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ウィシュマさんはDV被害を訴えながら保護ではなく長期収容され、飢餓状態になるほど体調が悪化しながら点滴1本打たれないまま3月に亡くなった。
遺族代理人の駒井知会弁護士は 司法判断を介さず、無期限に収容できる現状は国連恣意(しい)的拘禁作業部会から国際法違反と批判されている ことを強調。「適切な医療を受けさせるのも虐待しないのも当たり前。国際法さえ守っていれば死なずに済んだ。ウィシュマさんを最後の犠牲者にすることが悲しい死を無駄にしない唯一の道だ」と訴えた。
入管施設では2007年以降、17人が亡くなっている。日本に残ることを諦めさせるため、被収容者への非人道的な扱いが横行していると指摘されてきた。
19年6月にナイジェリア人男性が餓死した大村入管センター(長崎県)で支援活動を続ける柚之原寛史牧師は「人の安全も健康の管理もできず、責任の所在も明確でないまま命が次々と失われている。 入管内にある異常な闇の世界を解体しなければいけない 」と根本から見直すよう求めた。
(石橋学)
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