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EXTREME ・Member:(L to R)Paul Geary(Dr),Nuno Bettencourt(Gt),Gary Cherone(Vo),Pat Badger(Ba)ちなみに上記は黄金期のメンバー。※ソースはCDジャーナルNews(↓)エクストリーム、13年ぶりの復活作をリリース 掲載日:2008/06/10⇒ http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=19406'85年に米国マサチューセッツ州で結成。当初はQUEENやVAN HALENに影響を受けていたが、次第にFunkyさを強調したGroovyな部分と、QUEEN譲りのコーラス・ワークを備えたAmerican-Rockへと音楽性を変化させていった。'89年に『Extreme』でデビュー。'90年にリリースした2nd『Extreme II ~ Pornograffitti』からシングルカットしたバラード、「More Than Words」が全米No.1ヒットとなり、一躍人気バンドとなった。(これらのアルバムの売れ方やバンドの経緯はほとんどMR.BIGと同じ。)しかしバンドの評価のほとんどは、Nuno Bettencourt(Gt)のギター・テクニック及び作曲センスに頼るところが大きく、それも2ndの頃が頂点であり、3rd以降のアルバム・セールスは惨憺たる結果だった。結局'96年に解散するも、Nunoは日本でも人気があったためソロ・アルバムもそこそこ売れていた。その他のメンバーでは、VoのGary Cheroneが一時的にSammy Hagarの脱退したVAN HALENに大抜擢され電撃的に加入するという、双方のバンドのファンからは、「なんでよりによってアイツなの?」という不思議な出来事もあった。Garyはその後もG3(Steve VaiやDREAM THEATERのJohn Petrucciらが参加したとき)の日本ツアーに同行し、Voを務めたりもしていた。(センスはいいと思うんだけど...ねぇ)ちなみに自分は、Freddie Mercury追悼コンサートをWOWOWでやっていたのを録画して、彼女と部屋で観てたら、「Love of My Life」がEXTREMEのオリジナル曲だと思って感心して「Nunoのバラードはみんな良い曲だな~」とか言ってたら、彼女に「QUEENの曲だよ!」と怒られたのを覚えています...。(恥! *下記参照↓)♪Extreme - Love Of My Life (Queen Cover)⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=mLM2fTAtIww♪Extreme - More than words⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=kt7L4X4li_k♪Extreme - Rest in peace⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=G-HQisG2Lv8♪Extreme - Get The Funk Out (Live)⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=3K-NXQTySCc♪Extreme - Hole Hearted: Relaid Audio⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=cXyMFyvynEE♪Extreme - Decadence Dance: MTV Version, Relaid Audio⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=ykRxlPd6U4k&feature=related
2008/06/10
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フロント・マンがこんだけブサイクなバンドは他に知らない...。Original Members: Ba:Michael Davis Gt:Wayne Kramer Dr:Dennis Thompson Vo:Rob Tyner ⇒ 1991.09.18 (R.I.P.) Gt:Fred "Sonic" Smith ⇒ 1994.11.04 (R.I.P.) (※Patty Smithの夫)Manager: John Sinclair (leader of the "White Panther" Party)Original Albums: Kick Out The Jams (1969年) Back In The USA (1970年) High Time (1971年) MC5(Motor City Five:別の説も有り)は、1965年アメリカはミシガン州、工業都市デトロイトにて2人ギタリスト、ウェイン・クレイマーとフレッド・スミス(後にあのパティ・スミスと結婚。94年死去)を中心に結成。 デビュー前の67年、ブラック・パンサー(アメリカ国内で黒人が結成していた極左過激武装グループ)と連帯した白人政治過激派集団ホワイト・パンサーを組織していたジョン・シンクレア(元々はジャズ評論家だったらしい)と出会い、彼のマネジメントの下にメジャーのエレクトラ・レコードと契約し、69年にライヴ盤の『Kick Out The Jam』を発表。だが、ヴォーカルのロブ・タイナーが叫んでいた「Mother Fucker」という4 Letter Wordsにより、大手レコード店のハドゾンズ等から販売を拒否され、エレクトラ・レコード側は急遽「Brother&Sisters」と言葉を差し替えたアルバムを再リリースした。だがそれを不服としたシンクレアとメンバーは、「Fuck Hudson's」と書いたステッカーをレコード店に貼り歩いたため、結局エレクトラ・レコードからドロップされてしまった。シンクレアの抗議内容の一節は、エレクトラからの再リリース盤のライナー・ノーツから削除され、MC5はシンクレアの主催する政治的な集会で演奏し、68年に開催されたシカゴの集会では「Mother Fucker」と何度も叫んだり、ステージ上で国旗を燃やすなどの過激なパフォーマンスをしたために警察も目を光らせる存在となった。その結果、翌年にシンクレアはほんの小さな罪で9年の実刑を受け投獄されることとなってしまった。だが、この時にシンクレアを高く評価していた、かのジョン・レノンが立ちあがり、1971年12月にデトロイトのクライスラー・アリーナで「John Sinclair Freedom Rally」と題した彼の釈放を訴えたコンサートを開催し、パートナーであったオノ・ヨーコをはじめ多くの賛同する著名人が参加し、その結果3日後に彼は釈放されたのである。その後、シンクレアと別れたMC5はロンドンのフェスなどにも出演し、ヨーロッパの聴衆から熱心に支持されるも、メンバー間の関係に様々な問題が生じ、3rd「High Time」を最後に72年末解散した。実際には4年足らずの活動歴しかなかったのだが、彼らの精神や音楽が社会や政治に対する軋轢や矛盾に鋭く切り込んだ姿勢は、後のミュージシャン達に大きな影響を今も与えた。活動中は全うな評価も、商業的な成功も得られる事はなかった彼等だが、Iggy Popの在籍していたThe Stooges、セックス・シンボルとなったJim Morisson率いる The Doorsらと並び、PunkやGarage Bandの元祖の1つとして挙げられ、現在まで影響を受けたとリスペクトするバンドも少なくない。 例えばMC5の曲をカヴァーし、アルバムに収録またはLiveで演っているアーティストだけでもBlue Oyster Cult ,The Damned ,Michael Monroe(Vo:Hanoi Rocks) ,Primal Scream ,Rage Against The Machine ,Afrika Bambaataa etc… 特にR.A.T.M.のカヴァー・アルバム「Renegades」での「Kick Out The Jam」は通常のものとLive(ロサンゼルスのザ・グランド・オリンピック・オーディトリアムでのライヴ)と2つのパターンが収録されているがLiveの方は30年前のMC5のLiveに肉薄した内容となっていて笑える。 つまり、一部のパートのテンション上がり過ぎてテンポが異常に速くなってしまい、「チョット待てって!そんなに速いとオレの楽器がついていけねぇじゃねぇか!」と、その他のプレイヤーが怒ってそうなチョッパヤVersionとなっている。 当時のMC5のLiveでも似たような状態になっているのがYoutubeで見ることができる。 サウンド自体は、2人のギタリストが織り成す単純なリフ主導のギター・ワーク、ドッタンドッタンとやかましいドラム、這いまわるベース、過激なアジるヴォーカルによって形成されるアップ・テンポで荒削りなサウンド、一時としてジッとしていることのないステージング、などにみられる反体制的、反社会的なアティチュードのいい例が代表曲である「Kick Out The Jam」だ。 