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◆首相が「玉串料」
自民党の鈴木俊一幹事長ら党幹部らも参拝。「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の自民、維新、国民民主、参政、みらいの国会議員ら89人も集団で参拝しました。高市早苗首相は参拝を見送りましたが、鈴木幹事長を通じ、党総裁として「玉串料」を奉納。全国戦没者追悼式に出席する直前、日本武道館駐車場から靖国神社の方角に遥拝(ようはい)しました。
日本共産党の小池晃書記局長は17日の記者会見で「靖国神社はかつての侵略戦争に国民を動員する精神的支柱とされた神社であり、正しい戦争だったと主張する特別な組織だ。その靖国神社に幹部がそろって参拝したことは、自民党として侵略戦争を肯定するという意思表示になる」と厳しく批判しました。
◇ ◆ ◇
高市首相は、終戦記念日の全国戦没者追悼式(15日)の式辞で先の大戦に対する「反省」や「検証」の言葉を使いませんでした。さらに安倍晋三元首相を含めて歴代首相が使っていた「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」を「繰り返させない」に変更しました。
高市氏は1995年3月の国会質疑で、侵略への反省を表明した衆院の戦後50年決議について「私自身は、当事者とは言えない世代ですから、反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもない」と言い放っていました。
小池氏は会見で「高市首相に侵略戦争と植民地支配に対する反省のかけらもないことが示された」と指摘しました。また、歴代首相が「繰り返さない」としてきたのは、政府として二度と侵略戦争を繰り返さないという主体的な意思表示、決意表明だったと強調。高市首相が使った「繰り返させない」とは、戦争を強いられたかのような表現だと指摘し、「高市首相は日本が過去の戦争を主体的に行ったという歴史認識を持っておらず、日本が余儀なくされた戦争であるというような非常にゆがんだ歴史観を持っているのではないか。歴史的認識がなく無反省な人物にこの国のかじ取りを任せるわけにはいかない」と強調しました。
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