地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2006.08.31
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地球人スピリット・ジャーナル 2.0 につづく



「ウェブ2.0は夢か現実か?」 テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力


この著者・佐々木俊尚氏の本について、昨日書き込んだ時に、Web2.0 という言葉はでてこなかった、と書いたら、今日、本屋で、彼の新しいこの新書本を見つけて、ああ、やっぱりそうだろうなぁ、と思った。「Web2.0」この言葉を使わなかったら、この時期、損だ。

そして、彼の新しい ブログ
「ジャーナリストの視点」 も表記してあったので、さっそくRSSリーダーに登録しておいた。この人の本、小気味よくて、なかなか面白い。立ち読みで大体のところを読んでしまった。後日、時間があるときに再読しよう。

私は、ブログのネタをどこに求めようかな、といろいろ考えあぐねていたけど、新書本からヒントを得るというのが、一つのノウハウになるかもしれないな、と思い始めている。SNSやブログに参加するにあたり、いろいろプライベートなことや天下国家のことや、いろいろテーマは浮かぶのだけど、なかなかうまくフォーカシングできないでいた。

プライベートなことについて、いちいち書いていくことも、それはそれで面白いのだが、さて、多くの読者に向けて私生活を暴露し続けることは、あとあと面倒なことにもなりかねない。かと言って、天下国家を論じても、あまりに自分の現実からかけ離れた話をしても、いつかはネタ切れになり、また心のこもらない書き込みになってしまう可能性もある。

最近は、図書館通いも続いているので、「最近読んだ本」というカテゴリが一番楽に書けていたところだったので、本をテーマにすることは暗に思いついていた。しかし、「最近読んだ」だけでは、カテゴリにはならないだろうから、と敢えてこのカテゴリは削除した。でも、やっぱり、本は面白い。

ネットを離れて図書館に通い、本屋に通い、本を読み、本について妻や友人たちと話すのは面白い、と最近あらためて気がついた。それでいろいろ本を借りてくるのだが、いきなりすっ飛ばし読みになったり、読まずに返却になったりと、まだ読書のスタイルが確立していない。いろいろやって見ると、どうやら、この「新書」といものが手頃でいいようだ。

ハードカバー本は、一冊読むのに2週間たっぷりかかることも多い。それに時間をかけて作られているので、内容もすこし時期をはずしていることも多い。かと言って、漫画や小説は、なかなか気をいれて読めない体質だ。ところが、この新書、というやつは、立ち読みでも読めるし、図書館でも購入してくれる。割合時間をかけずに作られるのでニュース性もある。これからは、この新書本読者になるのもいいかなぁ、と感じた次第。

最近、私は3つの図書館から本を借りるので、それぞれ2週間借りるとして、一ヶ月に40冊借りることができるシステムが出来上がっている。もし、それが一週間サイクルで借り変えるとしたら、その倍も可能だ。しかしながら、借りることができても、読みきることはできないだろう。いままでの経験上、一月20冊の本を読めれば、まずは私の場合はMaxだ。それ以上は読めない。だから、図書館から「借りてくる」というスタイルは、まずはこれでOKだ。

しかし、読みたい本が図書館にあるか、ということだ。新刊はすぐに入らないし、人気本は待たなくてはならない。ここはすこし工夫が必要である。なるたけ本屋に立ち寄ったり、ネットで検索したりして、希望本のリストを作成しておき、タイムリーに購入リクエストを出しておくのだ。そうすると、一番最初に私に連絡が来るようになる。

最近10年は、とにかくネットのおかげで本を読まなくなっていた。読んだとしてもネット関連の本がほとんどだった。だから、この本もそうだが、どうもネット関連に偏りがちであったが、きょう、本屋に立ち寄ってみたところ、意外や意外、「ブログ・ジャーナリズム」や「地球人スピリット」カテゴリで取り上げてみたい新書本も、いろいろあるのだ。これはちょっと大発見。これは、個人的には、ちょっとした大鉱脈、大水脈を発見したような喜びを感じた。

新書本の量といい、テーマといい、その章立ての間隔、といい、このブログには参考になることが多いのでないかと思う。ある意味、このブログ全体を、一冊の「新書本」をつくるような感覚で書き連ねていったなら、面白いかも知れない、と思ったことだった。

さてさて、この佐々木俊尚氏の本、なかなか面白かった。「もっとも素晴らしいセキュリティはなにもしないこと?」なんて章があったりして、先日、私が「無為を為せば、為さざる無し」なんていう老子の言葉を連想していたことを思い出して、おかしかった。

また、統計をひいて、「パソコン・インターネットは貧者の娯楽?」なんてところもあり、あたっているだけに、ちょっと耳が痛かった。(爆)確かにいまや、ネットはテレビに並ぶ庶民の娯楽になっている。もっともお手軽な娯楽だ。しかもテレビより楽しい。言い得ていて、ちょっと憎らしい。

なんにせよ、この著者は、当面マークしなくてはならない。この著者と自分の違いは、ネット社会をどの側面からとらえているかだ。彼は「ビジネス」の面からとらえる。だから、どうしてもそちらの話題が多くなる。だから有用でもあり、また、飛ばし読みしたくなる章もいろいろでてくることになる。

ところが私はどうやら「ネット社会」を夢や希望やホビーとしてとらえる傾向があるようだ。ネット社会から儲けようなんて、ズルイ、なんてさえ思ってしまうカマトトさだ。う~~む、本当はそれではいけないのだが、とにかく、本日感じているのは、そういうところだ、という風に書いておこう。

追記、
本書では「SkypをP2Pの成功したビジネスモデル」として取り上げていたが、なるほど、そうかぁ、とうれしかった。





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Last updated  2009.03.29 12:20:55
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