Apr 30, 2005
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しっかりと食べた朝御飯は、フル・イングリッシュ・ブレックファスト。ブラックプディングの代わりにはスコットランド名物(?)ハギスでございます(笑)。ハギスとは、挽いた羊や子牛の心臓、肺、肝臓に玉ねぎ、オートミールを混ぜて味付けし、胃に詰めて茹でたもので、響きはあまりヨロシクないですが、スパイスが効いていて、私はキライではありません。

ブラック・プディングは豚の血と脂なんですが、これまた「おつ」なモノで。どちらにしても、「美味しい」お店(か信用できるお肉屋さん)からのものでないと、食べられたものではありません、念のため。

さて私達一行が本日向かうのは、Stranraerという港町。最短距離なら70キロで行くところですが、そうは問屋が卸さない我がクラブ。この日はなんと、未舗装道路が組み込まれていました。

とっておきの、レーシングバイクで、です(笑)。

しかもぬかるんでいる、牧場をいくつか横切ります。走った距離より、歩いたほうが長かった、ぬかるんだ道で転ぶ人、足元を良く見ずに進み、ヒザまで水に浸かってしまう人、ムリヤリ乗って前輪がはまり、ムーンサルトを決める人・・・。

私達は、ロードサイクリストのはずなのですが、そんなこんなで、道路に辿り着いた時には泥まみれ、マウンテンバイカーだってこんなには汚れないだろう、という位で(笑)。

こんな日に限って、太陽は隠れたまま、どうせ濡れたんだから、雨でも降ってくれればキレイになれそうなものですが、「ぽつり、ぽつり」な雨では役にも立ちませんでしたね。

今夜の宿は、Stranraerのベッド・アンド・ブレックファスト。見事に泥だらけの一行10人を、温かく迎えてくれた女主人、洗濯すらしてくれたのには感謝、感激でした。

とにかくシャワーを浴びて、さっぱりした私達は、町に繰り出しフィッシュアンドチップスの夕食です。スコットランドでは、何でも揚げてしまう風習があると聞いていましたが、メニューに書かれた「マーズチョコレートバーのてんぷら」や「ジャムサンドイッチのてんぷら」を見て、騙されていたわけではなかったのだと、妙なためいきをついたものでした。


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最終更新日  Jan 25, 2006 04:14:15 AM
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