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テスト


Sep 22, 2009
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カテゴリ: 劇場で観た映画

儚くもかけがえのない青春の日々を、1996年当時に実際に起こった
台湾プロ野球の八百長事件を絡め、ノスタルジックに描いた青春ドラマです。

  “この煌めきが風になる”

原題は“九降風”、英題は“Winds of September”。

≪ストーリー≫
1996年、台湾郊外の街、新竹。
季節は新たな始まりとなる9月。
高校3年生のタンは親友イェンら、いつもの仲間7人と一緒に騒ぎ、
ハメを外しては、教官室に呼び出される日々を送っていた。
学年も性格もバラバラの7人だが、夜のプールに忍び込んだり、
憧れのプロ野球選手リャオ・ミンシュンの試合を観戦したりと、
いつも一緒につるんで変わらぬ友情を築いていた。
しかし、1年の女子で委員長を務めるペイシンは、同級生のチーションを
そんな不良グループから引き離そうとブラスバンド部に誘う。
一方タンは、グループのリーダー格のイェンに憧れながらも、
家庭教師をしていたイェンの恋人ユンに秘かな恋心を抱いていたが、
タンはイェンの女グセの悪さに反発を覚え始めるのだった・・・。

≪スタッフ≫
監督・脚本はトム・リン、製作はエリック・ツァン、イェ・ルーフェン、
撮影はフィッシャー・ユイ、音楽はブレア・コー。

≪キャスト≫
タンにチャン・チエ、イェンにリディアン・ヴォーン、
ユンにジェニファー・チュウ、ペイシンにチー・ペイホイ、
チーションにチウ・イーチェン、他にワン・ポーチエ、
リン・チータイ、シェン・ウェイニエン、リー・ユエチェン、
エリック・ツァン、リャオ・ミンシュン(本人)、ルー・イーチン、
リウ・ピンイェン、クー・ユールンなど。

「九月に降る風」のリディアン・ヴォーンとチャン・チエ


長編映画のデビュー作となりました。
台湾プロ野球界(については詳しくありませんが)で、90年代に活躍した
スーパースター、リャオ・ミンシュン(廖敏雄)が本人役で特別出演し、
また、「インファナル・アフェア」シリーズなどの香港映画の第一人者、
エリック・ツァンがイェンの父親役で出演、プロデューサーも務めています。

原題の“九降風”というのは、新竹に9月に吹く季節風のことで、
この時期、台湾では卒業&入学シーズンと重なることもあり、
日本の桜と同様、青春の新たな旅立ちと別れを象徴しているそうです。

昨年のカナダのトロント国際映画祭、東京国際映画祭、
ギリシャのテッサロニキ国際映画祭でそれぞれ上映され、
上海国際映画祭ではアジア新人賞部門最優秀作品賞、
台北映画祭では審査員特別賞、メディア推薦賞、最優秀脚本賞、
最優秀新人賞、第45回金馬奨では最優秀オリジナル脚本賞、
第9回中国語映画メディア大賞の最優秀脚本賞を受賞しています。

映画館で予告編を観た時に、ちょっと気になっていた作品です。
台湾映画・・・とジャンル分けしていいものかわかりませんが、
これまでに台湾の映画を観たことがありませんでした。
トム・リン監督の作り出した色合いということもありますが、
懐かしい雰囲気があって、とても新鮮に思えた作品でした。
部活に打ち込むわけでもなく、屋上でお弁当を食べたり、
隠れてタバコを吸ったり、ビリヤードやトランプで遊んだり、
ビールを飲んだり、Hな雑誌を見たり、女の子やバイクにも興味深深・・・。
どこにでもいるちょっとワルぶっている仲のいい高校生たちが、
ある出来事をきっかけに、少しずつ亀裂が生じていきます。

7人の高校生を演じたキャストたちは、それぞれ個性があって、
「ROOKIES」ほど暴れはしませんが“不良”しています。
イェン役のリディアン・ヴォーンは台湾版“城田優”っぽく、
タン役のチャン・チエは役柄同様、とても誠実な好青年風です。
ヤオシン役のワン・ポーチエ、チーション役のチウ・イーチェンなど、
日本のイケメンTVドラマに出てきそうな若者たちが揃っていて、
それぞれが好演していて、スクリーンに惹きつけられました。

1997年に31歳の若さで交通事故により逝去した台湾の人気歌手
チャン・ユーシェンのヒット曲“我期待”がエンドクレジットで流れます。
とても優しさに溢れている素敵な曲で作品にピッタリでした。

8月29日より、全国順次ロードショー公開されています。
(東京では、シネマート新宿での上映はすでに終了していて、
ユーロスペース(渋谷)の上映も9月25日(金)まで です!)

「九月に降る風」 オフィシャルサイト

「九月に降る風」





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Last updated  Sep 22, 2009 10:21:16 PM
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