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2006年05月22日
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テーマ: ニュース(96863)
カテゴリ: ニュース
最近の小泉内閣の動向について、12日の東京新聞コラム「筆洗」は次のように書いています;




 実際に埋められるのは珊瑚(さんご)の海だが、これを妥協と呼ぶのは酷だろうか。米軍再編で在沖海兵隊八千人のグアム移転を絡められ、地元名護市はすでに二本のV字形滑走路案に合意している。

 知事はせめて普天間の危険性を早急に取り除く暫定ヘリポートを辺野古に設ける案を主張したが同意は得られていない。安全保障や外交を国の専権事項として基地周辺住民の意向を黙殺する小泉内閣の姿勢は崩れない。

 靖国参拝問題でこじれた中国、韓国との歴史認識問題でも、一歩も譲らない首相は、経済同友会の参拝に再考を求める提言に「商売のことを考えて行ってくれるなという声」ときめつけ「それと政治は別」と退けた。

 企業の海外経済活動を「商売のこと」とは、言いも言ったりだが、 国連のアナン事務総長がアジア歴訪前に邦人記者らと会見、「歴史認識をめぐる対立の克服」を要請した。この事務総長の提言に、首相はなんと答える。

 小泉後継争いでは、靖国参拝問題でも首相発言を踏襲する安倍官房長官に対し、同じ森派の福田元官房長官が、中韓との和解を前面に出して出馬の構えを示し、現在訪米中だ。米国側も福田氏を有力候補と見てか、ライス国務長官が会談に応じる異例の厚遇。安保と靖国を軸に後継争いも、風雲急を告げる。


2006年5月12日 東京新聞朝刊 12版 1ページ「筆洗」から引用

安倍晋三氏には、政治家としての見識が感じられません。やたら朝鮮や中国に対して強硬な発言をして見せて、受けを狙ういわゆるポピュリストであって、我が国が将来の国際社会にどう存在すべきかというビジョンを持ち合わせていないように見えます。その点、同じ世襲議員でありながら、福田康夫氏の場合は、行き詰まっている東アジア外交をなんとかしなければならないという明確な問題意識があり、頼りになる政治家という印象があります。






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最終更新日  2006年05月22日 21時16分55秒


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