたのですが、 間に合わず失血死でした。もう少し早く運ばれていたら。 そう思うと...、大変に残念です】 柿谷家にとって一人娘の春伽の死は、大きな打撃だった。 遺体が実家に運ばれるまで、貴次は遺体の傍らで泪し続けた。 結局、春伽を轢き逃げした車も犯人も、 見つからぬ仕舞いであった。 (4)へ続く【最終章】(2)『沙織さん、ようこそ。お待ちしていました』柿谷は明るい声で迎え入れた。『こちらに掛けてください』マスタード色の革張りの応接セットに、案内された。柿谷の部屋は黒を基調に煙草色の配色で、落ち着けそうな雰囲気だった。『僕はビールを飲みますが、沙織さんも何か如何ですか』『そうね、トマトジュースでも頂こうかしら』『好かった。美味しいトマトジュースが冷えていますよ』柿谷はそう言って、すぐに運んで来てから、沙織のはす向かいに腰を下ろした。『あと五分もしたら沙織さんに紹介したい人が来るので、是非とも逢ってください』『えっ......。どなたか来るのですか』『はい、楽しみにお待ちください』『きょうは午後じゅう、モネの絵を眺めていたのよ』『そうでしたか、モネの絵は好いですよね』『ええ、大好きです』『ああ、仕事の後のビールは旨いです』柿谷は、ドイツ製らしいジョッキを傾けた。間もなく部屋をノックする音がして、背の高い細身の女性が入って来た。柿谷は急いで立ち上がると、『やあ、こんばんは』と声を掛けてから、沙織の横に立った。『春伽姉さん、こちらが奥村沙織さんです』『沙織さん、僕の姉の春伽です』『あの......。まさか亡くなった筈の、お姉さまですか』奥村沙織は、あまりにも突然な事に驚き、言葉に詰まった。 2018.7.4.【最終章】(1)四月半ばの丘には、遅ればせのチューリップが咲き残り、爽やかな風が吹いていた。夕方まで仕事が有るからと、柿谷は朝の五時前に出かけて行った。夕食は済ませて帰るからと言っていたから、今夜の話は大事なことだろうかと、奥村沙織は午後の窓辺でふと考えた。バロックを流しモネの画集を眺めていると、日暮れの迫るのも忘れる程に、絵画の世界に引き込まれて行った。夕暮れた丘で軽い散歩を済ませると、沙織は七時前にシャワーを浴びた。部屋のベッドで寛いでいるところへ、柿谷から電話が入った。『申し訳ない。今夜の約束を九時に延ばしていいでしょうか』『大変そうですね。九時に伺いますね。 呉れ呉れも、お気を付けてくださいね。それでは』『はい、有り難うございます。それでは』ということで電話は切れた。柿谷貴次が帰宅したのは、九時過ぎだった。彼はシャワーを済ませると、二階へ上がって行った。奥村沙織はドレッサーの前に座り、自分の姿を眺めて見た。肩先に伸びた髪が軽くカールして、薄化粧にピンク色の唇をした顔が浮かんでいた。これが今の私......。あの朝に化粧と髪を整えたままの容姿で、鏡に映っている自分が不思議だった。やや経ってパンパンと頬を叩くと、沙織は立ち上がった。二階の踊り場に立つと、その先にはまだ階段が続いていた。覗くと、幅広の廊下が延びていた。そして三枚目のドアが開いていて、明かりが零れていた。柿谷の配慮を感じながら、奥村沙織はドアをノックした。【続く】2018.6.01. *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a.
2020.01.04
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(注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 今回の詩は更に推敲し直して、 新たな作品として掲載しました。 長年の時間の経過が怠慢を生み、 推敲の大切さを忘れさせていました。 読者の皆様に、 改めてお詫び申し上げます。 本年も拙い詩を読んで下さり、 誠に有り難うございました。 皆様の2020年が御多幸であります様に、 心より願っています。 By.星原女瑪.2019.12.30. ***------*------*-----*------*------*------*------*** m(__)m これまでの、お話です。 短編小説 ミステリーロマンスの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★. 【最終章】 【最終章】(6) 柿谷貴次は運転席で再び額の汗を拭ってから、車を出した。 途中フィストフード店でコーラとホットドッグを買い求め、 『ああ腹が減った』 と春伽に笑いかけた。 駐車場でアッという間に平らげる貴次を見詰めて、 『何か気の利かない夕食ね...。貴次さん、ごめんなさい』 春伽が丁重に謝った。 『嫌だなあ。腹が減っていたら、何だって旨いさ。 心配なら要らないからね』貴次は快活に答えて、 店舗までゴミを捨てに行って来た。 港に車を止めると、クラブハウスに灯りが見えた。 クルーザーの鍵を受け取ると、 フロントの時計は既に八時半を廻っていた。 沖に出てから、貴次は不要な物を捨て、 必要な物だけを納めて道具を片付けた。それから船室に入ると、 春伽が俯いて泪していた。 『春伽姉さん大丈夫かい...。どうしたんだよ、 春伽姉さんが泣くなんて珍しいよね』 『ねえ貴次さん、私がいなくなっても泣いたりしないでね。 私は何時か、きっと会いに来るから、強く生きてね』 春香は真っ直ぐに貴次を見ながら、振り絞る様な声で話し掛けた。 