やがて30年という歳月が流れ、半ば忘れかけてきた2003年。亡くなったロブ・タイナーとフレッド・スミスの2人以外のウェイン・クレイマー、マイケル・ディヴィス、デニス・トンプソンのオリジナル・メンバー3人はヴォーカルを外部から入れることで、DKT/MC5という名前の下に、30年前のオリジナル曲と共にその意志と精神を蘇らせた。 主旨に賛同し参加したアーティスト(主にVocalとして)は、サマソニで日本でも歌ったDave Vanian(The Damned)をはじめとして、Ian Astbury(The Cult) , Mark Arm(Mudhoney) ,Evan Dando(Lemonheads) 、余り知られていないところではPeter Wolf(J.Geils Band) ,Sound GardenでギタリストだったKim Thaylなどもいる。 自分はMC5再結成以前にウェイン・クレイマーというギタリストについてはじめて知ったのは、“Epitaph Records(Bad ReligionのMr.ブレットが経営しているPunkレーベル)”のコンピレーション・アルバム、Punk-O-Rama(※現在はUnsoundに変わっている)シリーズでウェイン・クレイマーの曲が他のどのバンドよりもスゴくカッコよかったからだ。当時OffspringやRancidなどにハマりPunk系のカッコイイ音を求めて買ったのだが、一番気に入ったのは非常に分かりやすくてカッコイイ音を出していたよく知らないおじさんのギターの音だった。そして、今改めて聞き直してみても同じようにカッコイイと感じるのだった。 今一度このおっちゃん達が元気なうちに再来日して大暴れしていってほしいものだ。
2007/08/19
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DESCENDENTS(ディセンデンツ)・Member (L to R):Karl Alvarez(Ba,Vo)、Milo Aukerman(Vo)、Bill Stevenson(Dr)、Stephen Egerton(Gt)(※以前にもALLでupしましたので詳しくはそちらで↓)・ALL(オール) ~ Fun-Punk From The Blasting Room !⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/blackseason/diary/200709250000/・DESCENDENTS ~ ALLのGt、ステファン・エガートンの豪華なソロ・アルバム!⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/blackseason/diary/201004190000/1978年にバンド結成以来、HC由来の激しさとBill StevensonU(Dr / BLACK FLAG)のセンスによるユニークでキャッチーなメロディとの融合。それに尽きると思う。1982年に看板ヴォーカリストであるMilo Aukermanが加入し、現在まで続くメンバーであるStephen Egerton(Gt)とKarl Alvarez(Ba)の2人が加入したのが1987年。その翌年にはヴォーカルのMiloが大学に専念するため脱退してしまい、DESCENDENTSは活動休止を余儀なくされた。DESCENDENTSの活動休止中に残った3人がDYS~DAG NASTYのDave Smalley(Vo)を加入させ活動をはじめた、そのバンド名はDESCENDENTSの最後のアルバム・タイトルをそのまま使った“ALL”とし、以後ヴォーカリストがScott Reynolds、Chad Priceと交代するものの、そのほかのパートであるGt・Ba・Drの3人は不変のフォーメーション。Miloの時は“DESCENDENTS”のバンド名で、それ以外のヴォーカルの場合には“ALL”という名前で活動する・・・を繰り返している。サウンドにも変化がありまして・・・80年代中期、つまり最初の休止直前までのDESCENDENTSにはHCパンクの要素が強く、歌い方もBLACK FLAG、MINOR THREAT、T.S.O.L.、GANG GREENなんかと近い音楽性だったンですが、90年代頃からは非常に分かりやすいキャッチーかつポップなパンク、つまりはメロコア・ブームのド真ん中を突くサウンドに変化してしまったわけでテクニカルなインスト曲なんかもぐっと少なくなりました。自分は両方とも好きなんですけど後続のパンクバンドに影響を与えたのは初期の硬派な曲が多いように感じます。日本のメロディック・バンドにも多大な影響があることもよく知られていますが、ALLの方については、CAPTAIN HEDGEHOG、ASPARAGUSのブレーン、シノッピ(*木村カエラのプロデュース&楽曲提供&ツアー・メンバーとしても有名)やBACK DROP BOMBのVo、タカや元HUSKING BEEのイッソンなども含めた日本のメロディック界によく知られているアーティストが10組参加した『 It’s gonna be ALLright 』というオムニバスもリリースされ、世界各地で様々なトリビュート・アルバムが出てますが、ALL/DESCENDENTSの公式サイト(*allcentral.com)で唯一販売されていました。(*現在は廃盤のため取り扱い不可。)♪va / It's gonna be ALLright ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=aeUFiageMogちなみにALLとしての来日は2、3回ある(*2001・6/21 渋谷クラブクアトロ ALL Japan Tour ~It's Gonna be ALLright には行きました)もののDESCENDENTSとしてはこれまでに一度もない。(ハズ...)そして、今年3月31日に行われるPUNKSPRING 2012のLINE-UPにDESCENDENTSの名前が!・・・あることを知ったのは、たまに見た年末年始の番組がどれもつまらなかったのでSPACE SHOWERにチャンネル回してボケーっと見ていたら、いろんなLIVE告知のCMが流れててPUNKSPRINGの出演者の中にチラっと映ってたのを見て「えっ・・・今、DESCENDENTSってなかった!?」と一人で大騒ぎしてネットで検索してホントだと知って狂喜乱舞してました。★PUNKSPRING 2012⇒ http://www.punkspring.com/12/index.html 自分がこれまでに聞いたCD、レコード、カセット・テープと枚数的には8万枚以上有り、それこそ何千~何万というロック・バンドを聞いてきましたがその中でDESCENDENTS(*ALLも同一バンドとみなした上で)ベスト3に入るくらいに好きなバンドなので、よほどのことがない限り、もしくは身近な人間が死なない限り行くつもりです!ただ、昨年も東日本大震災のためにPUNKSPRING 2011自体中止になった経緯もあり、またメンバーも気まぐれな人間がいるのでまだ安心はできません。その他のバンドも昨年も出演が決まっていて雪辱を果たす予定のSUICIDAL TENDENCIESの元メンバーには、現METALLICAのBaにまで出世したRobert Trujilloも在籍していたり、80年代にはスケーターパンクと呼ばれ、時を同じくしてクロスオーバーにも属するメタルとHCの融合も見られたりと以前からLIVEを観たいと思っていたバンドデス。今回トリのOFFSPRINGに至っては98年にワリと近いライヴハウスで観た以来なのでこちらもヒジョーに楽しみにしております。あと、以前にUpしたONE OK ROCKにも注目していますよ。モチロン。でもやっぱり最大の目当ては何と言ってもDESCENDENTSに限ります!マジで何があっても絶対見たいバンドなんデス。一番好きな曲は3rd Album『 ENJOY! 』収録の「SOUR GRAPES」(*訳:負け惜しみ)デス。♪Descendents - I Wanna Be A Bear/She's my Ex (ALL) - (Live 1997) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=xZUdkj8y0iE&feature=fvwrel※ '97 Reading-Fes出演時。ALLの名曲「She's My Ex」をDESCENDENTSのMiloが歌っている貴重な動画。♪Descendents "Silly Girl" (Fan rushes stage and gets tackled by security) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=TAg4ZWFDPhc&feature=related※昨年のライヴ映像(その1)。♪Descendents - Sour Grapes, Punk Rock Bowling Las Vegas 05-29-11 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Z4rsOtq75yo※昨年のライヴ映像(その2)。自分の一番好きな曲。ワリとキャッチーで聞きやすいのは最近のアルバム2作品『 EVERYTHING SUCKS 』、『 COOL TO BE YOU 』の2枚ですが、初期の名曲をほぼ網羅しているベスト盤『 SOMERY 』、ALLTODESCENDENTSの両方のライヴが聞ける2枚組ライヴ盤『 Live Plus One 』もオススメです。なお下記は、日本一のDESCENDENTS(&ALL)マニアでありプロのイラストレーター、DOTさんによるファンサイト&ブログ(※ ご本人了承済み )*ALLOYS MILO FC(*非公式ながら充実したDOTさんによるALL/DESCENDENTSファンサイト) ⇒ http://kill-time.org/allroysmilo_fc.html*KILL TIME BLOG(*イラストレーターDOTさんのブログ) ⇒ http://know-your-rights.kill-time.org/
