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2023年04月08日
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テーマ: ニュース(96857)
カテゴリ: ニュース
宗教団体を装って反社会的な活動を続ける統一教会に対し文部科学省が度々質問権を行使して回答をさせていることについて、元文科事務次官の前川喜平氏は3月26日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


虚偽回答をしても10万円以下の過料で済んでしまう。虚偽回答に刑事罰が与えられる国税調査などとは雲泥の差だ。 伝家の宝刀どころか大根も切れない竹光なのだ。

 最初の質問権行使は昨年11月22日。12月9日に段ボール8箱分の回答文書が届いた。2回目の回答は小型段ボール12箱分、3回目は小型段ボール2箱分、4回目はレターバック1通分だった。文科省は解散命令請求の可否を判断するため「統一教会」による不法行為の組織性・悪質性・継続性の立証を進めているというが、回答文書中にその「立証」を見いだすことはまず不可能だ。 彼らが自分たちに不利な回答をするはずがない。何百回質問しても同じことだ。

 「統一教会」の不法行為は数々の判決で事実認定されている。それらを根拠に即刻解散命令の請求を行うべきなのだ。何度も質問を繰り返しているのは政治的な時間稼ぎ以外の何物でもない。

 「統一教会」が自民党に懸命な裏工作をしていることは想像に難くない。岸田首相は国民世論と党内世論を天秤に掛けているのだろう。 国民の関心が薄れたころ「請求を断念」のベタ記事が出るのではないか。 (現代教育行政研究会代表)


2023年3月26日 東京新聞朝刊 11版 19ページ 「本音のコラム-質問権行使という時間稼ぎ」から引用

 安倍元首相銃撃事件の後、統一教会がいまだに反社会的な活動で資金集めを行なっていることが問題になり、文部科学省が教会に対して質問権を行使する意向を表明したとき、メディアは「ついに政府が本腰を入れて統一教会の反社会的な活動を調べることになった」というような、取り上げ方をして、これで世の中の正義が実現するとでも言うような勢いであったが、しかし、冷静に考えてみれば、別に政府が質問権を行使したからと言って、統一教会だって馬鹿ではないのだから、自ら進んで自分を不利にするような「回答」をするわけがありません。自民党にしてみれば、政治献金はしてくれるし選挙協力も無償でやってくれる、これほどありがたい組織はないわけで、反社会的な活動をしているなどということは見ても見ないふりをして、やがてほとぼりが冷めた頃に、「請求を断念」というベタ記事が出て幕引きになる公算は大きいと思います。普通であれば、もしそうなった場合は新聞やテレビが「おかしいじゃないか」と取り上げるはずですが、近年のメディアは「政府の広報機関」として活動するほうが得策と考えているらしいので、ここに来て急に正義感を発揮するとは考えられません。





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最終更新日  2023年04月08日 01時00分06秒


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