その頬に、涙が零れ落ちていた。 『会うって......。ほら、僕は此処に居るじゃないか。 変な事を言って、春伽姉さん疲れたんじゃないか...』 貴次が身を乗り出して覗き込むと、 『変よね......』 春伽はひとこと呟いた。 『何か僕に出来ることが有ったら、言ってよ。 遠慮する仲でもないんだから、何でも言ってくれよ』 『ねえ貴ちゃん、外は晴れたのかしら......。 お星様は見えそうもないかしら』 柿谷春伽は頬の涙を拭いながら、訊いた。 『雨は、お経さんを上げている時に上がったんだ。 墓地で降られていたら、堪らなかったよ。憶えてないのかい......。 『まあ、それはどうでもいいさ。外は晴れ上がって、星が綺麗だよ』 『まあ、そうだったの。貴ちゃん、デッキに上がりましょうか』 『少しだけ寒いけど、気持ちが良いよ。ほら、おいでよ』 柿谷貴次が手招きすると、 春伽は彼に引かれれる様にデッキに出た。 (7)へ【続く】 2018.12.26.星原女瑪.【最終章】(5)翌日は秋雨が降り出しそうな、重い曇り空だった。柿谷家の菩提寺に遺体を映す頃には、春伽は棺に納められていた。誰もいないのを見計らい、貴次は棺に近づき、ペットボトルを差し入れた。『貴次さん、来てね。待っているわ』瞳を見開いた姉に、『大丈夫だよ、安心してくれ』そっと呟いてから、棺を離れた。『そう......。そんな事が有ったのね。 それで、それから何が有ったのか話して下さい』沙織は思わず手を取り、春伽の顔を見た。『あれから十年が経つわ。私は25歳の侭ですけどね』『まあ、私は35歳だから同い歳ね』沙織の言葉に笑みを浮かべて頷くと、柿谷春伽は再び話し始めた。土葬が済んで参列者や親族が帰途に就いたのは、四時近かった。柿谷貴次は墓地を早めに離れ、近くの喫茶店で珈琲を飲んでいた。五時を過ぎると沈んだ秋の陽と共に、夕暮れが色濃く迫って来た。時計の針が五時半になるのを見届けて、柿谷貴次は墓地に向かった。棺が露わになると蓋の上に降りて、ガラス越しに春伽の顔を覗き込んだ。そこには、目を開けて微笑んでいる姉の顔があった。2018.10.13.貴次は釘抜を使い、急いで蓋をこじ開けた。『春姉さん、大丈夫かい』『大丈夫よ。少し息苦しかったけれど、 高次さんが早く開けてくれたから助かったわ...。私ね、歩けそうよ』『そう、それは助かるよ。上に登って手を出すから上がってみて』『分かったわ。でもね、お洋服が...これじゃあ可笑しいわ』『大丈夫だよ、用意して来た。簡単に切れる様にワンピースにしたんだ。 いいよね』『貴ちゃん、何から何まで有り難う』柿谷貴次は姉を伴い洗い場で泥を落とした。それからトランクに有った革靴に履き替えた。そして、綺麗になった道具をトランクに収めた。『春姉さん、取り敢えず逗子のマリーナへ行くよ』『そう、分かったわ』春伽は軽快に答えて、助手席に乗り込んだ。バニラ色にクローバーを散らしたワンピースが、よく似合っていた。【最終章】(4)柿谷貴次が不思議な現象に遭遇したのは、通夜の晩のことだった。自宅で葬儀をする事となり、春伽は10畳の和室に横たえられていた。眠気も来ず、とても寝てなどいられない心境で、柿谷貴次は布団の傍らに座っていた。夜中の2時を過ぎた頃だった。『貴次さん、貴次さん』自分の名を呼ぶ声と一緒に膝を叩かれて、柿谷貴次は慌てて首を振った。いつの間に眠っていたのか、見ると、姉の春伽が手を伸ばして膝を叩いていた。『春姉さん、どうして......春姉さん、生きていたのかい。 一体どうしたんだ......』貴次が躊躇っていると、『私の声が聴こえるのね』『ああ、良く聞こえるよ』言ってから、柿谷貴次はあたりを見まわした。幸い人気は無く、静まり返っていた。『春姉さん、もっと声を落とさないと誰かに聞こえてしまうよ』『そうね、分かったわ』貴次の膝に載せられた手には、温もりが有った。『生き返ったのか...。医者を呼ぼうか』迷いの籠った声で呟くと、『無駄よ。たぶん私は死んだのよ...。』寂し気な春伽の声がした。そして、『でも、私の魂は生きているのよ。だから、死にきれずにいるの。 貴次さん。助けて欲しいの、何とかしてほしいの』姉の春伽は、悲痛な声を漏らした。『明日は墓地に埋葬される。僕は皆に知られない様に残って、 春姉さんを掘り起こすよ』『そう...。でも、その後はどうなるのかしら』『分からないさ。僕にだって、見当もつかないよ』その時、足音が近づいて来た。春伽の手が布団に隠れ、会話は止んだ。顔を上げると、憔悴しきった母が立っていた。『あら貴次さん、お疲れ様ね。私が変わるから、貴女は休みなさい』『お母さん。それでは、また来ますのでお願いします』貴次は居場所を失くして、仕方なく部屋に引き取った。少しの間ベッドに腰かけて考えていたが、次の瞬間、部屋を抜け出した。そして柿谷貴次は、慌てた様子で車に飛び乗った。逗子のハーバーでヨットに乗り込むと、柿谷貴次は明かりを灯した。それから、思い付く道具を、車のトランクに積み込んだ。姉の春伽の言うことが嘘の様には思えず、困惑しながらも、貴次は準備だけはしておこうと考えたのだった。【最終章】(3) 『沙織さん、初めまして。柿谷春伽です。 十年前に交通事故で命を落としましたが、 貴次さんのお陰で、こうして楽しく暮らしています。 時々この部屋に遊びに来ては貴女の事を聞いていました。 