音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2011年12月17日
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熱気が伝わってくる快演


 本作『ライヴ・アライヴ(Live Alive)』は、1990年に亡くなったスティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)の生前にリリースされた唯一の公式ライヴ盤である。1985~86年ライヴテイクを集めたもので、LPでは2枚組、時間にして70分超の長編ライヴ・アルバムである。

 1983年、 『テキサス・フラッド~ブルースの洪水~』 でデビューしてから、スティーヴィーは年に1作のペースで作品を発表していった。84年に『テキサス・ハリケーン』、85年に『ソウル・トゥ・ソウル』をリリースし、次の86年にリリースされたのが本ライヴ盤であった。

 本盤は複数のライヴ音源から成る。1つは85年7月16日のモントルー・ジャズ・フェスティヴァル、そして残る2つは地元テキサスでのライヴで、86年7月17・18日のオースティンのオペラ・ハウス、翌7月19日のダラスのスターフェストでのもの。

 参加メンバーの特徴としては、前作(『ソウル・トゥ・ソウル』)からバンドに加わったキーボードのリース・ワイナンスが正式メンバーとしてすっかりバンドに欠かせない役割を演じているほか、地元テキサスでのテイクには、ファビュラス・サンダーバーズのメンバーである兄ジミー・ヴォーンが参加している。“マイ・ビッグ・ブラザー”と紹介されるジミーが参加しているのは、8.、9.、12.、13.の4曲であるが、この兄弟は後に(スティーヴィーの死後)“ヴォーン・ブラザーズ”名義でアルバム( 『ファミリースタイル』 )をリリースしている。

 本盤を聴くたびに印象的なのは、何よりもテンションの高さ。それでいて、中身が濃く、ギターがとにかくカッコイイ。これだけのものを聴かされれば、“実際にライヴが見たい”と思わない人はいないんじゃないだろうか(無論、既に亡くなってしまったスティーヴィーのライヴは見れっこないわけだけれど…)。





[収録曲] 

*以下は、筆者所有の盤(広く普及しているCD盤)の収録曲。2009年の国内盤紙ジャケ(2枚組)では、LPからCD化された時に削られた曲(Life Without You)が復活し、さらにボーナストラックが追加されている模様(筆者は未聴)。

1. Say What
2. Ain't Gone 'N' Give Up On Love
3. Pride And Joy
4. Mary Had A Little Lamb
5. Superstition
6. I'm Leaving You (Commit A Crime)
7. Cold Shot
8. Willie The Wimp
9. Look At Little Sister

11. Voodoo Chile (Slight Return)
12. Love Struck Baby
13. Change It

1986年リリース。





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