2012/01/04
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THE MAN-EATING TREE 『 Vine 』(2010,Century Media)なんか幻想的なジャケ。霧がかかったような樹木のような・・・って、見たまんまか。SENTENCEDは、当初はデスメタルとして活動開始し、それがだんだんとゴシック・メタルと分類されていく音楽性になっていき…というパターンはAMORPHISと似ているところだが、Voが中心人物であるミーカ・テンクラがGtに専念すべく新Voとしてヴィレ・レイヒアラが加入した頃よりセンチメンタリズムやメラコリックな叙情性を強調していったという意味で“センチメタル”と勝手に呼んでいた。(周りにはえらく不評だったが...)そんなSENTENCEDだが、やるべきことは既にやりつくしてしまったと判断し、自らその役目を終えるべく“自殺”という意味合いの言葉を引用し、バンドが活動停止するに至った。ラストアルバムのタイトルも『The Funeral Album』。自分たちの“葬式”の幕引きまでする徹底ぶりだった。そしてそんな話も落ち着いてきた昨年、バンドのメイン・ソングライターで中心人物だったミーカ・テンクラ(Gt)は生まれついての疾患である心臓病による亡くなってしまった。非常に残念であり、SENTENCEDは本当の意味で永遠の眠りについてしまった...。その解散してなおファンには根強い人気のSENTENCEDのDNAを継承するバンドとしては、POISONBLACKを思い浮かべる人が多いと思うが、POISONBLACKはSENTENCEDが存命中に既に活動を展開しており、叙情性のあるメランコリックな音楽性も含んではいるものの、こちらの中心的なメンバーであるヴィレ・レイヒアラ特有のガラ声VoとSENTENCED以上にニヒルなハードボイルド的センスが目立ち、SENTENCEDに比べて熱い、男くさい印象の強いメタルである。THE MAN-EATING TREEは、ミーカの死後ちょうど1週間後に見つかったツォマス・ツォミネンの歌声はPEARL JAMのエディ・ヴェダー+CREEDのスコット・スタッブといった感じで、メタルという表現が当てはまらないくらいにメロウなVoで歌い上げる。そんな点からもSENTENCEDにあった繊細さ、儚さのある音楽性を受け継ぐのはこのTHE MAN-EATING TREEのような気がする。THE MAN-EATING TREEの中心メンバーは元SENTENCEDのヴェサ・ランタ(Dr)、そして存命中のミーカも参加する予定だったが、ヴェサとミーカ二人が理想としていたVoのツォマスという逸材がミーカの死後すぐに見つかったというエピソードには、このバンドに参加できずにこの世を去ってしまったミーカの最後の導きによるものだった気がしてならない。THE MAN-EATING TREE - Amended (OFFICIAL VIDEO) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=c8Yp6NzukaE&feature=player_embeddedTHE MAN-EATING TREE - Out Of The Wind (OFFICIAL VIDEO)⇒ http://www.youtube.com/watch?v=7FMcGQZKbwk&feature=channelR.I.P. Miika Tenkula
2010/11/15
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Randy Rhoads / QUIET RIOT ,OZZY OSBOURNE BANDDied March 19, 1982 (aged 25)Randy Rhoads(ランディ・ローズ)は言わずと知れたOzzy Osbourne バンドの最初のギタリストであり、独自のPopセンスによりOzzyの新たな魅力を引き出したという事だけでなく、彼がどんな素晴らしい人間性で、HM/HR史上において重要な功績を残したギタリストであったかはもはや語るまでも無いだろう。ちなみにBLACK SABBATH脱退後、ドラッグを絶ってバンドを始めようとしていたOzzyに彼を紹介したのが、当時の両方の知人であったVVI(ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイション、現SLAUGHTER)のBaだった、Dana Strum(デイナ・ストラム)。 25年も経った最近になり、元バンドメイトであったRudy Sarzo(ルディ・サーゾ)による自伝の中でRandyの死亡原因が単なる飛行機事故によるものではなく、夫婦仲の悪かったパイロットのオッサンが当時重度のノイローゼ状態にあり、Randy達(Ozzy達のツアー・マネージャーも一緒だった)を乗せたままのセスナ機で管制塔にいる奥さんに突っ込んだという、無理心中の道連れによる犠牲者であった事が判明した。 全く酷い話だ。未来ある若者まで自分達のイザコザに巻きこまんでもいいだろうに…。ところで彼は1982年の3月19日に亡くなっているが、その6年前の1976年の3/19にもFREEのPaul Kossoff(ポール・コゾフ)がRandyと同様に飛行機内で(死因はドラッグのオーバードーズだが)死亡している。 コゾフはFREEのオリジナル・ギタリストではないものの、FREEの傑作だといわれている名盤『Fire and Water 』の功績者であり、彼の死後にFREEの勢いが急に無くなっていったのはコゾフの負担部分が大きかったのではないだろうか。 ともあれ、今月19日といい、12月8日(元BEATLESのJohn LennonとPANTERA~DAMAGE PLANのDimebag Darelleが共に銃撃され命を落とした日)といい、これ以上ミュージシャンの悲劇的な日が増えないことを祈ろう。♪OZZY OSBOURNE - CRAZY TRAIN feat.Randy Rhoads ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=1Se9cVOlft4&feature=related ※Ozzy、Tommy、Rudyとみんな若い(笑)♪OZZY OSBOURNE - I DON'T KNOW feat.Randy Rhoads ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=OrhV_7ap9Zw&feature=related♪OZZY OSBOURNE - SUICIDE SOLUTION feat.Randy Rhoads ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=vcIerloK3-U&feature=related♪OZZY OSBOURNE - MR.CROWLEY feat.Randy Rhoads ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=YfaNuxNb7D8&feature=related♪QUIET RIOT - Picking Up The Pieces ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=SxGuLsVpUXo ※先頃亡くなったケヴィン・ダブロウがVocal、Bassはルディ。♪QUIET RIOT with RANDY RHOADS (1-3) ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=YljeMZvj9Ds ※画像は荒いが資料的価値はあるかも。1~3まである。♪Free - Fire and Water ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=EqGOVWeD_Mc♪Free - All Right Now ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=htuxb-m4-ng&feature=related♪Free - Mr Big ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=_FhCilozomo