沙織さん、宜しくお願いしますね』 『柿谷さん、どうして......』 沙織が呆気に取られていると、 『貴次さん、私からお話してもいいかしら』 『ああ、春姉さんから話して貰えると助かるよ』 柿谷貴次の言葉に頷くと、 柿谷春伽は沙織の隣に座って話し始めた。 柿谷貴次が大学三年の、秋のある夜の事だった。 姉の柿谷春伽は、女友達のバースデーパーティーに出席し、 ホテルで楽しいひと時を過ごした。 その後22時ごろに、パーティーを退席した。 とても和やかな想いを胸にタクシーを拾をうと、 山下公園側に向かって、横断歩道を歩き始めた。 その時だった、急ブレーキと悲鳴が轟いた。 柿谷家に事故の一報が入ったのは、深夜0時近くの事だった。 電話に出た手伝いの明美は、手を震わせながら二階へ駆け上がった。 ドアのノックに貴次が出てみると、蒼ざめた顔の明美が立っていた。 『明美ちゃん、どうかしたのかい...』 『大変なんです。大変な......』 明美の声は、乾いたように掠れていた。 『どうしたの、いったい何か有ったのかい。落ち着いて話してくれよ』 『はい』 手伝いの明美は唾を飲み込むと、 『春伽お嬢様が車に撥ねられて、病院へ運ばれたそうです。 ただ今、警察から電話が有りました。奥様や旦那様にも、 知らせましょうか......』 『何てことだ。僕は一足先に病院へ向かうから、 父達は、そっと起こしてやってくれ。 それと、貴敬兄さんは出張でアメリカに行っているから、 僕が後で連絡しておくからと、父達に伝えてくれるね』 『はい、分かりました。どうか、お気を付けて行ってらっしゃいませ』 貴次は明美の声を背中で聴きながら、 上着を手に取り、慌てて部屋を後にした。 病室に入ると、医師と看護婦が二人、神妙な面持ちで立っていた。 『柿谷様ですね......』 『はい。弟の貴次です』 『誠に残念ですが、先ほど息を引き取られました。 23時57分の御臨終でした。お悔やみ申し上げます』 医師と共に、二人が一礼した。 『死因は何だったのですか』 『全身打撲と、腹部の出血が酷くて...。手は尽くしたのですが、 間に合わず失血死でした。もう少し早く運ばれていたら。 そう思うと...、大変に残念です】 柿谷家にとって一人娘の春伽の死は、大きな打撃だった。 遺体が実家に運ばれるまで、貴次は遺体の傍らで泪し続けた。 結局、春伽を轢き逃げした車も犯人も、 見つからぬ仕舞いであった。 (4)へ続く【最終章】(2)『沙織さん、ようこそ。お待ちしていました』柿谷は明るい声で迎え入れた。『こちらに掛けてください』マスタード色の革張りの応接セットに、案内された。柿谷の部屋は黒を基調に煙草色の配色で、落ち着けそうな雰囲気だった。『僕はビールを飲みますが、沙織さんも何か如何ですか』『そうね、トマトジュースでも頂こうかしら』『好かった。美味しいトマトジュースが冷えていますよ』柿谷はそう言って、すぐに運んで来てから、沙織のはす向かいに腰を下ろした。『あと五分もしたら沙織さんに紹介したい人が来るので、是非とも逢ってください』『えっ......。どなたか来るのですか』『はい、楽しみにお待ちください』『きょうは午後じゅう、モネの絵を眺めていたのよ』『そうでしたか、モネの絵は好いですよね』『ええ、大好きです』『ああ、仕事の後のビールは旨いです』柿谷は、ドイツ製らしいジョッキを傾けた。間もなく部屋をノックする音がして、背の高い細身の女性が入って来た。柿谷は急いで立ち上がると、『やあ、こんばんは』と声を掛けてから、沙織の横に立った。『春伽姉さん、こちらが奥村沙織さんです』『沙織さん、僕の姉の春伽です』『あの......。まさか亡くなった筈の、お姉さまですか』奥村沙織は、あまりにも突然な事に驚き、言葉に詰まった。 2018.7.4.【最終章】(1)四月半ばの丘には、遅ればせのチューリップが咲き残り、爽やかな風が吹いていた。夕方まで仕事が有るからと、柿谷は朝の五時前に出かけて行った。夕食は済ませて帰るからと言っていたから、今夜の話は大事なことだろうかと、奥村沙織は午後の窓辺でふと考えた。バロックを流しモネの画集を眺めていると、日暮れの迫るのも忘れる程に、絵画の世界に引き込まれて行った。夕暮れた丘で軽い散歩を済ませると、沙織は七時前にシャワーを浴びた。部屋のベッドで寛いでいるところへ、柿谷から電話が入った。『申し訳ない。今夜の約束を九時に延ばしていいでしょうか』『大変そうですね。九時に伺いますね。 呉れ呉れも、お気を付けてくださいね。それでは』『はい、有り難うございます。それでは』ということで電話は切れた。柿谷貴次が帰宅したのは、九時過ぎだった。彼はシャワーを済ませると、二階へ上がって行った。奥村沙織はドレッサーの前に座り、自分の姿を眺めて見た。肩先に伸びた髪が軽くカールして、薄化粧にピンク色の唇をした顔が浮かんでいた。これが今の私......。あの朝に化粧と髪を整えたままの容姿で、鏡に映っている自分が不思議だった。やや経ってパンパンと頬を叩くと、沙織は立ち上がった。二階の踊り場に立つと、その先にはまだ階段が続いていた。覗くと、幅広の廊下が延びていた。そして三枚目のドアが開いていて、明かりが零れていた。柿谷の配慮を感じながら、奥村沙織はドアをノックした。【続く】2018.6.01. *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a.
