yuyuの日々

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正しく知ろう生理のメカニズム

sexy 生理のメカニズム




女性らしいふっくら丸い身体を作る。毎月きちんと生理がくる。これらはみんな女

性ホルモンの働き。思春期から閉経を迎えるまで、長い付き合いになる女性ホルモ

ンは、カラダの調子を左右するとっても大切なもの。女性ホルモンが私たちのカラ

ダに与える影響をしっかり把握して、キレイと元気をいつまでもキープできるよう

にしましょう。




正しく知ろう!女性ホルモンが出るメカニズム

2つの女性ホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」は、共に卵巣から分泌さ

れます。しかし、卵巣に「ホルモンを出しなさい」と命令を出しているのは脳。

脳の視床下部は、血中の女性ホルモンの量が少ないと判断すると、その下に位置す

る下垂体に「“卵巣にホルモンを出せ”と命令するホルモンを出せ」と命じます。(図中1)

すると、下垂体は「卵胞刺激ホルモン」「黄体化ホルモン」という、2つの「性線

刺激ホルモン」を分泌。(図中2)

性線刺激ホルモンの働きにより、卵巣はエストロゲン、プロゲステロンを分泌します。(図中3)

血中ホルモンが十分になると「今度は卵巣にホルモンを出せ!」と命令していたホルモンが出なくなり、ホルモンの分泌が減ります。そして、最初に戻ります。


※一連のホルモンが出るメカニズムの複雑ところは、フィードバック機能があると

ころ! 脳は、常に血中のホルモン量を見張っていて、分泌が少ないと「出せ!」

、十分量に達すると今度は「やめ!」の命令を出しているのです。

生理





二つのホルモンが身体のリズムを作り出す




グラフ

2つの女性ホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」は、常に同じ量が分泌さ

れているわけではありません。増えたり減ったり、波のように一定のリズムを保っ

て分泌されます。

 ●エストロゲン
卵胞刺激ホルモン。月経が終わると分泌量が増え、排卵の直前にピークに達します


 ●プロゲステロン
黄体ホルモン。排卵が後わると、からっぽになった黄体から分泌されるホルモン。

子宮内膜をしっとり柔らかくして、受精卵が着床しやすくします。妊娠が成立しな

いと、分泌を停止。それに伴い子宮内膜がはがることで、月経が起こります。

けい子レディースクリニック表参道/院長 寺師恵子先生 取材・文/笹原知子
http://community.dinos.co.jp/special/20040218/index.html


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