2008/03/06
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ALICE iN CHAINSMembers are...(L to R)↓Sean Kinney(Dr),Mike Starr(Ba),Layne Staley(Vo),Jerry Cantrell(Gt&Vo)<My Favorite Band:その5>ALICE IN CHAINSは1987年にアメリカのシアトルでレインとジェリーを中心に結成。91年にNIRVANAのGeffin移籍後のメジャー・デビュー作『Nevermind』を起爆剤としたGrunge~Alternative Rockムーヴメントの立役者とされるバンドの一つ。その他のSOUNDGARDEN,PEARL JAMなどとの決定的な音楽性の違いの一つとして、自らのバンドのルーツにPunk Bandを通過してこなかった点が挙げられる。中心人物であり、ほとんどの曲を書いているジェリーのGt(主にG&LのRampageを使用)から紡ぎ出される粘着質の湿り気とノイズを纏ったメロディやリフだけを聞くとHM/HRから影響が強く表れているが、他のHMバンドとも、グランジバンドと明らかに違う存在へと高めているものはレイン・ステイリーの情感の入りまくった唯一無二のVocalに他ならない。ただ、レインだけではなく、元々は別のバンドでVoも兼任していたジェリーのコーラスもA.I.C.のサウンドにも大きく作用している。最初に1st『FACELIFT』を聞いたときは全く光の差し込まない闇の中を彷徨っているようなひたすらに暗く、聞きとおすと自殺したくなりそうな感覚にも囚われたが、決して不快な音楽ではなく、それどころかまた聞きたくなるとても不思議なHMバンドだった。(※当時はまだオルタナとかグランジという言葉が定着していなかったように思う)NIRVANAの誰でも知っている代表曲「Smells Like Teen Spirit」のサビで韻を踏んだ歌詞、「Hello,Hello,Hello,How Low?」というのがあったが、A.I.C.「Sea of Sorrow」でも、「I Live Tomorrow,You I'll Not Follow As You Wallow,In A Sea of Sorrow.」とより重い内容で韻を踏んでいる。この頃に、A.I.C.の音楽への表現ではなかったが、BURRN!誌レビュー内で某氏が言った、「口ずさめる憂鬱音楽」というオルタナ~グランジへの表現としてはこれ以上に無いくらいに的確に示した名言があったが、この言葉は、正に自分が感じたものを表すのに相応しい言葉だ。まだ10代だった自分が、Doom Metal~Stoner Rockよりも早く出会い、のめり込み、酒も、○○○も無しで“酔える音楽”それがA.I.C.。続く、2nd『DIRT』ではパーソナルな感情表現によるものだけではなく、ジェリーの父親がベトナム戦争での体験を元にした「Rooster」、レインのVoが気持ち悪いぐらいに聞く者の神経を逆撫でる「Godsmack」、サウンドの激しさも増し、恨み節で歌う「Angry Chair」など、歌唱力、演奏力共に格段にレベルアップした“病んだ音楽”が地面から湧いてくるようなサウンドだった。その後のA.I.C.は、というよりレインはドラッグ癖が悪化の一路を辿って行き、アコースティック作を2枚(『SAP』と『Jar of Flies』)をリリースしたものの、ライヴもちゃんとできないような状況に陥ってしまい、伝説のロックフェスの再来と言われた'94 Woodstockへの出演まで突然キャンセルせざるを得なくなったというニュースにはとてもガッカリした。ジェリーの提案でしばらく休業(休業中でレインとPeal JamのGt、マイク・マクレディのサイドプロジェクト、MAD SEASONの活動もあり)した後、リリースされたのが3rd『Alice in Chains』。シングル「AGAIN」は非常にカッコイイ曲だが、PVを見る限り逆にレインの動きが痙攣を起こしているかのような不自然な動きでまるでヤク中患者がマイクにしがみ付いているようにしか見えなかった。更にはジャケットに使われた3本足の犬と裏の3本足の男性の写真が身障者への配慮に欠ける表現だとして、日本でのリリース(結局は白地にバンド名のみというシンプルなものに)が大幅に遅れたという事もあった。その後はまた長いブランクがあり、その間にレコード会社はアンプラグド・ライヴ、ベスト・アルバム、ライヴ・アルバム等をリリースし、ファンの気持ちを何とか繋ぎとめようとし、ファンもまたバンドの活動再開を期待して待っていた。ところが、そんな期待もむなしく2002年4月に亡くなった彼の姿が発見された。シアトルにある自分のアパートでヘロインとコカインを同時にやるスピードボールのOverdose(過剰摂取)により死亡。発見時には既に死後2週間が経過しており、4月の暖かい陽気のせいで死体が腐敗し、その異臭に気付いた隣人が警察に通報したという。不謹慎な表現かもしれないが、まるでレインがA.I.C.で歌ってきた世界観をそのままに死に急いだような最期だった。しかも、レインの命日である4月5日は死亡日を司法解剖を行った上で、日を逆算して分かったのだが、その8年前の1994年4月5日には、NIRVANAのカート・コバーンが猟銃を口の中に突っ込み引き金を引き自殺している。しかも生まれた年は2人とも同じ1967年生まれである。ちなみにカートは享年27歳、レインは34歳だった。一体の何の因果か、レインが計算して死んだとも思えないが不思議な偶然だ。今年は自分もレインの死んだ時と同じ年齢になるが、自分は彼の分まで生きて、A.I.C.の音楽を聞き、いろんな人に聞かせ、伝える事でレインの生きてきた証をみんなの記憶に残していきたいと思う。A.I.C. Discography: Facelift (1990) 1st Dirt (1992) 2nd Sap (1992) Mini-Al Jar of Flies (1994) Mini-Al Alice In Chains (1995) 3rd Unpluged (1996) MTV-Unplugged Live (2000) Live-Al♪Alice In Chains - Love, Hate, Love ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=l9jX1KAKp78&NR=1 ※地元シアトルでのLive。モノクロ映像だが、「オレも学校まで6マイルも歩いて通ってたんだぜ... そう、坂道を登ってね!」とレインがファンとのフレンドリーなやり取りもしている。♪Alice In Chains-Man In The Box ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=ZFWkPVHKwCY&feature=related♪Guitar Hero 2 - Man in the Box by Alice in Chains ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=hi5JxtjSLfE&feature=related♪Guitar Hero 2- Them Bones 100% Expert ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=LD-FEh2KMDI&feature=related ※話題のGuitar HeroIIにもA.I.C.からこの2曲が使用されている。♪Alice In Chains with Phil Anselmo - Would? (2006) March 10, 2006 ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=lygKHgboZVw&feature=related ※A.I.C.の最も有名な曲「Would?」をPantera~DownのVo、Phil Anselmoが熱唱(!)し、 G N'R~Velvet RevolverのDuffもGtで参加。♪Alice In Chains - Would? Live Rock Am Ring 2006 ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=n_cZ60v9YdM ※同曲をMetallicaのJamesがVo&Gtで参加!