2019.12.30
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. ★ ご訪問くださり、有り難うございます ★ *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ 夜毎 ★ あれが西の空 ほら オリオンが落ちてゆく 凍て尽いたベランダに 月あかり 夜毎移り行く 星座よ 時は翼を広げ 去って行く まて もう少し 叫びそうな言葉を 飲み干した 夜更けの風が 鼻水をそそる また 明日 軽く手を上げ 最後の煙草を 揉み消した 2019.12.24(2018.12.29.作) 星原女瑪 (注意・詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) ★推敲し直し、新たに掲載させて頂きました。 m(__)m 何時も温かき皆様。 下半期は、大変に失礼いたしました。 夏から秋の3ヶ月は、腸の具合を悪くしていました。 という言い訳は、止めましょう。 コメントも応援もせずで、本当に御免なさい。 音信不通にも拘らず、 毎回の様にご訪問下さった方々には、深謝いたします。 ただの様。 特攻スズキ様。 Grs MaMariKo様。 には、殊更にお礼申し上げます。 ブロガーの多くの皆様に支えられて、 帰ってくることが出来ました。 大変に稚拙者ですが、 どうか、今後もよろしくお願い申し上げます。 2019.12.聖夜.LAME39より* ***------*------*-----*------*------*------*------*** m(__)m これまでの、お話です。 短編小説 ミステリーロマンスの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★. 【最終章】 【最終章】(6) 柿谷貴次は運転席で再び額の汗を拭ってから、車を出した。 途中フィストフード店でコーラとホットドッグを買い求め、 『ああ腹が減った』 と春伽に笑いかけた。 駐車場でアッという間に平らげる貴次を見詰めて、 『何か気の利かない夕食ね...。貴次さん、ごめんなさい』 春伽が丁重に謝った。 『嫌だなあ。腹が減っていたら、何だって旨いさ。 心配なら要らないからね』貴次は快活に答えて、 店舗までゴミを捨てに行って来た。 港に車を止めると、クラブハウスに灯りが見えた。 クルーザーの鍵を受け取ると、 フロントの時計は既に八時半を廻っていた。 沖に出てから、貴次は不要な物を捨て、 必要な物だけを納めて道具を片付けた。それから船室に入ると、 春伽が俯いて泪していた。 『春伽姉さん大丈夫かい...。どうしたんだよ、 春伽姉さんが泣くなんて珍しいよね』 『ねえ貴次さん、私がいなくなっても泣いたりしないでね。 私は何時か、きっと会いに来るから、強く生きてね』 春香は真っ直ぐに貴次を見ながら、振り絞る様な声で話し掛けた。 その頬に、涙が零れ落ちていた。 『会うって......。ほら、僕は此処に居るじゃないか。 変な事を言って、春伽姉さん疲れたんじゃないか...』 貴次が身を乗り出して覗き込むと、 『変よね......』 春伽はひとこと呟いた。 『何か僕に出来ることが有ったら、言ってよ。 遠慮する仲でもないんだから、何でも言ってくれよ』 『ねえ貴ちゃん、外は晴れたのかしら......。 お星様は見えそうもないかしら』 柿谷春伽は頬の涙を拭いながら、訊いた。 『雨は、お経さんを上げている時に上がったんだ。 墓地で降られていたら、堪らなかったよ。憶えてないのかい......。 『まあ、それはどうでもいいさ。外は晴れ上がって、星が綺麗だよ』 『まあ、そうだったの。貴ちゃん、デッキに上がりましょうか』 『少しだけ寒いけど、気持ちが良いよ。ほら、おいでよ』 柿谷貴次が手招きすると、 春伽は彼に引かれれる様にデッキに出た。 (7)へ【続く】 2018.12.26.星原女瑪.【最終章】(5)翌日は秋雨が降り出しそうな、重い曇り空だった。柿谷家の菩提寺に遺体を映す頃には、春伽は棺に納められていた。誰もいないのを見計らい、貴次は棺に近づき、ペットボトルを差し入れた。『貴次さん、来てね。待っているわ』瞳を見開いた姉に、『大丈夫だよ、安心してくれ』そっと呟いてから、棺を離れた。『そう......。そんな事が有ったのね。 それで、それから何が有ったのか話して下さい』沙織は思わず手を取り、春伽の顔を見た。『あれから十年が経つわ。私は25歳の侭ですけどね』『まあ、私は35歳だから同い歳ね』沙織の言葉に笑みを浮かべて頷くと、柿谷春伽は再び話し始めた。土葬が済んで参列者や親族が帰途に就いたのは、四時近かった。柿谷貴次は墓地を早めに離れ、近くの喫茶店で珈琲を飲んでいた。五時を過ぎると沈んだ秋の陽と共に、夕暮れが色濃く迫って来た。時計の針が五時半になるのを見届けて、柿谷貴次は墓地に向かった。棺が露わになると蓋の上に降りて、ガラス越しに春伽の顔を覗き込んだ。そこには、目を開けて微笑んでいる姉の顔があった。2018.10.13.貴次は釘抜を使い、急いで蓋をこじ開けた。『春姉さん、大丈夫かい』『大丈夫よ。少し息苦しかったけれど、 高次さんが早く開けてくれたから助かったわ...。私ね、歩けそうよ』『そう、それは助かるよ。上に登って手を出すから上がってみて』『分かったわ。でもね、お洋服が...これじゃあ可笑しいわ』『大丈夫だよ、用意して来た。簡単に切れる様にワンピースにしたんだ。 いいよね』『貴ちゃん、何から何まで有り難う』柿谷貴次は姉を伴い洗い場で泥を落とした。それからトランクに有った革靴に履き替えた。そして、綺麗になった道具をトランクに収めた。『春姉さん、取り敢えず逗子のマリーナへ行くよ』『そう、分かったわ』春伽は軽快に答えて、助手席に乗り込んだ。バニラ色にクローバーを散らしたワンピースが、よく似合っていた。【最終章】(4)柿谷貴次が不思議な現象に遭遇したのは、通夜の晩のことだった。自宅で葬儀をする事となり、春伽は10畳の和室に横たえられていた。眠気も来ず、とても寝てなどいられない心境で、柿谷貴次は布団の傍らに座っていた。夜中の2時を過ぎた頃だった。『貴次さん、貴次さん』自分の名を呼ぶ声と一緒に膝を叩かれて、柿谷貴次は慌てて首を振った。いつの間に眠っていたのか、見ると、姉の春伽が手を伸ばして膝を叩いていた。『春姉さん、どうして......春姉さん、生きていたのかい。 一体どうしたんだ......』貴次が躊躇っていると、『私の声が聴こえるのね』『ああ、良く聞こえるよ』言ってから、柿谷貴次はあたりを見まわした。