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2018年08月30日
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テーマ: ニュース(96853)
カテゴリ: ニュース
無名の公立高校が甲子園大会を勝ち進んで遂に決勝戦に挑んだ今年の高校野球について、文芸評論家の斎藤美奈子氏は22日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


「#平成最後の百姓一揆」 というハッシュタグが飛びかっていた。むろん金足農業高校の話。新聞やテレビは「百姓」という語を避けたいかもしれないが、大丈夫よね、四字熟語の「百姓一揆」は歴史用語ですから。

 滞在費の不足分を補うための寄付金を呼びかけて「金足りん農業」などといわれながらも、金農ナインが義民に思えてしまうのは、私立の強豪校が全国の有力選手を結集させた「武将の軍団」に見えるからだろう。

 出身中学の所在地で比べると、西東京代表の日大三高の場合、ベンチ入りした18人のうち都内の中学出身者は6人で、ほかは関東一円から集めた精鋭チーム。大阪桐蔭の場合、大阪府の中学出身者は5人で、ほかは関西をはじめとする全国の強者を集めたエリート集団だ。中学日本代表選手やU18日本代表選手もごろごろいるし、もちろんみんなリトルシニア(中学生の硬式野球チーム)の出身者だ。関ケ原合戦に結集した武将と同じ。そりゃ強いよ。

 一方の金農は全員秋田出身で、シニアと軟式野球の経験者が少しだけいる程度。 鎧兜で武装した武士階級に竹槍チームが挑んだ、まさに一揆の体だった。 なんて話はしかし、今日の朝刊には溢れているだろうからもうやめる。難攻不落の大阪城は落とせなかったが江戸城は陥落させた。爽快だったよ。
(文芸評論家)


2018年8月22日 東京新聞朝刊 11版 23ページ 「本音のコラム-百姓一揆」から引用

 甲子園大会の秋田県代表はかつて13年間初戦敗退を続けたため、県としても対策が必要と考え、県内の高校野球を指導する立場の先生たちを対象にスポーツの専門家の講演会や勉強会を行なってきたという報道もあり、金足農業高校の活躍は今年の猛暑の中に一服の清涼剤だったと思います。しかし、いくら競技とは言え、一人の投手に過剰な負担を負わせるのは少し考えた方がいいのではないかという気もします。





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最終更新日  2018年08月30日 01時00分05秒


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