2008/03/24
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Paul RavenBorn:January 16, 1961(享年46歳)Rest in Peace.◆詳しい死因は不明ですが、心臓発作によるものらしいデス。※ソースはCDジャーナルの記事↓“キリング・ジョークやミニストリーのベーシスト、ポール・レイヴンが死去” ⇒ http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=16898HM/HR好きならZilchよりもKilling Joke,Ministry,Prongなんかの方が馴染みがあるかも知れないが…最後に係わった作品は、彼が亡くなった今となっては意味ありげなタイトルになってしまったが、Ministryの『 The Last Sucker 』だと思う。まったく突然の訃報に驚いている。しばらくして落ち着いたら、hideと一緒にセッションでもしているのかも知れない…
2007/10/22
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Members(1999~2000年の頃):(L to R)Dave Edwardson(Ba&Vo),Steve Von Till(G&Vo),Pete Inc.(Live Visual Media/ex:Member),Jason Roeder(Dr),Noah Landis(Key,Sampler,Manipulation,etc),Scott Kelly(Gt&Vo)NEUROSISの新譜、『Given To The Rising』の日本盤(YSCY-1083 税込\2,100)が遅ればせながら、7月25日にリリースされた。(※US盤は5月に発売済み) NEUROSISとは一体どんな音楽をやっているかというと…説明するのにこれほど厄介なバンドもいないだろう。それはナゼか?彼等の音楽は難解で簡単に説明するのがとても難しく、例える対象の無いジャンルだからだ。彼等の音楽はアルバム・リリースの度に進化(“新化”もしくは“深化”と言っても過言ないだろう)している。 HM/HRのリスナーから、「他のバンドだってちゃんと進化しとるわい!」と怒鳴られそうだが、NEUROSISに関して言えば、オタマジャクシからアマガエルへの“変化”程度ではすまされないほどの変わりようで、カエルになると思っていたものがオオサンショウウオに変わってしまう(分かりにくい?)くらいの変わりようなのだ!時折リスナーもついて行けなくなり、取り残されてしまう人間もいるが…。比喩的な表現はこのくらいにして要は、実際に聞いてもらうのが一番だと思う。 NEUROSISの歴史は結構古く、スコット・ケリー(Gt&Vo)を中心に1985年結成なので今年で22年目。(当時の平均年齢16歳!)場所はカリフォルニア州のオークランド。当時のサウンドはBlack FlagやAmebix,Black Sabbathなどの影響を受けたHard Coreっぽいサウンドだったらしい。Lookout Records(※最近ではグラミー賞まで受賞してしまったパンク・バンド、Green Dayがインディーズでアルバム2枚リリースした)から当時のNEUROSISがリリースしていた事から考えても大体どんな感じのサウンドだったかが分かるだろう。当時レーベル・メイトであったGreen Dayのビリー・ジョー・アームストロング(Vo&Gt)に至ってはいまだにNEUROSISをFavorite Bandにあげているほどなのでその頃からジャンルを越えて大きな影響力があったのかも知れない。 ガラっと現在のサウンドに近づいたのは3rd『Souls At Zero』(1992)あたりから。まず、決定的に違うのが“速い”からより“遅い”へ軌道修正し、更に従来のPopsやRockのような“Aメロ~Bメロ~ブリッジ~サビ”というようなありがちな曲展開は皆無で、イントロが異様に長く歌い出すまでに3分以上の曲があったり、専属Vocalistがいなくなり、他のメンバーが兼任したVocalが3人くらいになり、とても歌うというレベルではなく、叫び声(スコット)や唸り声(スティーヴ)、デス声(デイヴ)という3TypeのVocalがそれぞれ「ぅゔぉぉ~っ!」「ぎに゙ゃ~っ!」と聞こえてきたりする。 こんな感じなので、ある程度は覚悟(?)をして聞かないと「コイツ等…チョットおかしいんじゃないの?」的な感覚になってしまう。以降、アルバム毎に余計なものを殺ぎ落とし、よりソリッドに洗練されたサウンドを極めていき、1996年に『Through Silver In Blood』リリース後、97年には栄えある第1回目のOzz Fest に選出されたり、その他にもPantera のLive Tourに帯同し大いに注目されることとなった。 Undergroundな存在でありながら、ある程度の成功を認められた事により、自信を持った彼等は自身のレーベル、Neurot Recordingを設立。このレーベルは過去のリリースしてきた音源、Solo、Side Project(Tribe of Neurout など)、更にかつての自分達のような前衛的なサウンドのクリエイター達(Isisなど)、Underground Musicの発信の場となったのだ。 そして、自らの地盤を築き落ち着いた時点でスティーヴ・アルビニのプロデュースにより、Music For Nation Recordsから、名作『Times of Grace』(1999)を生み出す事となる。雑然と楽器音が隙間を埋めるといった類のウルサさではなく、混沌としながらも静と動のバランスが良く、ドマチックなストーリー性を秘めた新たなヘヴィ・ミュージックであり、この不思議なサウンドはHM/HRリスナーに特定することなく聞く者を魅了するに十分だった。 また、Liveではステージ上にて視覚的にも演出するメンバー(出入りが激しいので現在のメンバーは不明)がいて、曲毎の音楽性に合ったサイケデリックな音像が目まぐるしく変わり、オーディエンスを飽きさせることがない。 この『Times of Grace』がスゴ過ぎたせいでこれ以降のアルバムがあまり注目されないが、このバンドはアルバム毎に少しずつ変化し、幅も広がりつつあるので違和感を感じる事も少なくないが、実はその都度リリースされる新作がその時点での傑作(マスターピース)だと思う。
2007/08/07
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TRIVIUM(トリヴィアム) Mebers Are… (L to R)・Corey Beaulieu (Gt&Cho)・Matt Heafy (Vo&Gt)・Travis Smith (Dr&Cho)・Paolo Gregoletto (Ba&Cho)今更ですが…昨年度(2006年)のHM/HR Best30!No./Artists/Title:1. Trivium - The Crusade2. Mastodon - Blood Mountain3. Porcupine Tree - Dead Wing4. Celtic Frost - Monotheist5. Slayer - Christ Illusion 6. Stone Sour - Come What(ever) May7. In Flames - Come Clarity8. Kalas - Kalas(Import)9. Witch - Witch10. Birds of Prey - Weight Of The Wound11. Lamb of God - Sacrament 12. Deicide - Stench Of Redemption13. Firebird - Hot Wing14. Good Riddance - My Republic(Import)15. Bleeding Through - Truth16. Crowbar - Life's Blood For The Downtrodden17. Gojira - From Mars To Sirius(Import/Reissue)18. Seemless - What Have We Become(Import)19. Tribe of Gypsies - Dweller On The Threshold20. Glenn Tipton - Edge Of The World21. My Chemical Romance - Black Parade22. Wolfmother - Wolfmother23. Unearth - III:In The Eyes Of Fire24. Sahg - I(Import)25. Harem Scarem - Human Nature26. Firewind - Allegiance27. Avenged Sevenfold - City Of Evil28. Cradle of Filth - Thornography29. The Haunted - Dead Eye30. Ihsahn - Adversary
