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2004.2~


テスト


Jun 1, 2010
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カテゴリ: 劇場で観た映画

ワイルドでパワフルな“ローラーゲーム”と出会い、それまでの殻を破って、
自らの意志で歩み始め、成長していく姿を描いたガールズ青春ストーリーです。

  “転んだ分だけ、強くなる。
   彼女はドレスを脱いで、傷だらけのスケート靴に履き替えた。”

原題は、“WHIP IT”。

≪ストーリー≫
テキサスの小さな田舎町に暮らす17歳の女子高生ブリス・キャヴェンダー。
美人コンテストで優勝することが娘の幸せにつながると信じる母親に
違和感を抱きながらも、言われるままにミスコン中心の退屈な日々を送っていた。
ある日、都会のオースティンに出掛けたブリスは、“ローラーゲーム”の存在を知り、
“女性らしさ”なんてお構いなしのワイルドなスポーツにすっかり魅了されてしまう。
そして、家族に内緒のまま、年齢を偽って入団テストを受けてみごと合格し、
チームの一員に迎えられ、年上の個性的なチームメイトたちの中でもまれながら、
意外にも、眠っていた才能を花開かせていくブリスだったのだが・・・。

≪スタッフ≫
監督はドリュー・バリモア、製作はバリー・メンデル、ドリュー・マリモア、
製作総指揮はピーター・ダグラス、ナンシー・ジュヴォネン、キルステン・スミス、
ネイサン・カヘイン、ジョー・ドレイク、クリス・ミラー、原作・脚本はショーナ・クロス、
撮影はロバート・イェーマン、プロダクションデザインはケヴィン・カヴァナー、
衣装デザインはキャサリン・マリー・トーマス、編集はディラン・ティチェナー、
音楽監修はランドール・ポスター。

≪キャスト≫
ブリスにエレン・ペイジ、母ブルックにマーシャ・ゲイ・ハーデン、
他にドリュー・バリモア、クリステン・ウィグ、ジュリエット・ルイス、
ジミー・ファロン、ダニエル・スターン、アンドリュー・ウィルソン、
イヴ、アリア・ショウカット、ゾーイ・ベル、ランドン・ピッグ、
アリ・グレイノール、ユーレイラ・シール、カルロ・アルバンなど。

ドリュー・バリモアの初監督作品、そして主演がエレン・ペイジだったので、
これは絶対に観に行かなくっちゃ! ・・・と楽しみにしていた作品です。
ドリュー自身、プロデューサー、そして出演も兼ねていて大活躍しています。

原題の“WHIP IT”は、“打ちのめせ” “倒せ”という意味になりますが、
ローラーゲームで相手を倒すことと主人公が自分の殻を打ち破るということを
重ねた意味合いで付けられたのではと思いました。
70年代前半に日本でも大流行した“ローラーゲーム”は、アメリカのTV番組名で、
他にも、“ローラージャム”というTV番組もあったそうです。
競技名として一般的なのは、“ローラーダービー”だそうです。
2000年代になってアメリカでは再ブームが巻き起こり、以前は男女混合でしたが、
新しく生まれ変わったローラーダービーの一番の特徴は、選手が女性ばかりということです。
メンバーはリングネームを持ち、超ミニスカートに網タイツなど、女性らしさアピールした
セクシーなユニホームで激しいバトルを繰り広げているそうです。
いかにも強そうな女性たちが活躍していますが、実は、昼間は小学校の先生や看護師だったり、
グラフィックデザイナーだったりと、真面目に仕事をしている、ごく普通の女性たちばかりです。
アメリカ(カナダを含む)に約80チームがあり、世界的には400チームもあるそうです。

ヘルメットをかぶり、肘や膝などにもちゃんとプロテクターをしているとはいえ、
突き飛ばされたり、殴られたりと、プロレスのような過激さも加わっています。
それ以前に、ローラースケートで滑って転ぶだけでもかなり痛そうです!(笑)
キャストたちは練習を積み、吹替えなしでローラーダービーをこなしていて、
劇中さながら、きっと本当にあちこちにアザを作りケガもしたのではと・・・。

ストーリーは、母親が望むミスコンへの道とはまったく異なるローラーゲームに目覚め、
親に嘘をついて試合に出場し、恋も経験し、自分の進む道を見つけるブリスを中心に描かれ、
もっとコメディ風かと思っていたのですが、とっても爽やかな青春ものになっていました。
でも、ところどころ笑わせてくれたり、ハチャメチャのシーンももちろんあります。

ブリスは、相手の気持ちを理解できる、とても思いやりのある優しい女の子です。
それがゆえに、母親自身が挫折した夢を叶えたい気持ちが痛いほどわかるだけに、
本当のことを言い出せず、決勝戦の日もミスコンに行くと言ってしまいますが、
初めて自分で見つけた熱中できるものを両親にも理解して欲しかった・・・。
そんなブリスの内面を描いたストーリーをドリューが見事に演出しています。
お気に入りの脚本だけに、自分も出演せずにいられなかったんでしょうね。(笑)

「X-MEN:ファイナル ディシジョン」やTVドラマ「リ・ジェネシス」でも
とても印象に残り、「JUNO/ジュノ」でその才能を開花させたエレン・ペイジは
今作では17歳の役でしたが、心優しき女の子ブリスをキュートに演じていました。
現在23歳となったエレンの次回公開作は、レオナルド・ディカプリオ主演、渡辺謙さん、
マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィッドらと共演の「インセプション」です。
クリストファー・ノーラン監督のSFサスペンスですごい映像になっていて期待大です!

ブリスのチームメンバーや相手チームのキャラクターもそれぞれ光っていて、
中でも悪役キャラのアイアン・メイビンに扮したジュリエット・ルイスが、
見事な“ワル”ぶりで、年の離れた新人ブリスを目の敵にしています!(笑)
予告編を観た時から、“あのジュリエット・ルイスが?”と驚いてはいたのですが、
思いっきり弾けて、役を楽しんでいたように見えました。
また、ブリスがチームに加わるきっかけを作り、ブリスのことを気にかけてくれる、
マギー・メイヘム役のクリステン・ウィグという女優さんが印象に残りました。
そして、言うまでもなく母親役のマーシャ・ゲイ・ハーデンは素晴らしいです!
ブリスのチームのコーチ、レイザーに扮したアンドリュー・ウィルソンは、
オーウェン&ルーク・ウィルソンの実のお兄さんなのですが、弟たち同様(?)、
何とも、まったり感のあるキャラクターで思わず苦笑いしてしまいました。
ブリスの恋人オリヴァー役のランドン・ピッグは今作が映画デビューとなり、
本業は役柄同様、ロック系のシンガーで、歌もルックスも評判がいいそうです。
うーん、どうも世間一般の評価とは意見の相違が・・・。(笑)
いい意味で、初のお芝居だっただけにとってもナチュラルでしたけどね。

ローラーゲームのシーンは年配の方には懐かしさく感じ、若い方たちには新鮮に映り、
家族、友達、仲間、恋人、いろいろな人との関わり合いが優しく描かれているので、
幅広い世代の方、また男女問わず楽しめる作品になっていると思います。

5月22日より、全国順次ロードショー公開されています。

「ローラーガールズ・ダイアリー」 オフィシャルサイト

「ローラーガールズ・ダイアリー」





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Last updated  Jun 2, 2010 12:57:37 AM
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