音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2026.10.03
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テーマ: Jazz(2024)
カテゴリ: ジャズ
30年近い時を経て陽の目を見たロサンゼルスでのライヴ演奏盤


 バド・シャンク(Bud Shank)は、西海岸ジャズを代表するアルト奏者、フルート奏者。ピアノ奏者のクロード・ウィリアムソンに加え、ドン・プレル(ベース)、チャック・フローレス(ドラムス)とのカルテット編成でライヴ録音盤が、『ライヴ・アット・ザ・ヘイグ(Live at the Haig)』という一枚である。ウィリアムソンを除く2人のことはよく知らないけれど、このメンバーでは同じ年の1月や11月にパシフィック盤(その片方は こちら )が吹き込まれている。本盤の録音月は不明だけれど、想像するに、バド・シャンク自身のバンドの当時のレギュラーメンバーだったということなのだろう。

 録音がなされたのは1956年、場所はロサンゼルスの有名ジャズクラブ、ザ・ヘイグである。なんでも本人たちはこの日の演奏が録音されているのを知らなかったそうで、その音源も録音から30年近く経ってから、1986年になってようやく陽の目を見たというものである。

 1950年代後半の西海岸ジャズらしい秀逸な演奏内容が本盤には収められている。まず、注目したいのは、1.「ハウ・アバウト・ユー」。テンポの良い演奏と軽やかなバド・シャンクの演奏にとにかく魅かれる。3.「アンバサダー・ブルース」はどこかしら憂いを感じさせるバド・シャンクとクロード・ウィリアムソンの演奏がいい。5.「浮世はなれて」は、少々おどろおどろしい雰囲気の演奏の中で、バド・シャンクがアルトとフルートを使い分けて演奏しているのが印象的で、ライヴならではの演奏と言えそう。6.「マイルス・サイン・オフ」は、バド・シャンクの流れるようにメロディアスな演奏がいい。筆者的には1.と並んでこの6.が特に本盤の聴きどころと感じる。


[収録曲]

1. How About You
2. Lover Man
3. Ambassador Blues

5. Out of This World
6. Miles Sign-off


[パーソネル、録音]

Bud Shank (as, fl)
Don Prell (b)
Chuck Flores (b)
Claude Williamson (p)

1956年録音。




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Last updated  2026.10.03 05:29:52
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