さて、このアルバムのジャケットに記された名義は"Shelly Manne & his Friends"となっている。それでもって、"Friends"の右上に注釈のアステリスク(*印)がついていて、ジャケ右下の端っこの方に小さく"*Andre Previn and LeRoy Vinnegar"と記されている。実際に演奏を聴くと、なるほどアンドレ・プレヴィンのピアノが大きな役割を担っている。もちろん、シェリー・マンの役割も大きいし、リロイ・ヴィネガーの重要性も低くはない。スインギーで、ドラマティックなピアノ演奏、さらにはそのピアノを盛り立てて乗せていくドラムとベースが実にスリリングな演奏に仕上げているピアノ・トリオ盤である。
3. I've Grown Accustomed To Her Face 4. Wouldn't It Be Lovely 5. Ascot Gavotte 6. Show Me 7. With A Little Bit Of Luck 8. I Could Have Danced All Night
[パーソネル、録音]
Shelly Manne (ds), Andre Previn (p), LeRoy Vinnegar (b)