フリーページ

2006年05月21日
XML
テーマ: ニュース(96861)
カテゴリ: ニュース
国民に考える時間を与えず、反対意見が出ないうちに教育基本法を改悪しようとする政府の姿勢を、「週刊金曜日」5月12日号は次のように報道しています;




 一方、文部科学省は、今国会に提出する法案を5件に絞り、教育基本法に集中する態勢を早々と取っていた。 同省は与党検討会にも関係者を毎回出席させており、三権分立の観点からも問題がある。

 国会の会期は6月18日までで審議時間の不足は否めない。与党はこれを特別委員会設置で切り抜けようとしている。常任委員会だと予備日を含めても週3日しか開けないが、特別委は毎日開けるからだ。

 法案提出に至るまでの経過は、徹底した密室協議だった。70回に渡る 与党検討会では、会議で配布された資料は終了後すべて回収され、検討会メンバーの手元にすら一切残されなかった という。当事者でさえ検討内容を正確には把握していないのだ。 4月28日の『産経新聞』に掲載された「改正推進」の全面広告が「密室協議反対」といわざるをえなかったのは皮肉だ。

 政府・与党は世論も意識している。この間、 与党幹部などは教育をめぐる困難や問題が、すべて教育基本法に起因するかのような言説が繰り返されている。その内容が馬鹿げていようと、国民の多数が現行教育基本法の内容を知らない現実のもとでは、これらの言説は賛成の世論形成を促進するだろう。

 教育基本法「改正」の一方で教科書の特殊指定が廃止されようとしている。もし実現すれば、教科書の種類が減り、教科書内容への国家統制は、いっそう容易になるだろう。教育基本法「改正」と教科書統制の強化を許せば、教育の「国家の事業」への転換は急速に促進されるだろう。


2006年5月12日「週刊金曜日」605号 5ページ「教基法改悪、急ピッチ 国家統制の強化企む政府」から引用

このように、文部科学省は与党の法案検討会に職員を立ち会わせたり、与党はまた検討会で使用した資料を回収するとか、よっぽど国民には知られたくない悪質な内容があるとしか考えられません。あの『産経新聞』ですら「改正推進」の広告を出しながら、その広告の中で「密室協議反対」と言わざるを得なかったということですから、よっぽどのことと思います。この教育基本法改悪を許すならば、私たちの社会は戦前のファシズム体制再現に一歩踏み出すことになると思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年05月21日 12時23分51秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

コメント新着

捨てハン @ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: