地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2007.10.31
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マトリックス.jpg
「THE MATRIX」 <2回目> 
1999年 136分

 最近、あちこちの本の中に散見された「マトリックス」についての賛辞。こりゃ、もう一度見なくてはと思っていたので、またまた「マトリックス」と「リローデッド」を借りてきた。

 確 かに
前回 たのはみたのだが、パソコンをいじりながら、焼酎をひっかけながらなので、ストーリーを追うどころか、断片的なシーンを脳裏に刻みながら、いつのまにか寝てしまうのだった。まともに最後までこの映画を鑑賞する力がなかったのだ。

 きょうは、すこしは真面目に見ようと思ったので、焼酎は控えておいたが、やっぱりパソコンいじりは止められなかった。それでも、かなり没頭してみてしまった。なるほど、いろいろな解説をきいてこそ、ようやくこの映画に興味がすこし湧いてきた。なるほど、そういうことを延々とやっていたのね。

荘子 の蝶の 夢の話を思い出した。

「荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだ所、夢が覚める。果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、あるいは蝶が夢を見て荘周になっているのか。」  『胡蝶の夢』

 リアルとヴァーチャルな世界のせめぎあいだが、マトリックスでも、ピストルやマーシャルアーツばかりではなくて、せめて、荘子と蝶の話しのような、優雅な仮想社会を作ってくれないかな。

 それによくわからないのは、救世主、って単語がよくでてくることだ。とびとびパソコンのほうに目をやっているから、大事なところを見逃しているのかもしれない。これは、もう一度見直さないといけなかも。さて、3巻をまた順番に見直していくか、あるいは、1巻目をもう少しきちんと理解してから、2巻目にいくべきなのだろうか。

 この映画がこのような殺伐とした感じを与えるのは、製作された1999年という年の時代背景がそうさせるのだろうか。それに突然でてくる得たいの知れないメカニカルなアニマル達。こちらのイメージ力、想像力が試される。コンピュータやプログラムが象徴的な形で多義的に装飾として多用されている。

 よく昔は、やくざ映画をみたあと、ひとびとは映画館から、高倉健になったように、肩をいからせながらでてくる、なんて揶揄されたものだが、この映画をみたあとも、なんとも不思議なリアルとヴァーチャルな領域に残された感覚になるのはたしか。





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Last updated  2009.02.11 19:36:39
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