幸い人気は無く、静まり返っていた。『春姉さん、もっと声を落とさないと誰かに聞こえてしまうよ』『そうね、分かったわ』貴次の膝に載せられた手には、温もりが有った。『生き返ったのか...。医者を呼ぼうか』迷いの籠った声で呟くと、『無駄よ。たぶん私は死んだのよ...。』寂し気な春伽の声がした。そして、『でも、私の魂は生きているのよ。だから、死にきれずにいるの。 貴次さん。助けて欲しいの、何とかしてほしいの』姉の春伽は、悲痛な声を漏らした。『明日は墓地に埋葬される。僕は皆に知られない様に残って、 春姉さんを掘り起こすよ』『そう...。でも、その後はどうなるのかしら』『分からないさ。僕にだって、見当もつかないよ』その時、足音が近づいて来た。春伽の手が布団に隠れ、会話は止んだ。顔を上げると、憔悴しきった母が立っていた。『あら貴次さん、お疲れ様ね。私が変わるから、貴女は休みなさい』『お母さん。それでは、また来ますのでお願いします』貴次は居場所を失くして、仕方なく部屋に引き取った。少しの間ベッドに腰かけて考えていたが、次の瞬間、部屋を抜け出した。そして柿谷貴次は、慌てた様子で車に飛び乗った。逗子のハーバーでヨットに乗り込むと、柿谷貴次は明かりを灯した。それから、思い付く道具を、車のトランクに積み込んだ。姉の春伽の言うことが嘘の様には思えず、困惑しながらも、貴次は準備だけはしておこうと考えたのだった。【最終章】(3) 『沙織さん、初めまして。柿谷春伽です。 十年前に交通事故で命を落としましたが、 貴次さんのお陰で、こうして楽しく暮らしています。 時々この部屋に遊びに来ては貴女の事を聞いていました。 沙織さん、宜しくお願いしますね』 『柿谷さん、どうして......』 沙織が呆気に取られていると、 『貴次さん、私からお話してもいいかしら』 『ああ、春姉さんから話して貰えると助かるよ』 柿谷貴次の言葉に頷くと、 柿谷春伽は沙織の隣に座って話し始めた。 柿谷貴次が大学三年の、秋のある夜の事だった。 姉の柿谷春伽は、女友達のバースデーパーティーに出席し、 ホテルで楽しいひと時を過ごした。 その後22時ごろに、パーティーを退席した。 とても和やかな想いを胸にタクシーを拾をうと、 山下公園側に向かって、横断歩道を歩き始めた。 その時だった、急ブレーキと悲鳴が轟いた。 柿谷家に事故の一報が入ったのは、深夜0時近くの事だった。 電話に出た手伝いの明美は、手を震わせながら二階へ駆け上がった。 ドアのノックに貴次が出てみると、蒼ざめた顔の明美が立っていた。 『明美ちゃん、どうかしたのかい...』 『大変なんです。大変な......』 明美の声は、乾いたように掠れていた。 『どうしたの、いったい何か有ったのかい。落ち着いて話してくれよ』 『はい』 手伝いの明美は唾を飲み込むと、 『春伽お嬢様が車に撥ねられて、病院へ運ばれたそうです。 ただ今、警察から電話が有りました。奥様や旦那様にも、 知らせましょうか......』 『何てことだ。僕は一足先に病院へ向かうから、 父達は、そっと起こしてやってくれ。 それと、貴敬兄さんは出張でアメリカに行っているから、 僕が後で連絡しておくからと、父達に伝えてくれるね』 『はい、分かりました。どうか、お気を付けて行ってらっしゃいませ』 貴次は明美の声を背中で聴きながら、 上着を手に取り、慌てて部屋を後にした。 病室に入ると、医師と看護婦が二人、神妙な面持ちで立っていた。 『柿谷様ですね......』 『はい。弟の貴次です』 『誠に残念ですが、先ほど息を引き取られました。 23時57分の御臨終でした。お悔やみ申し上げます』 医師と共に、二人が一礼した。 『死因は何だったのですか』 『全身打撲と、腹部の出血が酷くて...。手は尽くしたのですが、 間に合わず失血死でした。もう少し早く運ばれていたら。 そう思うと...、大変に残念です】 柿谷家にとって一人娘の春伽の死は、大きな打撃だった。 遺体が実家に運ばれるまで、貴次は遺体の傍らで泪し続けた。 結局、春伽を轢き逃げした車も犯人も、 見つからぬ仕舞いであった。 (4)へ続く【最終章】(2)『沙織さん、ようこそ。お待ちしていました』柿谷は明るい声で迎え入れた。『こちらに掛けてください』マスタード色の革張りの応接セットに、案内された。柿谷の部屋は黒を基調に煙草色の配色で、落ち着けそうな雰囲気だった。『僕はビールを飲みますが、沙織さんも何か如何ですか』『そうね、トマトジュースでも頂こうかしら』『好かった。美味しいトマトジュースが冷えていますよ』柿谷はそう言って、すぐに運んで来てから、沙織のはす向かいに腰を下ろした。『あと五分もしたら沙織さんに紹介したい人が来るので、是非とも逢ってください』『えっ......。どなたか来るのですか』『はい、楽しみにお待ちください』『きょうは午後じゅう、モネの絵を眺めていたのよ』『そうでしたか、モネの絵は好いですよね』『ええ、大好きです』『ああ、仕事の後のビールは旨いです』柿谷は、ドイツ製らしいジョッキを傾けた。間もなく部屋をノックする音がして、背の高い細身の女性が入って来た。柿谷は急いで立ち上がると、『やあ、こんばんは』と声を掛けてから、沙織の横に立った。『春伽姉さん、こちらが奥村沙織さんです』『沙織さん、僕の姉の春伽です』『あの......。まさか亡くなった筈の、お姉さまですか』奥村沙織は、あまりにも突然な事に驚き、言葉に詰まった。 2018.7.4.【最終章】(1)四月半ばの丘には、遅ればせのチューリップが咲き残り、爽やかな風が吹いていた。夕方まで仕事が有るからと、柿谷は朝の五時前に出かけて行った。夕食は済ませて帰るからと言っていたから、今夜の話は大事なことだろうかと、奥村沙織は午後の窓辺でふと考えた。バロックを流しモネの画集を眺めていると、日暮れの迫るのも忘れる程に、絵画の世界に引き込まれて行った。夕暮れた丘で軽い散歩を済ませると、沙織は七時前にシャワーを浴びた。部屋のベッドで寛いでいるところへ、柿谷から電話が入った。『申し訳ない。今夜の約束を九時に延ばしていいでしょうか』『大変そうですね。九時に伺いますね。 呉れ呉れも、お気を付けてくださいね。それでは』『はい、有り難うございます。それでは』ということで電話は切れた。柿谷貴次が帰宅したのは、九時過ぎだった。彼はシャワーを済ませると、二階へ上がって行った。奥村沙織はドレッサーの前に座り、自分の姿を眺めて見た。肩先に伸びた髪が軽くカールして、薄化粧にピンク色の唇をした顔が浮かんでいた。これが今の私......。あの朝に化粧と髪を整えたままの容姿で、鏡に映っている自分が不思議だった。やや経ってパンパンと頬を叩くと、沙織は立ち上がった。二階の踊り場に立つと、その先にはまだ階段が続いていた。覗くと、幅広の廊下が延びていた。そして三枚目のドアが開いていて、明かりが零れていた。柿谷の配慮を感じながら、奥村沙織はドアをノックした。【続く】2018.6.01. *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a.