2007/12/26
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ALL THAT REMAINS 『 A War You Cannot Win 』(6th album , 2012 , Razor & Tie/Trooper ent. )・song-list:01. Down Through The Ages02. You Can't Fill My Shadow03. Stand Up04. A Call To All Non-Believers05. Asking Too Much06. Intro07. Just Moments In Time08. What if I Was Nothing09. Sing For Liberty10. Not Fading11. Calculating Loneliness12. A War You Cannot Win13. Let Nothing Bind Me * * bunus track♪All That Remains - Stand Up (PV)⇒ http://www.youtube.com/watch?v=BBA4frqKvt8・Member:Phi Labonte - VoJeanne Sagan - Ba,ChoOli Herbert - GtMike Martin - GtJason Costa - Dr※ え~ぼーっとしている間に年が明けてしまいましたがチェックしていただいている奇特な皆さん今年も宜しくお願いします。m(_ _)mさて、2012年はHM/HRに限らず良いアルバムがたくさん聞けた年だったと思います。2012年のblackseason's Best〇〇についてですが、現在苦労して選定してますのでもうしばらくお待ちください...。おそらく1月半ばにはupしますんで。もとい・・・傑作と言われてる3rd『Fall Of Ideals 』、続く4th『Overcome』、前作5th『For We Are Many』と作を重ねる度にフィル・ラボンテのクリーン・ヴォーカル率が上がり(今回はクリーン・ヴォーカルのみで歌っている曲が2曲もある!)、曲もポップになり聞きやすくコマーシャルな音づくりになってきたATRだが今回6th『A War You Cannot Win』は特に歌モノとしての要素が高い。自分はメタルコアなATRが好きなわけではなくATRのセンスで演っている音楽が好きなわけで今回も全く異論はない。ただ、3rd『Fall Of Ideals 』収録の名曲「This Calling」のような清濁の入り混じったヴォーカルに絶妙な演奏陣のコンビネーションを求めるリスナーとしては、HC色が薄れてテンポ・チェンジもブレイクダウンも入らない曲づくりは単調に聞こえ、つまらないかもしれない。もはやメジャー化していったMASTODONに似た道を辿っていくかのように感じられなくもないですが聞き易くなってきたとはいえ、ATRのサウンドは自分は嫌いじゃないっすよ。むしろ大好きです。こういうの。
2013/01/03
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PRIMATE 『 Draw Back A Stump 』(Relapse Records)01. ALL THAT REMAINS / A War You Cannot Win 02. ALLEGAEON / Formshifter03. AS I LAY DYING / Awakening04. AXEWOUND / Vultures05. BARONESS / Yellow & Green (2CD) 06. BETWEEN THE BURIED AND ME / The Parallax II: Future Sequence07. BLEEDING THROUGH / The Great Fire (*Import)08. BURY TOMORROW / The Union Of Crowns09. CORROSION OF CONFORMITY / Corrosion of Conformity (*Import)10. CRYPTOPSY / Cryptopsy 11. DEW-SCENTED / Icarus 12. FEAR FACTORY / The Industrialist 13. GRAND MAGUS / The Hunt 14. GREENLEAF / Nest of Vipers (*Import)15. HELLYEAH / Band Of Brothers16. HIGH ON FIRE / De Vermis Mysteriis17. IT BITES / Map Of The Past 18. LAMB OF GOD / Resolution 19. MARILLION / Sounds That Can't Be Made (2CD) 20. MY DYNAMITE / My Dynamite 21. NAPALM DEATH / Utilitarian 22. NILE / At The Gate Of Sethu 23. PARADOX / Tales Of The Weird 24. PIG DESTROYER / Book Burner 25. PRIMATE / Draw Back A Stump26. RIVAL SONS / Head Down 27. SAINT VITUS / Lillie: F-65 28. SYLOSIS / Monolith 29. THE GASLIGHT ANTHEM / Handwritten (*Import)30. VISION OF DISORDER / The Cursed Remain Cursed (*Import)※2012年は良い作品が多くて悩みました。番号はカウントのために付けてありますが並びはA→Z順にしてあるだけです。一番驚かされたのはRIVAL SONSの化けっぷりには大変驚かされました。1st Albumリリース時点でも顕著に影響がみられたオールドスクールなLED ZEPPELINっぽいのは予想できましたが、よりクラッシック・ロックの良いところだけを吸収したかのようで更に今回は曲によってThe DOORSぽかったり、THE CULTのイアンにそっくりに歌っているように聞こえる曲があったりと演奏陣もメチャ器用なバンドになったもんだと将来的にカナリ期待できるなとつくづく感じました。あとMY DYNAMITEですが聞いた方はよく分かるかと思いますがまんまTHE BLACK CROWES!しかも自分が一番好きだった2nd『The Southern Harmony and Musical Companion』の頃そのもの!バックに聞こえる女性コーラスの使い方まであのサウンドを受け継いでいるので良い意味でこのままのスタイルを維持してほしいと切に願います。MASTODONやBRUTAL TRUTHのメンバーが始めたPRIMATEにしても、BFMVのマットとCANCER BATSのリアムを中心に結成されたAXEWOUNDにしてもサイド・プロジェクトで始めたバンドが予想以上にカッコ良い。ただ、IRON MAIDENのリーダー兼ベーシストのスティーヴ・ハリスが長い間温めていて、やっとアルバムをリリースしたBRITISH LIONについては悪いわけではないんだけどいかんせん地味すぎる。w Voが弱いし...これまでもスティーヴがプロデュースしたバンドもイマイチ成功しないしメイデンに専念した方がいいのかも。メタルコア勢の活躍はスゴく飛躍していると思いました。ATRとAILDは特に良かった!ATRに関して言えばクリーンVoの多用とテンポチェンジがなくなり弱体化したように言われていますが自分はフィルのVoが能力的にカナリ向上しているのもよく分かるし、ポップに感じられる曲自体も素直にキャッチーでカッコイイと思いました。AILDはプロデューサーがALL~DESCENDENTSのリーダー兼Drのビル・スティーブンソンで、PUNKバンド系には以前より定評がありましたが、メタルコアというジャンルにおいてもここまで効果的に活かせたのには驚きました。ティムの歌唱法も向上していて以前は一本調子で怒鳴っているようにしか聞こえなかったのが表現力も付いてきており、他のメンバーのコーラスや楽曲にもメロディとリフのバランスにメリハリが効いていてアルバム通して素晴らしく聞くことができました。