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2006年04月12日
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テーマ: ニュース(96858)
カテゴリ: ニュース
世の中は人々の考え方が進歩してきており、何千年も続いてきた男性優位の社会を改めて、男女平等を実現するために、わが国政府は男女共同参画社会の実現に向けてさまざまな取り組みを始めています。ところが、6日の東京新聞には次のような投書が掲載されました。筆者は37歳の男性ですが、次のように述べています;




 男性と女性では、明確に違うのですから、区別するのは当然です。また人類が、社会的、文化的に培ってきた男女の役割分担は、決して否定されるべきものではなく、人がよりよく生活していくために必要な尊重されるべき知恵なのです。

 ジェンダーフリーなどという、ゆがんだ思想が教育現場に入り込むことを許したことは政府の失政です。

 ただちに教育の正常化を図るため、教育現場からジェンダーフリー思想を一掃すべきです。男女の違いを明確化するとともに、児童生徒に対し、お互いの違いを認め合い、尊重し合うように教えるべきです。

 また、家庭や社会における、男女の役割は平等であることを認識した上で、男女の違いを重視し、結婚したら妻子を養う責任があるということを、また女子には、男性を支え、結婚したら家庭を守る責任があるということを、しっかりと教えるべきです。


2006年4月6日 東京新聞朝刊 11版S 5ページ「発言-男女の性差を尊重し合おう」から引用

この文章は、最初の出だしから事実誤認があると思います。「男女の性差を否定」したり「男女の役割の違い」を認めないことが「ジェンダーフリー」であると投書は主張しておりますが、それは根拠の無い主張であり恐らく「ジェンダーフリー」を誤解したか曲解しているかのどちらかであろうと思われます。また、生徒に対して「男女の性差を否定したり、役割の違いを認めない」教育を行っている学校は、わが国には存在しないはずで、あるなら紹介してほしいものです。
 また、「ジェンダーフリーなどという、ゆがんだ思想」という表現も、筆者の誤解または曲解に基づいていると思われるので、もし「ゆがんでいる」と主張するのであれば、その根拠を説明する必要があると思います。
 結局、この投書の主が言いたいのは「結婚したら妻子を養う責任があるということを、また女子には、男性を支え、結婚したら家庭を守る責任があるということを、しっかりと教えるべきです」ということのようで、特別おかしいとは思いませんが、考え方としては普遍性に欠けていると思います。こんな古い考えを持っている男性に近寄る女性は、年々減っているのではないでしょうか。世の中は多様性に富んでおり、一様ではないのですから、もう少し柔軟な考え方が求められます。






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最終更新日  2006年04月12日 22時53分45秒


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