
世界の武装ゲリラがトヨタを愛する理由
【TopGear】 ハイラックスをぶっ壊せ!1/2
=Click!!!⇒→ http://www.dailymotion.com/video/xldhou#user_search=1
数年前、アフガニスタンでアメリカ軍と武装勢力の戦闘が激化し始めた頃、アメリカの対ゲリラ戦専門家デービッド・キルカランは、新しい模様のタトゥーを彫ったゲリラ兵がいることに気付いた。それは、イスラム原理主義組織タリバンを象徴するものでもなく、アフガニスタンを象徴するものですらない。そのタトゥーは、カナダ国旗のカエデの葉を描いたものだった。
不思議に思って調べてみると、場違いなカエデの葉は、アフガニスタンと世界中のゲリラ戦で極めて重要な役割を果たしている(とキルカランが見な す)「武器」と関係があると判明したと言う。その武器とは、軽量で極めて頑丈なトヨタのピックアップトラック、ハイラックスである。
「ハイラックスは、特にアフガニスタンで絶大な評価を受けている」と、キルカランは言う。そのためコピー商品が大量に市場に出回ったが、それを入手した武装勢力は品質の面で失望させられた。その後、「カナダ政府の提供した本物のハイラックスがアフガニスタンに入ってきた」と、キルカランは説明する。「その車体の後ろには、小さな カナダ国旗が描かれていた。カナダ国旗の付いたハイラックスは非常に性能が良かったので......そのうちに、アフガニスタン全土でカナダ国旗が高品質 のシンボルになった。こうして、ゲリラ兵たちがカエデの葉のタトゥーを入れ始めた」
ハイラックスを愛用しているのは、アフガニスタンのゲリラだけではない。「世界中の至る所で用いられている」と、新米安全保障研究センターの研究 員で元米陸軍特殊部隊員のアンドルー・エグザムは指摘する。「世界の武装ゲリラの間で広く用いられている自動小銃のAK47の車両版と言ってもいい」
世界のゲリラ戦の歴史を写真で振り返ると、この車が紛争地帯でいかによく用いられているかがよく分かる。最初に写真に登場するのは60年代後半。 新しいところでは、パキスタンの武装勢力がハイラックスに乗って銃を高く掲げている2000年の写真や、約20人のスーダンのゲリラが荷台で武器を掲げて いる04年の写真がある。ソマリアの海賊が首都モガディシオでハイラックスに乗って、銃を振り回している写真もある。
これはあくまでも一部の例にすぎない。ニカラグア、エチオピア、ルワンダ、リベリア、コンゴ民主共和国、レバノン、イエメン、イラク...... さまざまな紛争地帯で撮影された写真にハイラックスが写っている。一部地域ではアメリカの特殊部隊も、ハイラックスの大型版であるトヨタ・タコマに乗って いる。
【TopGear】 ハイラックスをぶっ壊せ!2/2
=Click!!!⇒→ http://www.dailymotion.com/video/xldhmv_topgear-%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%92%E3%81%B6%E3%81%A3%E5%A3%8A%E3%81%9B-2-2_auto
「不死身」のハイラックス
タリバンの最高指導者ムハマド・オマルはゼネラル・モーターズ(GM)のシボレー・サバーバンを、国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビ ンラディンはトヨタ・ランドクルーザーを愛用していたとされるが、01年のニューヨーク・タイムズ紙によれば、アルカイダ幹部のほとんどはハイラックスで 移動していたらしい。
「(今でも)パキスタンでハイラックスを見れば、アルカイダが乗っていると疑う1つの材料になる」と、キルカランは言う。「アルカイダは後部座席があるモデルを使う。このタイプであれば、後部座席に人間と物資をのせ、荷台に重火器を搭載できるからだ」
戦場でハイラックスがあまりに目立ったために、この車にちなんだ通称で呼ばれている戦争まである。80年代のチャド内戦は、政府軍と反政府軍の双方がハイラックスの改造車を多用したことから「トヨタ戦争」と呼ばれた。
これほどまでにハイラックスが武装ゲリラに重宝されるのは、「戦闘力を何倍にも増やせる」からだと、英ウェールズ大学アベリストウィス校のアラス テア・フィンラン研究員(戦略研究)は言う。「スピードが出せるし、機動性も高い。50口径の機関銃を荷台に設置すれば破壊力も強い。兵士の防弾 チョッキを軽く破壊し、軽装甲車両であれば車体も撃ち抜ける」。軽装備の特殊部隊にとっては極めて危険な武器だと、フィンランは指摘する。
その性能を実証したのが、03年にBBCテレビの番組『トップギア』で放映された耐久実験だ=上記動画=。この番組では、走行距離30万キロ余りの1988年 モデルの中古のハイラックスを購入。それを木に衝突させ、5時間にわたり海中に沈め、高さ3mから落下させ、キャンピングカーを上から落とし、プレ ハブ小屋に突っ込ませ、ビル破壊用の鉄球を打ち付け、火を放った。その上で、ビルの屋上に載せて、そのビルを爆破破壊した。その後、瓦礫の中から掘り起こしたハイラックスは、部品交換なしでまた走り出した。修理に要したのは、ハンマーとレンチ、さび止めスプレーだけだった。
自動車のデザインを行うトヨタのアメリカ子会社キャルティ・デザイン・リサーチのケビン・ハンター社長によれば、ハイラック スは「レクリエーション用の車、つまり利用者が楽しむ道具として開発された。車高が高いので、オフロードでの使用にも適している」。ハイラックスは一貫して、フレームとボディーを別々に造る設計を採用し続けていると、ハンターは言う。「最近はフレームとボディーが一体型の自動車が主流だが、それよりずっと壊れにくい......走行距離が30万キロや40万キロを超えても乗り続けている人もいる」
しかし、なぜハイラックスがゲリラに人気があるのかは分からないと、ハンターは言う。ほかのメーカーのピックアップトラックの中にも、フレームとボディーを別々に造る設計のものはたくさんある。
恐怖支配の理想的な装置
イラクとアフガニスタンの両方でハイラックスを使用しているゲリラと戦った経験を持つ元イギリス軍特殊部隊員(現在も対ゲリラ戦の助言を行ってい ることを理由に匿名を希望)に言わせれば、「(ハイラックスが)愛用される理由は至って単純」だという。「スピードが出せて、故障せず、荷台に重火器を載 せられる頑丈な車両の価値は極めて大きい」
中東の紛争地帯を見てきたエグザムによれば、既にゲリラの間で多く用いられているという事実がハイラックスの地位をさらに確かなものにしている。「みんなが使っているので、交換部品が手に入りやすく、どこの整備士も修理の仕方が分かっている」
前出の01年のニューヨーク・タイムズ紙の記事によれば、タリバンがアフガニスタンを統治していた頃、ハイラックスとランドクルーザーは「タリバンが人々を脅して、言うことを聞かせるための理想的な装置だった」。
タリバンがハイラックスで辺りを走り回り、「足首の肌を見せている女性がいれば、飛び降りて殴り、ひげが短い男性がいれば、輸送用コンテナに閉じ 込めて、所定の長さにひげが伸びるまで3週間監禁した。姦通を行った疑いや神を冒涜した疑いを掛けられた人物を車で引きずって、処刑場のサッカースタジア ムまで連行することもあった」と、この記事は書いている。
キルカランによれば、カエデの葉のマークが付いたハイラックスの中には、タリバンの手に渡ったものもあるはずだという。悪夢の歴史がピックアップトラックに乗ってアフガニスタンに戻ってこないことを願いたい。
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
【 Breathtaking Northern Lights – Alaska
】
クリック!!!⇒→ https://www.youtube.com/watch?v=XjVwA1UKBzA
----------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/
】
【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp
】
【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon
】
PR
Category
Free Space
Calendar