2019.12.24
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ★ 湯気 ★ 雨が 霙に変わっても 誰ひとり 不思議になど思わない そんな季節は とても寂しい 紅茶に 湯気が立ったりすると もう こんな季節かと 呟きながら 砂糖を入れる 湯気の向こう 過ぎた夏が 浮かんでる 私は 呟きながら 砂糖を入れる By.星原女瑪.(2013.10.10)2019.12.6. (注意.文章と写真の転載を禁ずる) LAME39が 愛用しているヘレンドのカップ&ソーサーです。 楽天市場【輸入ブランド洋食器専門店2本の剣】で、購入しました。 お疲れモードのLAME39に、 いつも温かなコメントを下さり、 誠に有り難うございます。 慰められ、励まされています。 日頃のお心遣いに、心より感謝いたします...🙇. 2019.12.6.LAME39より ご訪問に心より感謝致します * *------*------*------*------* 🙇 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・ 続きが遅れていて、本当にごめんなさい。 面目有りませんが...いま少しお待ち下さい~🙇. ***------*------*-----*------*------*------*------*** 短編小説 ミステリーロマンの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★. 【最終章】 *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2019.12.06
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます *------*------*------*------* ★ 初冬の衣更え ★ 包み込んできた 多くの沈黙 投げ出せば それは 一塊の白い息 ある時は 寂寥という 囁きを ある時は 苦しみという 囁きを そして 孤独という 呟きを 痛い程に 噛み尽くしてきた 覆い隠し 包み込み 沈黙してしまった 多くの 自我 さあ 初冬 大気に向かって 吐き出そう 痛手を負った 長い過去 強く生きるには 過酷過ぎた 日々 不安を伴わずには 訪れなかった 未来 全てを包み 隠していた 哀しき 徒労の時代 風の中 彼らに向かって 別れを告げたら 初冬 白い息は 大気に溶け 消えてゆく ああ 初冬 数え切れない 魂たち 我 いとうしく 我を語り 我 忌々しく 我を語り 尚 生き永らえる この身なら 季節外れ 衣更えに心弾ませ 羞恥の内に 我を語ろう 忌々しくも 我を語ろう きのうと きょうと そして 明日を きのうと きょうと そして 明日を 精一杯 生き抜くために By.星原女瑪(2012.12.09)2019.12.01. (注意・詩の転載を禁ずる。シェアはご遠慮下さい) この詩は、 23歳で婚約者を亡くした後の苦難の日々と、 その苦境から這い上がろうとする心境を謳ったものです。 ご一読くださり、 誠に有り難うございました。 お疲れモードのLAME39に、 いつも温かなコメントを下さり、 誠に有り難うございます。 慰められ、励まされています。 日頃のお心遣いに、心より感謝いたします...🙇. 2019.12.1.LAME39より * 今回も、久し振りの更新となってしまいました。 温かな労りや励ましのコメントを、 誠に有り難うございます。大きな癒しとなっております。 諸事情が有りまして、ブログを休んでいました。 改めまして、後日報告させて頂こうと、 考え中です。 お心優しき皆様。 いよいよ寒くなってまいりました。 どうかご自愛の上、 お健やかにお過ごし下さい。 LAME39より 2019.12.1. ご訪問に心より感謝致します * *------*------*------*------* 🙇 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・ 続きが遅れていて、本当にごめんなさい。 面目有りませんが...いま少しお待ち下さい~🙇. ***------*------*-----*------*------*------*------*** 短編小説 ミステリーロマンの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★. 【最終章】. *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2019.12.01
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. ☆ ご訪問くださり、誠に有り難うございます ☆ *------*------*------*------* ★ 還暦 ★ 虫 コロコロ鳴く夜 大樹の陰より 天を仰ぎ 川の流れに身を映す 虫 コロコロ鳴く夜 稲穂の香を嗅ぎ 過ぎし時を思う 虫 コロコロ鳴く夜は 手を伸ばし 今宵の月を 引き寄せよう 今宵は全てを忘れ この温もる 光の中で コロコロ鳴く 虫の音を聴こう 夜が明ければ 産まれる筈の 命よ ろくじゅうの 月を仰いだ 命よ 今宵は寡黙に コロコロ鳴く 虫の音を聴こう ✰自作詩.By.星原女瑪.(2014.9.10)2019.10.10. (注意・詩の転載を禁ずる) 本当に、久し振りの更新となってしまいました。 温かな労りや励ましのコメントを、 誠に有り難うございます。大きな癒しとなっております。 諸事情が有りまして、ブログを休んでいます。 改めまして、後日報告させて頂きます。 お心優しき皆様。 どうか、お健やかにお過ごし下さい。 LAME39より 2019.10.10. ご訪問に心より感謝致します* *------*------*------*------* 🙇 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・ 続きが遅れていて、本当にごめんなさい。 面目有りませんが...いま少しお待ち下さい~🙇. ***------*------*-----*------*------*------*------*** 短編小説 ミステリーロマンの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★. 【最終章】. *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2019.10.10
