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2023年01月13日
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テーマ: ニュース(96858)
カテゴリ: ニュース
内閣が閣議決定すればそれで国家の意志が決まるかのようなメディアの報道を鵜呑みにしたかのような社会の風潮に対し、作家の中村文則氏は12月25日の「しんぶん赤旗」で、次のように警鐘を鳴らしている;




 そもそも日本は政治面でも軍事面でもアメリカいいなりです。敵基地攻撃がなされるとしたら、水面下のアメリカの命令でおこなわれることになります。

相手が攻撃に「着手」した時点で攻撃するのは先制攻撃です。 何をもって相手国からの攻撃の「着手」とするかは日本に知る能力がないのでアメリカの情報による。そのアメリカは、「大量破壊兵器がある」という理由で強引にイラク戦争を開始しました。実際には大量破壊兵器がなかったのに。 このままでは、アメリカの対中政策の軍事的なコマとして使われることになります。

 現実の戦争は、相手に先制攻撃をさせることも戦略のうちです。先制攻撃への反撃なら国際世論を味方にできるし自国民も団結する。 「敵基地攻撃」は、相手に全面戦争への口実を与えるだけです。 相手は反撃のため、核兵器の使用でも何でもすることができてしまいます。

日本はこれまで、アメリカの軍事行動には憲法や世論をたてに直接は参加してきませんでした。 今回の岸田政権の「決断」はアメリカの戦争に参加する道を開く亡国の決断です。歴代政権の決断のなかでも、国の滅亡に直結するトップクラスの愚かな決断です。

 相手が攻撃に着手した時点でこちらから攻撃できるとした敵基地攻撃能力保有の問題点を、はっきり報道していないメディアもある。 問題をぼやかすことで、政権を援護しているのでしょう。

 日本は本当に危険な局面に入ってしまいました。アメリカの戦争に巻き込まれないための巧みな外交が必要ですが、今の政権では無理です。

 今回の「安保3文書」が閣議決定されて終わりではなく、本当にこれでいいのか、日本がアメリカの戦争に巻き込まれていいのかと、問題にし続けることが必要です。
<聞き手・金子徹記者>


2022年12月25日 「しんぶん赤旗」 日曜版 3ページ 「大軍拡・大増税NO-閣議決定 終わり ではない」から引用

 歴代の自民党政権でも、一昔前まではアメリカから「自衛隊を世界の紛争地に派遣しろ」と要求されても「憲法9条があるから、それはできない」「世論が反対しているから出来ない」と断ることができました。それは政権担当者に曲がりなりにも戦争体験があり、二度と戦争をしてはならないとの「覚悟」があったからだと思います。それが、戦後77年も経って世襲の政治家が3代目ともなると、ろくに勉強もしないで漢字も読めないのに、親の七光りで安易に政治家になると、政権維持だけが「目的」で、国民の暮らしなどまったく眼中にないため、選挙と言えばカルト集団を頼り、アメリカが武器を買えと言えば「防衛予算倍増」を閣議決定するという体たらくです。「敵基地攻撃能力」は憲法違反であるという声を上げる必要があると思います。





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最終更新日  2023年01月13日 01時00分06秒


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