DOOM~STONER系も充実してました。St.VITUSの復活劇はもはや自分が多くを語ることは不要だと思いますが来日だけなんとかしてもらいたい。C.O.C.はまさかマイク・ディーン(Ba,Vo)が戻っての音源が聞けるとは思ってもいなかったのですがドラムのウッディ・ウェザーマンもここまで歌えるとは知らなかったのでうれしい誤算でした。ORANGE GOBLINはここには挙げてませんが、以前のアルバムではベン・ワードがドランキーなかつルーズな歌いっぷりでしたが今回はわりとカッチリとハードロックっぽく歌って(演奏も含めて)います。BARONESSは2枚組ですが飽きさせないサウンドはさすがですし、GREENLEAFはSTONERとかいうよりも純粋にハードロックといっていいくらいに気を張らずに聞けるギターロックで良かったです。ついでに上には上げませんでしたがSONS OF OTISとWino & Conny Ochsの2つのアルバムもオススメです。自分の好きなスラッシュメタルも有名どころのOVERKILL、TESTAMENT、KREATOR、DESTRUCTIONなどもリリースして聞いてますが、ドイツのチャーリー"いぶし銀のガンコ親父"シュタインハウアーが歌うPARADOXほどはよく聞かなかったように感じます。本筋のスラッシュとは異なるネオ・スラッシュというべきSYLOSIS、ALLEGAEONやDEW-SCENTEDもなかなか売れ線をわざわざハズして曲づくりをしているかのようなストイックな楽曲も好きでけっこう聞きまくりました。THE GASLIGHT ANTHEMもアイリッシュ・パンクだろうがなんだろうがジャンルなんかどうでもよくなるくらいに激渋でカッコよかったです。パンク系は上記にあえて入れていませんがPENNYWISEとOFFSPRING、GREEN DAYなんかもよく聞いてました。プログレもいったい何年ぶりなんだか忘れてしまうくらいに久しぶりのオリジナル・アルバムをリリースしたMARILLIONも多くの先輩の英国出身プログレバンドに恥じない洗練された曲づくり、長尺なのに飽きさせないサウンドは健在であり、IT BITESも再結成前と同じくらいに充実したすばらしい内容でした。上記に上げきれないアルバムは鬼籍に入ってしまったジョン・ロードのラスト・コンサート『Concerto for Group and Orchestra』、FOCUSの『X』、キース・エマーソンの『The Three Fates Project』、また健康上の理由によりYESから離れたジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマン二人によるアルバム『The Living Tree』(*Live音源収録の限定盤も有り)は透明感のあるジョンの声とウェイクマンにしか出せないサウンドスケープはとても存在感がありYESのサウンドとも異なり、この二人じゃないと出せない世界だと思いました。 後になってアレを入れ忘れていた!とかいうことも毎年ありますがとりあえずこんなところです。
2013/01/19
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THOUSAND EYES 『 Bloody Empire 』・Track Listing:01. Bloody Empire02. Last Rebellion03. God Of Blind04. Shades Of Black05. Dead Night, Moonlight06. Sign07. Divided World08. Cardinal Sin09. Eternal Flame10. Black Sun・Thousand Eyes members:Kouta - Gt (Lightning, Thousand Leaves)Akira - Ba (Youthquake, Volcano)Dougen - Vo (Afterzero)Toru - Gt (Tears Of Tragedy) Juhki - Dr (Knights Of Round)*Mixed and Mastered by Hiro (Metal Safari).♪Thousand Eyes - Bloody Empire [Teaser] ⇒ http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=__COr2fgaYM*Album teaser for the debut album from the Japanese Melodic Death Metal sensation*コピペ ⇒ (http://thousandeyes.com/)ライトニングやサウザンド・リーヴスでの活躍も目覚ましい若き才能、KOUTA(g)を中心に、ユースクエイクのAKIRA(b)など国内シーン屈指の精鋭達が集った新世代メロディック・デス・メタル・バンドのデビュー・アルバム! 日本人の琴線を刺激する泣きのツイン・リードと表現力豊かなヴォーカルを武器に激しく疾走する激情のサウンド!!ミックスとマスタリングは国産エクストリーム・メタル界の至宝、Metal Safariのギタリストで、自らのバンドの他、Serenity In Murder, Crystal Lakeなどの作品で知られるHiroが担当!一応、メロディック・デスというジャンルに位置付けられているが自分はメロディック・パワーメタルにデス声Vocalがのっかったサウンドだと感じました。洋楽メタルとの差別化という意味ではなく、日本人だからこそ日本人の琴線に触れるメロディが分かっているからこそ表現できるメタルのカッコよさが曲ごとに散りばめられている。そういう意味ではLightning流のメタルが一番近いサウンドのように思えるが、Akira氏やDougenのデス声Voが持ち込んだヘヴィネスがこのバンドの音を明らかに異なるモノにしている。ギターの掛け合いのソロパートを聞いていると聖飢魔IIのエースとルークか?w と聞き間違えそうなくらいにクサいメロディがあったりして思わず「えっ!?」と思える個所があったり、ライヴではさぞかし映えるんだろうなと。カッコイイっすよ。マジで。
2013/05/08
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BRING ME THE HORIZON / Sempiternal ※ いまさらですが、とりあえず1位~10位までのコメント付き。 BRING ME THE HORIZON / Sempiternal ⇒ 2013年で一番効いた(聞いた?)アルバム。これまでもLINKN PARKにも通じる刹那さというか日本人の好きな哀愁感がプンプン感じられるメロディを軸にバンド演奏が被さって、オリヴァー・サイクスの絶叫&歌い上げるヴォーカルの絶妙な配合。HCになったLINKIN PARK?絶叫しまくるチェスター・ベニントン?とにかく耳に残るラウド・ロックでした!https://www.youtube.com/watch?v=6XeCJm-5h24THE RESISTANCE / Scars ⇒ IN FLAMESをクビになったイエスパーが同じく元メンバーのグレンと共に始めたメロディックデスメタルバンド。ワリと早く最初の音源を発表したが他のメンバーもそうそうたるメンバーでヴォーカルには、元THE HAUNTEDのマルコ・アロ。心なしか以前よりも起用に歌えているマルコ(※最近になってTHE HAUNTEDにも復帰)とマッチしているサウンド。特に6~8曲の流れがサイコーです。https://www.youtube.com/watch?v=M6_eL8kIv5 SILENT FORCE / Rising From Ashes アレックス・バイロット(Gt)&マット・シナー(Ba)の2人が絡んでいるバンドがほぼ同時期にアルバムをリリースしていて聞くことができるが、VOODOO CIRCLEはPINK CREAM69のデイヴィッド・リードマン(Vo)を迎えたWHITE SNAKEへのオマージュ(・・・と言っていいのか?)、もう一つはPRIMAL FEARというラルフ・シーパーズ(Vo)のいるジャーマンパワーメタル・バンドで、イイ意味で変わらない暑苦しいメタル。このSILENT FORCEではマイケル・ボーマン(Vo)の歌声をフィーチャーした非常にキャッチーなメタル。メタル初心者にも安心して聞いてもらえるハードロック寄りのメタル。https://www.youtube.com/watch?v=TDh3lZas0lARED FANG / Whales and Leeches⇒ 1stリリース当時からイイ意味でアタマの悪そうな下品で猥雑なドランキーなロックをやっている。