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. ご訪問くださり、ありがとうございます. *------*------*------*------* ★ 秋霖 ★ 彬彬と 雨音が響けば 彬彬と 寂しいじゃあないか 硝子越しに観る 秋霖の音色 朽ちる葉の色に染まり 彬彬と 寂しいじゃあないか こんな夜は 独り 湯に浸かり 膝小僧を撫でてみる 彬彬の 雨音が響く 秋霖は 彬彬と 優しいじゃあないか こんな夜は 独り 湯に浸かり 真夜中の時を 駆け巡ろう By.星原女瑪.(2014.10.8)2019.9.15. (注意:詩や小説の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) ★参照★【霖(りん)=ナガアメ ・彬(りん)=サビシイ・シタタルの意】 ★★【読み】夜=ヨ。 労りのコメント、有り難うございます。 体調を気遣い温かなコメントを寄せて下さり、 誠に有り難うございます。 夏バテ状態が未だ続いています。 伺うことの出来ない皆様、 失礼を許して下さい。 どうか今後とも、宜しくお願い致します。 LAME39 珍しい写真が撮れたので掲載します 2019.8 鉢植えのハイビスカスの蕾とアブラゼミ 小さな蕾に管を刺して蜜を吸っています 写真を撮っていても蜜に夢中で逃げませんでした。 ★ *★ ★ ★ ★ ★ ★ ★【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、 続きの掲載が遅れています。 ごめんなさい、もう少しお待ち下さい...🙇 *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2019.09.15
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます 体調を崩しています。 伺うことの出来ない皆様、御免なさい。 まだまだ暑さが続いていますので、 みなさま充分に、ご自愛くださいね。 2019.8.30.LAME39 *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ うつろい ★ ひと雨ごとに 温かくなり ひと雨ごとに 冬 とおく ひと雨ごとに 暖かくなり 春は とおく ひと雨ごとに 涼やかになり 夏は 遠く ひと雨ごとに 冷え込んで 秋 ふかく ひと雨ごとに 寒くなり 雨は 雪に 恋は とおく 想いは 胸に By.星原女瑪.(2016.9.01.)2019.8.30. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------* 労りのコメント、有り難うございました 体調を気遣い温かなコメントを寄せて下さり、 誠に有り難うございます。 心身ともに夏バテ状態が続いていますので、 伺うことの出来ない皆様、 失礼を許して下さい。 どうか今後とも、宜しくお願い致します。 LAME39 ★ *★ ★ ★ ★ ★ ★ ★【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、 続きの掲載が遅れています。 ごめんなさい、もう少しお待ち下さい...🙇 *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------*ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603a
2019.08.30
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます 体調を崩しています。 伺うことの出来ない皆様、御免なさい。 酷い暑さが続いていますので、 みなさま充分に、ご自愛くださいね。 2019.8.16.LAME39 *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ あの頃 ★ 君は何処で 涼んでますか--- あの頃は 秘境のような海岸が ありました 君と 何度も行った海岸を もう一度 もう一度だけ 一緒に歩き 一緒に描き 一緒に泳いでみたい 君は もしかしたら あのホテルで海を眺め キャンパスに向かっているのだろう もう 会うことが叶ぬのなら せめて 葉書を一枚送ってください あの頃行った海に また夏が来た 会えるなら せめて夢でいい 君が愛しく愛しく あの頃 君が描いた絵は 画集になりました By.星原女瑪.(LAME39・2011.6.27)2019.8.16. (注意:転載を禁ず) *------*------*------*------*------*------*------*------*------*------* ***亡き姉に寄せて*** たった一人の姉を亡くして、 十年近くが過ぎた。 末期癌だと知らされてから、 延命療法しか受けられなかったが、 それでも一年と七ヶ月を生きた。 姉は、あっけない最期の時まで、 明るく前向きだった。 絵を描くことを趣味として、 これから画家に成る筈だった。 それが悔しくて堪らない。 生前に描いた絵は画集と成って、 棺の上に置かれた。 最愛の人を亡くした私は、 心の中に穴が開いた。 それは計り知れなく深かった。 未だに、 その穴を埋める術が見つからない。 ふと気付くと、 思い出を彷徨っている私が居た。 By.LAME39(星原女瑪) ご訪問に心より感謝致します ランさんにお借りした写真です。 労りのコメント、有り難うございました 【小説.裏話】 今年の酷暑。 皆様も、体に応えている事と、 お察し申し上げます。 星原女瑪も、すっかりバテています。 小説の執筆は、所帯じみた自宅より、 カフェやホテル等の方が、筆が進みます。 だいぶ前には、お気に入りの喫茶店を幾つか利用していました。 