<2>よりつづく
「ノーマインド 永遠の花々」
<3>
Osho
アンベドカル博士は、自分の影響下にあるこれらの人々を、まずキリスト教に改宗させようとした。だが考え直した。キリスト教に改宗したら、人々はキリスト教会に吸収されてしまい、自分は指導者の地位を失ってしまう。そこで考えを改めた。彼にとっては、イエスやキリスト教などどうでもいい。一番大事だったのは、自分の影響力を保つことだった。
彼はイスラム教への改宗も考えたが、状況は同じだった。やはり影響力がなくなってしまう。そこで目をつけたのが、インドには仏教徒がいないということだ。だから仏教に改宗させれば自分の影響力も保てる。つまりこれはまったく政治的な改宗だった。
このように政治的に改宗させられた愚者たち、悟りについて何も知らない者たちが、今私を批判する。
石田が日本から電話をよこして、こう言ってきた----そんな者たちにかかわりあう必要はない、小人たちによって非難されるのは巨人や天才たちの宿命だ----。
仏教徒によるそのようなふるまいに、きっと彼女は心を痛めたのだろう。そこで日本の新聞や雑誌に対してこう語っている---預言をしたのは私だ、もしインドの仏教徒が腹を立てるなら私に腹を立ててほしい-----。
また石田は近々こちらにやってきて、インドの報道機関と対決し、例の「仏教徒」たちと対決するということだ。実に勇気のある女性だ。
そして彼らはあいもかわらず私の言葉を誤解し続けている。私は決して自分がゴータマ・ブッダの生まれ変わりだとは言ってはいない。私はただ自分自身の生まれ変わりであるだけだ。
原著編者は、このシリーズの以後の展開と詳細については、89/01/08 から始まった「Zen: The Mystery and The Poetry of the Beyond」『禅・超越の神秘と詩』を参照せよ、と言っている。また日本語翻訳者は、89/01/30 から始まった「 Zen Fire Zen Wind :Communism and Zen」『禅火禅風---共産主義と禅』 を参照せよ、といっている。
究極の旅 <1> 2008.04.29
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