音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2013年11月20日
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テーマ: Jazz(1978)
カテゴリ: ジャズ




 すっかり秋めいてというか、冬の足音が近づいてくる時期になりました。そんな日の夜に(いやはや別に昼間でもよいのですが)、静かに耳を傾けたいナンバーで最後は締めてみたいと思います。

 全編に“クールな夜の雰囲気”が漂う1963年のジェリー・マリガン(Gerry Mulligan)盤 『ナイト・ライツ』 。表題曲もいいかなと思ったのですが、今回は別のお気に入り曲、2.「カーニヴァルの朝(Morning of the Carnival (Manhã de Carnaval))」です。





 もともとは1959年の映画『黒いオルフェ』の主題歌としてブラジルのルイス・ボンファが作曲したもの(そのため、曲名自体「黒いオルフェ(Black Orpheus (Orfeu Negro))」と呼ばれることもあり)。サンバ曲で、要はラテン・ブラジル風の曲なわけですが、スタン・ゲッツをはじめジャズ界でも取り上げられる機会の多いナンバーです。

 ジャズの世界でバリトン・サックスの地位確立にも大きな役割を担ったマリガンですが、とにかく吹けばよいというものではないというのが、このナンバー(それから収録アルバム全体)からはよく分かります。こういう抑え気味の雰囲気と繊細さ重視のマリガンは、編曲者・解釈者としての彼の才能の高さをつくづく再認識させてくれます。








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Last updated  2013年11月21日 17時55分38秒 コメントを書く


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