1stではレコード会社から送られてきた金をビールやくだらないことにムダづかいする様子を延々と行う模様をPVとしていたが、今回はゾンビが人間を襲う代わりにビールを求めて襲いかかってくるというこれもまたアホらしくて笑えるPVが秀逸。サウンド面も同じRelapse Recordsの先輩、MASTODONに近いプログレ要素も垣間見えるアプローチなど有り。この先の展開が楽しみなバンドだ。https://www.youtube.com/watch?v=elfuaxHQWlQCHURCH OF MISERY / Thy Kingdom Scum⇒ 日本が世界に誇るDoomの雄、COMの最新作。リードリアンのレーベル、Rise AboveとMetal Bladeの同時配給リリースってのもお前らどうかしてるぜ?とか思ったが、Rolling Stone誌のライターが選ぶ20選の中にこのアルバムを見つけた時にはさすがにマジで大丈夫かよ?とか思ったりしましたが。酒飲みながら聴くには最適な酩酊感有リ。whttps://www.youtube.com/watch?v=7WEc3nyl40QKATAKLYSM / Waiting for The End to Come⇒ カナダのこのデスメタルバンドもようやく日本リリースの日の目を見たか!(全般的にアルバムの売れ行きが不調なこのタイミングで!w)と素直に喜びました。けっこう前からやってましたが何か?と居直るばかりの不変のサウンド。デスサウンドの合間に刹那いギターメロディの隠し味も忘れずに再現されている。w RUNNING WILDの新作にも言えることだが、ワンパターンだと言われようが変わらなくてもイイ。変わらないのがイイんです!https://www.youtube.com/watch?v=g7Yw1jYMptIONSLAUGHT / VI ⇒ このバンドって英国のバンドだよなぁ?と確認しなおしてしまうくらいにベイエリア・スラッシュの影響を受けている曲があったり、徹底してブルータルなスラッシュサウンドを叩きこんできたりしたりと、サイ・キーラー(Vo)が復帰してからの安定感は抜群に良くなっている。https://www.youtube.com/watch?v=7nQKooDcv1ECARCASS / Surgical Steel⇒ ジェフ・ウォーカー(Ba&Vo)、ビル・スティアー(Gt)、マイケル・アモット(Gt)にオリジナルメンバーだったケン・オーウェン(Dr)の代理としてARCH ENEMYのドラマー、ダニエル・アーランドソンを加えた布陣での再結成、及びフェス&ライヴに気を良くして(というか調子にノったというか・・・)、新作をリリースするという話を聞いたときは解散前の最終作「Swan Song」があまり印象に残らない作品だったせいかあまり期待せずにいたものの、復習のつもりで「Swan Song」を聞きなおしたがリリースされた当時の自分が求めていたサウンドが違った成果聞きなおしてみるとそんなに悪くない出来だったように思える。今回は名作「HEARTWORK」でこのバンドに、というよりはデスメタル界に劇的な変化をもたらしたマイケルが不参加のため、あまり期待してなかった分(失礼!)、良質なデスメタルに現代風の解釈も追加された好盤だった。http://www.youtube.com/watch?v=hjvHn1IlK5cREVOCATION / Revocation⇒ このバンドこそ過小評価されているバンドの一つだと思う。毎回良質なスラッシュメタル・アルバムを提供しているにもかかわらず、ダサいジャケットのせいかメジャー・レーベルでないせいかわからないが、似たような曲調にもならず、テクニカルな部分もしっかりと主張しつつ、どこかで聞いたようなフレーズがないというのは彼らの引き出しの多さに敬服するばかりだ。セルフタイトルにも自信の表れが出ている。http://www.youtube.com/watch?v=7Pcmzz8Bl2YTHE POODLES / Tour De Force⇒ 今まで「おっ!イイじゃん?」と感じることがあまりなかったような気がするが、本国ではBON JOVI並みの人気があるという。メロディックなポップセンス、特にバラードは繰り返し聞いても飽きさせない刹那さがLAST AUTUMN'S DREAM等メロハー好きにはたまらないかもしれない。http://www.youtube.com/watch?v=LykDzkuEl8I その他、DEVIL DRIVER / Winter KillsEXHUMED / NecromancyMONSTER MAGNET / Last PatrolPHILIP H. ANSELMO & THE ILLEGALS / Walk Through Exits OnlySHAI HULUD / Reach Beyond the SunKILLSWITCH ENGAGE / Disarm the DescentTROUBLE / The Distortion FieldTRIVIUM / Vengeance Falls NEWSTED / Heavy Metal Music SCAR THE MARTYR / S.T.DEATH DEALER / War MasterNAUTILUZ / Leaving All BehindTHE SWORD / ApocryphonBLACK SABBATH / 13 (2CD-Deluxe)ALICE IN CHAINS / The Devil Put Dinosaurs HereDARKANE / The Sinister SupremacyTHE BLACK DAHLIA MURDER / EverblackTROUBLED HORSE / Step InsideSPIRITUAL BEGGARS / Earth BluesなどDEATH!
2014/01/30
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COLDWORKER 『 The Doomsayer's Call 』 (3rd Album,2012)・song-list:01. A New Era02. The Reprobate03. The Glass Envelope04. Flesh World05. Murderous06. Pessimist07. Monochrome Existence08. Vacuum Fields09. Living Is Suffering10. The Walls Of Eryx11. Violent Society12. Becoming The Stench13. The Phantom Carriage♪Coldworker - Flesh World ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=ZIhBdAVO67Iすっかり4か月もご無沙汰してしまいました...。1~3月は決算期の忙しさで、4月は人事異動により職場がガラッと変わってしまい、これまで車で10~15分だったのが1時間かかるようになり、仕事内容も変わり大変忙しい状況により、更新がすっかり滞ってしまいましたことをオワビいたします。m(v_v)mさて、早速ですが2012年の年間ベストに入れ忘れていたバンドその1。w“昨年”の3月にリリースされたCOLDWORKERの4年振り、3rdアルバム。今作はRelapseではなくListenable Recordsからのリリース。このCOLDWORKERは、NASUMの中心的人物だったミエツコ・タラーティク(Vo&Gt)がバカンス中にフィリピン沖で発生した津波に巻き込まれて死亡し、その結果NASUMが解散してしまった後に元NASUMのアンダース・ヤコブセン(Ds)がミエツコの遺志を継ぐべく結成したデスメタル・バンド。ただし、ミエツコ以外のメンバーが再び集い、新たに"新生NASUM"として活動を始めているようデス。このアルバムは日本盤が出なかったのでチェックしきれずにリリース後半年くらいたってから聞きましたが1stのブルータルさと2ndのメロディックな面を併せ持つサウンドだと思います。ただ、よくあるデスメタルにありがちな速さにまかせるだけではなく、グルーヴ感がありノレるカッコよさを持った数少ないデス&グラインドコアです。NASUMを思い起こさせるのは仕方がないとしても、自分がこのバンドに近いと思うのはMISERY INDEXのような気がするのでMISERY INDEXが好きな人はワリと入りやすいサウンドでしょう。次は早めに更新したいと思います。
2013/05/06
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