カフェは、喫煙できる店舗が最高です。 ところが、今年の早春から気が重くなり始めました。 そして、梅雨明けと同時の災害的酷暑。 カフェに足が向かなくなり、 執筆意欲や掲載意欲が、 すっかり失せた状態でいます。 原稿は、だいぶ進んでいるのですが......。 本当に、ごめんなさい。 殊に愛読している皆様、申し訳も有りません。 このような事情で、 {心ゆくまで}の掲載が滞っています。 続きは、もう少しお待ち下さい。 背の高い佳人と美しいであろう沙織さん。 そして柿谷さんの行方や如何に......。 お楽しみに! 星原女瑪・LAME39より.2019.8.16.★ ★ ★ ★ ★ ★ ***------*------*-----*------*------*------*------***【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、 続きの掲載が遅れています。 執筆を始めたところです。 もう少しお待ち下さい...。 本当にごめんなさい...🙇 最近は、 寝落ちしてしまう事が多くあります。 その日のうちに伺えなかった皆様に、 お詫び申し上げます。ごめんなさい。 LAME39より *------*------*------*------*------*------*------* *------*------*------*------* ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603
2019.08.17
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. ご訪問くださり、誠に有り難うございます 体調を崩しています。 伺えない皆様、御免なさい。 酷い暑さが続いていますので、 みなさま充分に、ご自愛くださいね。 2019.8.7.LAME39 *------*------*------*------* ランキングに参加しています。ポチお願い致します 小説もこちらにお願い致します。 応援有り難うございました *------*------*------*------* ★ 靄 ★{もや} 立ち込める靄 セセラギの音 冷たい水に 足を濡らし 静寂の岸辺で 息を凝らした 迷い込んだ山奥 ツクツクホウシの 木霊 そして セセラギの音 私は 足を濡らし 静寂の岸辺で 息を凝らす 川面を這う 靄の囁き 川面に浮かぶ 靄に魅せられ 私は まるで童の瞳 そう 靄は全ての浄化 此処には 伏魔殿うずまく 世間は無い だから 此処には 寂寥がない 此処には 淋しさも無い 誰もいない それで 寂寥の崖に 転がり落ちる そんな 詰まらぬ こともない 靄と戯れ 靄に抱かれ 私は靄の 妖精になる 私は靄の 妖精になる 【参照】 ★{靄(もや)} ★{伏魔殿(ふくまでん)} ★{寂寥(せきりょう)} By 星原女瑪.(2014.8.04)2019.7.26. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 暑中お見舞い申し上げます *★ ★ ★ ★ ★ ★ 【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、 続きの掲載が遅れています。 執筆を始めたところです。 もう少しお待ち下さい...。 本当にごめんなさい...🙇 最近は、 寝落ちしてしまう事が多くあります。 その日のうちに伺えなかった皆様に、 お詫び申し上げます。ごめんなさい。 LAME39より *------*------*------*------*------*------*------* *----* *------*------*------*------* ご訪問くださり、誠に有り難うございました ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 . 小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603
2019.08.07
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2019.07.26
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2019.07.16
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2019.07.08
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2019.07.02
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2019.06.22
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2019.06.18
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2019.06.08
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2019.05.27
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2019.05.08
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2019.05.01
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2019.04.28
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2019.04.23
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2019.04.16
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2019.04.05
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2019.03.27
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